学問修行2018年8月24日(金)
日本国民の未来は日米地位協定を捨てることから
「小川和久・静岡県立大特任教授(安全保障)の話
CV22配備によって特殊部隊の投入能力が上がり、中国が台湾や尖閣諸島に手を出すのをためらわせ、抑止力は劇的に向上する。配備の力点は7割がこうした南西の有事、残る3割が朝鮮半島だろう。訓練予定地には北朝鮮の山岳地形に似たところもある。特殊作戦を行うため、低空飛行や夜間飛行の訓練は欠かせない。ただ、市街地上空でやるわけではない。訓練を重ねることで安全性が高まると考えるべきだ。事故率は目安に過ぎず、特別に危険な機体ではない。
佐藤学・沖縄国際大教授(政治学)の話
オスプレイがいかに安全か、首都上空を飛んでも大丈夫という宣伝効果を狙った政治的な配備で、日本にオスプレイをもっと買えというメッセージだ。仮に事故が起きても日本側は原因を検証できず、飛行を停止させることもできない。日米地位協定は沖縄の問題にされてきたが、当然、日本全体の問題だ。6月にF15戦闘機が那覇市沖に墜落した際、米空軍はわずか2日後に飛行を再開した。安倍首相はそれを問題視しなかった。日米関係の現状はおかしいと気づかなければならない。」
日本国民の未来は日米地位協定を捨てることから
「小川和久・静岡県立大特任教授(安全保障)の話
CV22配備によって特殊部隊の投入能力が上がり、中国が台湾や尖閣諸島に手を出すのをためらわせ、抑止力は劇的に向上する。配備の力点は7割がこうした南西の有事、残る3割が朝鮮半島だろう。訓練予定地には北朝鮮の山岳地形に似たところもある。特殊作戦を行うため、低空飛行や夜間飛行の訓練は欠かせない。ただ、市街地上空でやるわけではない。訓練を重ねることで安全性が高まると考えるべきだ。事故率は目安に過ぎず、特別に危険な機体ではない。
佐藤学・沖縄国際大教授(政治学)の話
オスプレイがいかに安全か、首都上空を飛んでも大丈夫という宣伝効果を狙った政治的な配備で、日本にオスプレイをもっと買えというメッセージだ。仮に事故が起きても日本側は原因を検証できず、飛行を停止させることもできない。日米地位協定は沖縄の問題にされてきたが、当然、日本全体の問題だ。6月にF15戦闘機が那覇市沖に墜落した際、米空軍はわずか2日後に飛行を再開した。安倍首相はそれを問題視しなかった。日米関係の現状はおかしいと気づかなければならない。」