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ご案内:風間虹樹〈焔いのち〉/芦屋市展

2019年10月27日 23時36分48秒 | 風間虹樹のいのち絵画作品群
ご案内:風間虹樹〈焔いのち〉/芦屋市展

 風間虹樹が2019年9月に製作した、いのち絵画〈焔いのち〉は、第65回芦屋市展に応募していたところ、芦屋ライオンズクラブ賞をいただきました。
 下記要領の第65回芦屋市展/芦屋市立美術博物館にて、ありがたや、2019年10月8日(火)から11月24日(日)の間の、7+5+6+7+5+6+6=42日間、展示されます。どなた様も入場無料です。
 皆様、どうぞご楽覧あそばせませ。







 


 

 
 
 





 


































絵画物体名 兼 題名:焔いのち
object name and also title of the picture : flame lives (of Life)
絵画製作者 picture maker/producer:風間 虹樹 KAZAMA nijiki
製作年月 produced date:2019年9月 September 2019
大きさ size dimension:146x112cm[F80縦掛け]x3cm
いのち絵画の技法 techniques used for the life picture:
  泡泡塊技法 clumped (or massive) foam-bubble technique、曜変技法 Yohen technique。
鍵語句文:#いのち絵画、#泡泡塊技法、#曜変技法、
     #あらゆるものは他のあらゆるものにつながっている、#システム的取り組み。
     #LifePicture, #ClumpedFoambubbleTechnique, #YohenTechnique,
      #EverythingIsConnectedToEverythingElse, #SystemicApproach.

この絵画の観どころ viewing points of the picture
・紅色と金色の動的統一多面体または一多化5面絵画体 dynamically universified 5-faced pictural object。
 塊的と線的な泡泡[既製品のスチロール糊をそのまま使いました。後に、小さな泡泡が勝手に多数発生します。]が、赤色または紅色に金色の曜変技法によって、【自然的に】相互作用した結果の、5面絵画の視覚的味わい。
  ↑【風間虹樹のFacebookに、正面絵画と2つの側面絵画の静止画像と動画像を掲載しました。】
 #ClumpedDistributionOfColors, #LinearDistributionOfColors, #NaturallyInteractedColors

 照明状況が固定された場合でも、視る角度によって、現われが異なります。とりわけ、油絵具の金色が、視る角度で強く現われたり、ほとんど隠れたりする。その移り変わる有様をお楽しみください。
 ここに掲載した光写術平画像 flat pictorial mage by photography では、金色がうまく写っていません。
 この絵画物体は、床置きにして、360度x90度の視覚度の観覧をしてもらうのが良いです。その場合、金色模様がほどよく現前 present して[再現前 representation ではありません。絵画展覧は、その都度が一期一会です。]、美しく妖しく変移・変異します。上方からの照明と、その絵画表面の反射角度によるあなたの眼への入力によって、あなたは主体的に受け取ることができます。これが最良の観覧方法でしょう。

 絵画体験を伝えることは、不可能です。あなた自身の感性でのご観覧を体験してくださいませ。
 このことに関連していますが、芦屋市展の目録の反対面に、【平面部門】の【審査員寸評】として、
 「
  情報としての画像はあいまいな虚像にすぎず、
  実作を前に直接対峙しないと体験できないところに、美術作品の存在意義がある。
    〔略〕
  実見しないとわからない作品が今回の応募作に際立っていた。
    〔略〕
  芦屋ライオンズクラブ賞を受賞した風間虹樹さんの〔、〕
  画面に深度をたたえる『焔いのち』は、
  物質感のあるマチエールの妙なくして味わうことができないだろう。

と、今井祝雄さんの審査員寸評をいただきました。
 範例 paradigma として取り上げていただき、光栄です。

5面絵画
 F100で作って、その麻画布を切り取り、F80の木枠に裏留めして、5面絵画としたものです。
 ニューヨーク・アートシーン ロスコ、ウォーホルから草間彌生、バスキアまで ー滋賀県立近代美術館コレクションを中心に/和歌山県立近代美術館では、マーク ロスコ Mark Rothko の作品が3点隣接して鑑賞できるようになっていて、大変貴重な絵画体験ができました。3点とも、側面は正面絵画から続いた色模様となっていました。すなわち、5面絵画でした。

製作手順の概要
 1.曜変がけするまえに、200mlスチロールのり(タケダ製)の容器を蓋を外して、その8mm直径の穴から線状に自由テキトーに画面に、スチロール糊を配置する[線描 drawing]。8mm直径の穴としている白い内蓋またはパッキンを外して、18mm直径の穴から画面近くから面塗り painting する。また、太幅線描を行なう。   2.乾燥後に曜変がけを敢行する。   3.頃合いを見計らって、新聞紙で油を吸い取る。超吸収キッチンペーバーで、ポンポンと律動的に叩いて油を吸い取りつつ、赤色と金色を全体画面との関係を見計らいながら、それぞれなりに輝かせる。

☆☆☆ 第65回芦屋市展 ☆☆☆☆
【会期】:2019年10月8日(火)~14日(月祝)、
         10月16日(水)~20日(日)、
         10月22日(火祝)~27日(日)、
         10月29日(火)~11月4日(月振替休日)、
         11月6日(水)~10日(日)、
         11月12日(火)~17日(日)、
         11月19日(火)~24日(日)。
 あるいは、2019年10月8日(火)~11月24日(日)、月曜日休館、
      (ただし、10月14日(月・祝)と11月4日(月・振休)は開館し、翌日休館)。
【時間】:午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)、
      最終日は、午後4時30分まで(入館は午後4時まで)。
【会場】:芦屋市立美術博物館
      兵庫県芦屋市伊勢町12-25
     ・阪神芦屋駅から南南東へ、徒歩約15分
【入場料]:どなたも、無料。
【講評会】 平面:11月10日(日) 午後3時〜4時。  [風間虹樹は参加予定です。]