生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

Zero BookJ-[F]

2010年05月31日 22時22分29秒 | 生命生物生活哲学
2010年5月31日-3
Zero BookJ-[F]

[F]〔順不同〕
Finke, R.A., Ward, T.B. & Smith, S.M. 1992.(小橋康章訳,1999)創造的認知:実験で探るクリエイティブな発想のメカニズム.xii+242pp.森北出版.[B990907, y3,400]

フィギー,H.E., Jr. 1992.(竹村健一訳,1994)かくてドルは紙クズとなる:アメリカ経済・破産の構造.273pp.クレスト社.[B20020331, y1,941, ?y500*]

フレーゲ,ゴットロープ.ほか.坂本百大(編)(土屋 俊ほか訳,1986.10)現代哲学基本論文集〈1〉.勁草書房.[双書プロブレーマタ] [y2,730] [B990125] [S項へ]

フレーゲ,G. (黒田亘・野本和幸編 1999.9).フレーゲ著作集4:哲学論集.iv+358pp.勁草書房.[ISBN 9784326148233 / 4,600円+] [B991012]

フランクル,P. 1997. ピーター流らくらく学習術.vii+186pp.岩波書店.[B990723, y700]

フックウェイ,C. (浜野 研三訳,1998)クワイン:言語・経験・実在.xix+404+xiipp.勁草書房.[B991009, y4,000]

フリス,H.J. & カラビー,J.H. 1969.(白石 哲訳,1974) カンガルー.288pp.思索社.[y1200]

フーコー,M.1966.(渡辺一民・佐々木 明訳,1974) 言葉と物?人文科学の考古学?.413+61pp.新潮社.[B980831, y4220]

フーコー,M.1969.(中村雄二郎訳,1995) 知の考古学.360+viiipp.河出書房新社.[B980907, y3500]

ファーブル,J.H.*.(山田吉彦訳,1953) ファーブルの昆虫記上-岩波少年文庫.342pp.岩波書店.[y620]

ファーブル,J.H.*.(山田吉彦訳,1953) ファーブルの昆虫記下-岩波少年文庫.283pp+13.岩波書店.[y570]

ファーンハム,A.F.1988.(田奈名 忍・田奈名美雪,1992) しろうと理論:日常性の社会心理学.vii+290pp.北大路書房.[W980513, y3196]

ファイグル,H.(伊藤笏康・荻野弘之訳,1989) こころともの.217pp.勁草書房.

ファイヤアーベント.1982.村上陽一郎・村上公子 自由人のための知.333+9pp.新曜社.[B001030, y2,000+450]

ファイヤアーベント,P.1994.(村上陽一郎訳,1997) 哲学、女、唄、そして:ファイヤアーベント自伝.産業図書.[B980714, y2600]

ファイヤアーベント,P.K.1975.(村上陽一郎・渡辺 博訳,1981) 方法への挑戦-科学的創造と知のアナーキズム.x+438+13pp.新曜社.[y2900]

ファイヤアーベント,P.K.1989.(村上陽一郎訳,1993) 知とは何か:三つの対話.304pp.新曜社.[B000830, y1,900]

ファインマン,R.P.1998.(大貫昌子訳,1998) 科学は不確かだ!.165pp.岩波書店.[W990318, y1600]

フィッツェンマイヤー,E.W.1939.(三保 元訳,1971) シベリアのマンモス.394pp.法政大学出版局.[y980]

フィッシャー,J. ほか.1973.(川田 殖ら,1987) プラトン主義の多面体.203pp.平凡社.[y1600]

フィンドレー,ロジャー・W. & ファーバー・ダニエル・A. 1983.(稲田仁士訳,1992) アメリカ環境法-アメリカ・ビジネス法シリーズ2.246pp.木鐸社.[y4000]

フィンスター,R.& ファン・デン・ホイフェル,G.1990.(向井 久ほか訳,1996) ライプニッツ:その思想と生涯.269+24pp.シュプリンガー・フェアラーク東京.[W981130, y2885]

フェイギンソン,H.*.1955.(亀井健三訳,1962) 遺伝学の根本問題-モスクワ大学教科書.323pp.たたら書房.[y2500]

フェリ,L.1992.(加藤宏幸,1994) エコロジーの新秩序.vi+268pp.法政大学出版局.[W950331, y2884]

フォーダー,J.・ルポア,A.19**.(柴田正良訳,1997.8) 意味の全体論.428pp.産業図書.[B990611, y4200]

フォックス,M.W.1974.(今泉吉晴訳,1990) 行動学の可能性-動物とヒトの行動.164pp.思索社.[Concepts in ethology. y2000]

フォックス,S.1988.(松野孝一郎訳,1989) 生命の出現と分子選択.xii+322pp.東京図書.[y2800]

フォレット,M.P.1941.(米田清貴・三戸 公訳,1997) 組織行動の原理(新装版).***pp.未来社.[B981016, y4800]

フオレル,A. *.(椎名其二訳,1925) 蟻の世界(創成の巻).276pp.叢文閣.[y1]

フリードランダー,マイケル・W. 1997.(田中嘉津夫・久保田裕訳 1997.4)きわどい科学.387+xvii pp.白揚社.[B970807, y2,800]

フリーランド,シンシア.2001.(藤原えりみ訳,2007) でも、これがアートなの?:芸術理論入門.275pp.ブリュッケ[発売:星雲社].[BT20090111, Rh20090120, y2800円+]

フリッシュ,K.V.1950.(内田 享訳,1970) ミツバチの不思議.vii+156pp+6.法政大学出版局.[y650]

フレーザー,J.T.1982.(道家達将・山崎正勝監訳,1984) 自然界における五つの時間.249+2+15pp.講談社.[y2200]

フロム,E.1956.(懸田克躬訳,1959) 愛するということ.ii+192pp.紀伊國屋書店.[y700]

フロム,E.1964.(鈴木重吉訳,1965) 悪について.209pp.紀伊國屋書店.[y700]

フラー,R.B.19**.(東野芳明訳,1985) 『宇宙船地球号』操縦マニュアル.256pp.西北社.[Oc, y1500]

フランケル,O.H.・ソレー,M.E.1981.(三菱総合研究所監訳,1982) 遺伝子資源-種の保全と進化.10+404pp.家の光協会.[Conservation and Evolution.Cambridge University Press.] [y2500]

シャトレ,フランソワ(編).19**.(中村雄二郎監訳,1975.9)二十世紀の哲学 8.386+xxxxpp.白水社.[B000404, y4,200]

フォスター,ジョン・ベラミー.2001.(渡辺景子訳,2001)破壊されゆく地球?エコロジーの経済史.240pp.こぶし書房.[B20020626, y2,500]

*フェドゥーシャ,アラン.(黒沢令子訳 2004.7)鳥の起源と進化.平凡社.[Feduccia, Alan.] [y7,770]

*フォーティ,リチャード.2002.(垂水雄二訳,2002) 三葉虫の謎:「進化の目撃者」の驚くべき生態.342pp.早川書房.[o20021227, y2,400]

*藤井 恒.2008.高校の生物が根本からわかる本[細胞・代謝・発生・遺伝編].288 pp.中経出版.[B2007**, y1,680円]

藤枝晃雄・谷川 渥・小澤基弘(編著).2007.10.絵画の制作学.407pp.日本文教出版/三晃書房.[B, y3,990]

*藤岡啓介.2001.英語翻訳練習帳.221 pp.丸善.[o2002, y780]

古川晴男.1971.蟻の結婚.230pp.法政大学出版局.[y480]

古田公人.1984.森林をまもる-生態系と動物の自然制御.viii+194pp.培風館.[y1,600]

舟場正富.1986.環境の選択-住民の求める環境アセスメント.vii+280pp.日本評論社.[y2,300]

深海 浩.1992.生物たちの不思議な物語-化学生態学外論.iv+206pp.化学同人.[y1800]

深谷昌次・桐谷省一(編).1973.総合防除.viii+415pp.講談社サイエンティフィク.[y3,800, h]

船井幸雄.1996.百匹目の猿:「思い」が世界を変える.222pp.サンマーク出版.[B960625, y1300]

藤巻裕蔵・百武 充(編).1979.北海道野鳥歳時記.249pp.日本放送出版協会.[y950]

藤原英司.1972.アメリカの動物滅亡史.296pp.朝日新聞社.[y740]

藤原英司.1975.世界の自然を守る.198pp+15.岩波書店.

藤原英司.1976.アメリカの野生動物保護.iii+188pp.中央公論社.[y340]

藤原英司.1981.動物と自然保護-動物文学の世界から.296pp.朝日新聞社,朝日選書195.[y920]

藤原英司.1985.北加伊エゾシカ物語-北海道の環境破壊史.300pp+iv.朝日新聞社.[y1,800]

藤原英司.1990.死に絶える動物たち.63pp.JICC出版局.[y400]

藤原保信.1991.自然観の構造と環境倫理学.178pp.御茶の水書房.[y2000]

藤原保信・三島憲一・木前利秋(編).1987.ハーバーマスと現代.???pp.新評論.[y3,200]

藤原和博.2000.情報編集力:ネット社会を生き抜くチカラ.212pp.筑摩書房.[B000323, y1,500; s20040714y30]

藤井厳喜.2004.12.「国家破産」以後の世界.327pp.光文社.[B20090520, Rh20090706, y952, y250*]

藤井宏一(編).1994.生態学=生物のくらし=,改訂版.176pp.[OUL468]

藤井宏一(編著).1995.11.はじめてのえころじい.ix+195pp.[B951120, y2472]

藤井宏一・嶋田正和・川端善一郎.1994.シャーレを覗けば地球が見える.共生の生態学2.277pp.平凡社.[B950130, y2400]

藤井康宏.1999.洗脳ごっこ:洗脳する人される人.255pp.毎日新聞社.[B990701, y1,400]

藤井平司.1977.共存の諸相-食べものと人間.228pp.農文協.[y800]

藤井平司.1978.図説野菜の生育-本物の姿を知る.194pp.農文協.[y1,500]

藤井平司.1980.栽培学批判序説.270pp.農文協.[y1,000]

藤井平司.1983.甦れ天然農法-暮しの思想をたどる.286pp.新泉社.[y1,600]

藤井義晴.2000.アレロパシー:多感物質の作用と利用.230pp.農文協.[B000419, y1,714]

藤曲哲郎.2003.確率過程と数理生態学.187pp.日本評論社.[B20030224, y2,700]

藤曲哲郎・森 隆一・山本 浩.1996.シミュレーションによる統計学.229pp.日本評論社.[B20030224, y2,400]

藤本文弘.1999.生物多様性と農業:進化と育種,そして人間を地域からとらえる.243pp.農産漁村文化協会.[B991201, y1,857]

藤川吉美.1986.科学哲学概論.315pp.理想社.[B960617, y3600]

藤沢晃治.1999.「わかりやすい表現」の技術:意図を正しく伝えるための16のルール.189pp.講談社.[B990426, y800]

藤田晢也.1997.心を生んだ脳の38億年.192pp.岩波書店.[B001216, y1,600]

藤田紘一郎.1997.共生の意味論:バイキンを駆逐してヒトは生きられるか?.200pp.講談社.[W980318, y718]

藤田至則.1973.日本列島の成立-グリンタフ造山.vi+258pp.築地書館.[y2,200]

藤田昌彦・井村伸正・早津彦哉・武田 寧・山田 隆・渡部 烈.1975.生体濃縮-微量有害物質の生体内運命.vii+179pp.講談社.[y2,300]

藤田晋吾.1984.なぜ科学批判なのか.vii+241+iiipp.勁草書房.[B990105, y2000]

藤田敏彦.2010.4.動物の系統分類と進化.新・生命科学シリーズ.2 plates, viii+193pp.裳華房.[ISBN 9784785358426 / 2,500円+] [B20100510]

藤富保男.1999.客と規約.41pp.書肆山田.[B990622, y2000] [詩集]

伏見康治・林 髞・三輪知雄・沼野井春雄・八杉龍一(編)集.1956.生物の活動-生命の科学(第4巻).242pp+12.中山書店.[y380]

伏見泰治・柳瀬睦男(編).1974.時間とは何か.225pp.中央公論社.[y1,200]

福井英一郎(編).1957.自然地理学**.206pp.朝倉書店.[y850]

福井一成.1998.2000年版一発逆転超手抜き受験術.189pp.エール出版社.[B990105, y1200]

福永光司.老子.465+39pp.朝日新聞社.[B981027, y2136]

福永光司.1982.道教と日本文化.251pp.人文書院.[y1,800]

福岡克也.1990.環境破壊の構図を読む-地球再生への道.218pp.時事通信社.[y1030]

福岡伸一.2007.生物と無生物のあいだ.285pp.講談社.[B20070712, y777]

福岡伸一.2009.2.動的平衡:生命はなぜそこに宿るのか.256pp.木楽舎.[y1,600]

福岡正信.1975.自然農法・わら一本の革命.252pp.柏樹社.

福岡正信.1976.自然農法-緑の哲学の理論と実践.12+viii+310pp.時事通信社.[y1,800]

福家俊朗・濱川 清・晴山一穂 (eds.) 1999.独立行政法人:その概要と問題点.xiv+203pp.[B000323, y2,000]

福田重雄.1999.パソコンで楽しむアースウォッチ:ランドサットのデータ解析.viii+119pp.日本放送出版協会.[W000517, y2,800]

福田和也.19**.なぜ日本はかくも幼稚になったのか.角川春樹事務所.[oS]

福田和也.19**.なぜ日本はかくも幼稚になったのか続.角川春樹事務所.[oS]

福田和也.2000.作家の値うち.飛鳥新社.[B000424, y1,300+]

福島正実.1975.「衝突する宇宙」以後-超新星からブラックホールまで.254pp.大陸書房.[y980]

福島要一・ピッケン,S.D.B. 1986.環境と思想-その歴史と現在.viii+478pp.三省堂.[y3,800]

福島要一(編).1975.自然の保護.v+284pp.時事帳信社.[市民の学術叢書] [y1,000]

Zero BookJ-[E]

2010年05月31日 18時44分18秒 | 生命生物生活哲学
2010年5月31日-2
Zero BookJ-[E]

[E]
「Earth」編集委員会, J. 2008.6. 海から見た地球温暖化:異常気象、気候変動の現場を行く.131pp.光文社.[B20090429, y800*, Rh20090527, y1,600+]

Epstein, J.M.& Axtell, R.1999.(服部正太・木村香代子訳,1999) 人工社会:複雑系とマルチエージェント・シミュレーション.xiv+220pp.共立出版.[B000111, y3,600]

EO.1995.廃墟のブッダたち:銀河の果ての原始経典.367pp.まんだらけ出版部.[B011127, y1,455]

EO.1995.続/廃墟のブッダたち:輪廻なき絶対無への帰還.237pp.まんだらけ出版部.[B011127, y1,261]

EO.1995.廃墟のブッダたち[外伝]:狂気の法脈.269pp.まんだらけ出版部.[B011127, y1,262]

EO.1995.ひきつりながら読む精神世界:間抜けな宇宙の支配者たち.223pp.まんだらけ出版部.[B011127, y1,262]

イーキン,リチャード・M. (石館三枝子・石館康平訳,1994.3) ダーウィン教壇に立つ.193+5pp.講談社.[Eakin, Richard M. Great scientists speak again.]

[エホバの証人].1997. 人はどのように存在するようになったか:偶然か,何かの意図によるのか.目ざめよ! 3-17.

『エコソフィア』編集委員会.エコソフィア1(特集:生命の多様性にあこがれて).159pp.昭和堂.[B980608,y1500]

似非科学研究会.2002.魅惑の似非科学.223pp.工学社.[B=20020719, y1,600]

遠藤公男.1973.原生林のコウモリ.183pp.学研.[y500]

遠藤公男.1986.韓国の虎はなぜ消えたか.238pp.講談社.[y1,400]

江原昭善.1974.人類-ホモ・サピエンスへの道-NHKブックス218.227+vi pp.日本放送出版協会.

江原昭善.1982.進化のなかの人体.188pp.講談社(講談社現代新書).[y450]

江原昭善.1989.サルはどこまで人間か-新しい人間学の試み.366pp.小学館.[y3,800]

江原昭善・大沢 済・河合雅雄・近藤四郎(編).1985.霊長類学入門.x+399pp.岩波書店.[y5,900]

江原昭善・渡辺直経.1976.猿人-アウストラロピテクス.247pp.中央公論社.[y1,200]

江崎保男・田中哲夫(編).1998.水辺環境の保全-生物群集の視点から-.viii+220pp.朝倉書店.[W990108, y5786]

江崎保男・和田 岳.2002.近畿地区・鳥類レッドデ-タブック.225pp.京都大学学術出版会.[B20020415, y5,000]

江守正多.2008.11.地球温暖化の予測は「正しい」か?:不確かな未来に科学が挑む.4 plates+238pp.化学同人.[B20090430, y1785]

江本 勝.2001.水は答えを知っている:その結晶にこめられたメッセージ.206pp.サンマーク出版.[y1,600]

江本 勝.1996.波動とは何か:科学と心の共鳴エネルギー.PHP研究所.[y800*, y1500]

江國香織・斎藤綾子ほか.1998.性愛を書く!.280pp.ビレッジセンター出版局.[B990212]

江沢 洋.1983.物理学の視点.iv+249pp.培風館.[W980206, y2421]

江田憲司.1999.誰のせいで改革を失うのか.289+8pp.新潮社.[B000211, y1500]

江波戸哲夫.1996.辞めてよかった!?「脱・会社」の決断学.195pp.日本経済新聞社.[B20030209 y250*, y971]

アーリック,R.2003.(垂水雄二・阪本芳久訳,2007) 怪しい科学の見抜きかた:嘘か本当か気になって仕方ない8つの仮説.草思社.[Oc404]

アイゲン,M.・ヴィンクラー,R.1975.(寺本 英・伊勢典夫・岩橋 保・西尾英之助・柊 弓絃訳,1981)自然と遊戯-偶然を支配する自然法則.xiv+367+5pp.東京化学同人.[Das Speil: Naturgesetze steuern den Zufall.R.Piper & Co.Verlag.; B95****, y2200]

イーズリー,B.1980.(市場泰男訳,1986) 魔女狩り対新哲学.397pp.平凡社.[y3900]

イバート,J.D.1965.(岡田 瑛・岡田節人訳,1967) 発生-そのメカニズム.vii+286pp.岩波書店.[y950]

エー,H.1960.(大橋博司訳,1969) 意識.261pp+xiii.みすず書房.[y1600]

エーデルマン,G.M.1988.(神沼二真訳,1992) トポバイオロジー-分子発生学序説.x+288+10pp.岩波書店.[Topobiology. B960612, y3500]

エーコ,U.1997.(和田忠彦・柱本元彦・橋本勝雄・中山エツコ・土肥秀行訳,2003) カントとカモノハシ(上).x+331pp.岩波書店.[B20030428, y3,200]

エーリック,P.R.& エ-リック,A.H.1981.絶滅のゆくえ:生物の多様性と人類の危機.xi+323+64pp.新曜社.[o991125, y3,600]

エーリック,P.R. & エ-リック,A.H. 1994.(水谷美穂訳,1994) 人口が爆発する!:環境・資源・経済の視点から.viii+347+77pp.新曜社.[B000124, y3,500]

エックホルム,E.P.1976.(石 弘之・水野憲一訳,1978) 失われゆく-大地地球に迫る生態学的危機.274pp.蒼樹書房.[OUL468]

エックホルム,E.P.1982.(石 弘之・水野憲一訳,1984) 地球レポート-緑と人間の危機.9+276pp.朝日新聞社(朝日選書253).

エックルス.1998.(大野忠雄・斉藤基一郎訳,1998) 自己はどのように脳をコントロールするか.xvi+223pp.シュプリンガー・フェアラーク東京.[B990831, y3,000]

エックルス,J.C.1978.(鈴木二郎訳,1984) 脳と宇宙への冒険.xiii+336pp.海鳴社.[y2800]

エトキン.1964.(河合雅雄・大沢秀行訳,1980)動物の社会行動:魚からヒトまで.280pp+xii.思索社.[Etkin, William.] [y2600]

エヴニン,S.1991.(宮島昭二訳,1996) ディヴィドソン-行為と言語の哲学.434+xxvpp.勁草書房.[B960401, y4017]

エコ,ウンベルト.1977.(谷口 勇訳,1991) 論文作法-調査・研究・執筆の技術と手順.xv+274pp.而立書房.[W801.6,y1900]

エコ・ネットワーク(編) (eds.) 1997.北海道森と海の動物たち.195pp.[R970705y, y2,000]

エコツーリズム推進協議会.1999.エコツーリズムの世紀へ.319pp.エコツーリズム推進協議会.[B990512, y2,381]

エコソフィア.2001.エコソフィア6.昭和堂.[B001212, y1,500]

エコロジー社.1984.生命宇宙-新しい地球シンポジウム.164pp.エコロジー社.[y850]

エコロジー社.1985.生命宇宙-地球生物会議.156pp.エコロジー社.[y850]

エマーソン,A.E.1950.(伊藤嘉昭訳,1955) 生態と進化.245pp.みすず書房.[y350]

エマスン,R.1836.(片上 伸訳,1933) 自然論.111pp.岩波書店.[y0.2]

エメッカ, C. 1994.(佐倉ほか訳,1998.9)マシンの園:人工生命叙説.273pp.産業図書.[B991129, y2,800]

エレイン,モーガン.1990.(望月弘子訳,1999) 進化の傷あと:身体が語る人類の起源.253pp.どうぶつ社.[W990512, y2,200]

エルヴス,M.W.1966.(安部由明訳,1969) リンパ球.322pp.岩波書店.[y1000]

エルトン,C.S.1927.(渋谷寿夫訳,1955) 動物の生態学.233pp.科学新興社.[y950]

エルトン,C.S. 1933.(川那部浩哉・松井宏明・井原敏明・堀 道男・谷田一三訳,1978) 動物の生態.293+xx pp.思索社.[ `2000]

エルトン,C.S. 1958.(川那部浩哉・大沢秀行・阿部琢哉訳,1971) 侵略の生態学.iii+223+xv pp.思索社.[y980]

エルトン,C.S. 1966.(川那部浩哉監訳,1990) 動物群集の様式.649+29+xxxii pp.思索社.[y12000]

エルドリッジ,N.1982.(渡辺政隆訳,1991) 進化論裁判-モンキー・ビジネス.252pp.平河出版社.[y2,300]

エルドリッジ,N.1989.(高木浩一訳,1992) 大進化-適応と種分化のダイナミクス.243pp.マグロウヒル.[y3500]

エルドリッジ,N.1995.(新妻昭夫訳,1998) ウルトラ・ダーウィニストたちへ:古生物学者から見た進化論.iv+304pp.シュプリンガー・フェアラーク東京.[ Eldredge, N., B981023, y2600]

エルドリッジ,N. 1999.(長野 敬訳,1999) 生命のバランス:人類と生物多様性の危機.281+33pp.青土社.[B991115, y2,600]

エルドリッジ,N.・クレイクラフト,J.1980.(篠原明彦・駒井古実・吉安 裕・橋本里志・金沢 至訳,1989) 系統発生と進化プロセス.377pp.蒼樹書房.

エルドリッジ,N.・タッターソル,I.1982.(浦本昌紀訳,1986) 人類進化の神話.254pp.群羊社.[y2000]

エイマール,セーレル・ドボア,アーブン.(宮地伝三郎訳,1970) 霊長類.255pp+xvii.タイムライフインターナショナル.[y650]

共同体についての、ニッチ集成的見方と分散集成的見方

2010年05月31日 00時36分14秒 | 生態学
2010年5月31日-1
共同体についての、ニッチ集成的見方と分散集成的見方

 〔〕内は、注釈である。assemblyは、組み立てという意味が近いし、わかりやすいと思うが、漢字二文字と短くて済む、集成としたい。集合としないのは、数学での集合 setと紛らわしいからである。Hubbellの文においても、種とはその種に属する生物体のことである。
 共同体〔群集〕をどう捉えるかは、様々な対立点がある。一つは平衡と非平衡である[論じられている時間と空間のスケールはどれくらいかに留意せよ]。
  ニッチ集成〔組み立て〕的見方 niche-assembly perspective

  分散集成的見方 niche-assembly perspective
は、そのことと関連する。

 ニッチ集成的見方とは、
  「群集〔共同体〕は相互作用する種〔=なんらかの種に属する生物体〕の集まり〔収集体〕であって、種の在ー不在や相対個体数が、それぞれの種の生態的ニッチや機能に基づく「集合規則〔集成規則〕[assembly rules]から導き出される。この見解によれば、相互作用の平衡において群集中の種は共存することができる。……ニッチ集合する群集では、有限な資源に対する種間競争やその他の生物的相互作用にって、群集中に存在する種と存在しない種が決定され、構成種が制限される。」(Hubbell 2001; 訳書 23頁)。

 分散集成的見方とは、
  「群集は、歴史やランダムな分散によって偶然集まった種からなる開放的で非平衡な集団であるとされる。種は入れ替わり、種の在ー不在はランダムな分散と確率論的な局所的絶滅によって決まる。」(Hubbell 2001; 訳書 23頁)。

文献
Hubbell, S.P. 2001. The Unified Neutral Theory of Biodiversity and Biogeography. xiv+375pp. Princeton University Press. [Hubbell, Stephen P. (平尾聡秀・島谷健一郎・村上正志訳 2009.4)『群集生態学:生物多様性学と生物地理学の統一中立理論』.327pp.文一総合出版.]

大串隆之・近藤倫生・難波利幸(編).2009.8.生物間ネットワークを紐とく.xvi+328pp.京都大学学術出版会.[ISBN: 9784876983452][シリーズ群集生態学3]

類型学やプラトン的自然法則の復活

2010年05月30日 22時56分09秒 | 生命生物生活哲学
2010年5月30日-7
類型学やプラトン的自然法則の復活

 Woodley (2007: 478)は、2.1節の「今日の類型学 typology〔型学と訳すべきか〕」と題する節で、類型学的な自然法則にもとづくアプローチの今日に触れる。
 Woodley (2007: 478)によれば、Sermonti (2005)は、「生物学的構造の設計は、個体発生的実現と系統的発生的実現からは、分離しているし、また常に先立っている」という考えを主張する。
 Dentonらは、「蛋白質の折りたたみのクラスは、分子的水準での形についてのプラトン的法則の存在を示し、そしてそのことは、自然法則による進化という捉え方を支持する」と、示唆した (Woodley 2007: 478)。


文献
Denton, M.J. & Marshall, J.C. 2001. Laws of form revisited. Nature 410: 417.

Denton, M.J., Marshall, J.C. & Legge, M. 2002. The protein folds as Platonic forms: new support for the pre-Darwinian conception of evolution by natural law. Journal of Theoretical Biology 219: 325-342.

Gould, S.J. 2002. The Structure of Evolutionary Theory. Harvard Belknap Press.

Sermonti, G. 2005. Why is a Fly not a Horse? Discovery Institute.

Woodley, M.A. 2007. On the possible operation of natural Laws in ecosystems.

註.protein fold classesについては、下記を参照せよ。
http://en.wikipedia.org/wiki/Protein_folding

Zero BookJ-[D]

2010年05月30日 22時08分04秒 | 生命生物生活哲学
2010年5月30日-6
Zero BookJ-[D]

[D]
デリ-,グレゴリ-・N. 1999.(橋本敬造訳,2009.5)科学とその働き:科学社会論の問い.x+349pp.大学教育出版.[B20090620, y2,940]

ド・シルギー,C. (久松健一編訳・ルソー麻衣子訳,1999.7)人間とごみ:ごみをめぐる歴史と文化,ヨーロッパの経験に学ぶ.278pp.新評論.[de Silguy, Catherine.] [W991006, y2,800]

ダム,E.V. 1994.(中沢新一訳,1994) チベットの聖者ミラレパ.92pp.法蔵館.[B990723, y1456]

ダメット,M. 1978.(藤田晋吾訳,1986) 真理という謎.viii+424+viiipp.勁草書房.[B981216, y3500*1.05]

ダント,A.C. 1965, 1966.(河本英夫訳,1989) 物語としての歴史.390pp.国文社.[B000919, y4200]

デーヴィドソン,M.1987.(鞠子英雄・酒井孝正訳,2000)越境する巨人ベルタランフィ:一般システム論入門.海鳴社.[y3,570]

デービス,M.D.1973.(桐谷 維・森 克美訳,19)ゲームの理論入門-チェスから核戦略まで-.291pp.講談社.[OUL417.2]

ディー=ベッカー.1997.(武者圭子,1999)暴力から逃れるための15章.318pp.新潮社.[B990420, y1800]

ディーコン.1999.金子隆芳訳,1999 ヒトはいかにして人となったか:言語と脳の共進化.xii+561+60pp.新曜社.[B000405, y5,300]

ディーン,D.R.(月川和雄訳,2000)恐竜を発見した男:ギデオン・マンテル伝.490pp.河出書房新社.[B010323=y2,000*, y3,800]

デイヴィドソン,D.1984.(野本和幸・植木哲也・金子洋之・高橋 要訳,1991)真理と解釈.xv+338+13pp.勁草書房.[B20030421, y5,000]

デイヴィドソン,D.1980.(服部裕幸・柴田正良訳,1990)行為と出来事.xvi+342pp+xxv.勁草書房.[y4200]

ディクソン,J., P.1986.(長谷川弘訳,1991 )環境はいくらか-環境の経済評価入門.142pp.築地書館.

デティアー,V.G.1976.(桐谷圭治訳,1979)生態系と人間-昆虫・農薬・植物.xiv+314pp.岩波書店,岩波現代選書NS 506.[Man's Plague? Insects and Agriculture. The Darwin Press, Inc.1600]

デネット,D.C.1995.(山口泰司監訳,2001)ダーウィンの危険な思想:生命の意味と進化.757+40pp.青土社.[B010115, y4,800]

デネット,D.C.1996.(土屋 俊訳,1997)心はどこにあるのか.294pp.草思社.[B980116, y1900]

デネット,D.C. 19**(若島 正・河田 学訳,1996.2) 「志向姿勢」の哲学?人は人の行動を読めるのか?.453pp.白揚社.[Dennett, Daniel Clement. The intentional stance.] [ISBN:4826900686; B991115, y5,900]

デネット,D.C. 19**.(山口泰司訳,1998)解明される意識.597pp.青土社.[y3,800]

デバニー,R.L.1992.(上江洌達也・重本和泰・田崎秀一訳,1997)カオス力学系の基礎.xiv+316pp.星雲社.[y3,990]

デフォード,D.1998.(中村藤美訳,1999)居心地のいい簡単生活.239pp.文香社.[B020220, y700*, y1,400]

デブリン,K.1994.(山下純一訳,1995)数学:パターンの科学:宇宙・生命・心の秩序の探求.日経サイエンス社.[W980206, y3,196]

デスパーニア,B.1981.(柳瀬睦男・丹治信春訳,1988)現代物理学にとって実在とは何か.vi+300+7pp.培風館.[y2200]

デスパニエ,J.1977.(有田忠夫訳,1977)自然哲学再考-ヘルメス哲学の秘密.240pp.白水社.[y2000]

デズモンド,A & ムーア,J.1999.(渡辺政隆訳,1999)ダーウィン:世界を変えたナチュラリストの生涯.1042pp.工作社.[B991109, y18,000]

デメント,W.C.2002.(藤井留美訳,2002)ヒトはなぜ人生の3分の1も眠るのか?:脳と体がよみがえる!「睡眠学」のABC.270pp.講談社.[B20021106, y1,600]

デュエム,P.1914.(小林道夫・熊谷陽一・安孫子信訳,1991)物理理論の目的と構造.xiv+531pp.勁草書房.[OUL421]

デュボス,R.1968.(野島徳吉・遠藤三喜子訳,1970)人間であるために.vi+259pp.紀伊國屋書店.[So Human an Animal. Chares Scribner's Sons, y650.]

デュボス,R.1968.(長野敬訳,1983)いま自然を考える-地球への求愛.211pp.思索社.[y1600]

デュボス,R.1972.(長野 敬・新村朋美,1972)内なる神-人間・風土・文化.v+268pp.蒼木書房.[y2300]

デュルケン,B.1936.(長廣岸郎訳,1942)全体性と生物学.13+2+6+407+7pp.創元社.[y2.5]

デントン,D.1993.(大野忠雄・小沢千重子訳,1998)動物の意識 人間の意識.286pp.紀伊國屋書店.[W980821, y2195]

デントン,M.1985.(川島誠一郎訳,1988)反進化論-ダーウィンの自然観はまちがっている.479pp.どうぶつ社.[y3800]

ドーヴァー,G.2001.(渡辺政隆訳,2001)拝啓ダーウィン様:進化論の父との15通の往復書簡.408pp.光文社.[B011127, y2,600]

ドーキンス,M.S.1986.(山下恵子・新妻昭夫訳,1989)動物行動学・再孝.255pp.平凡社.[y2270]

ドーキンス,M.S.1993.(長野 敬訳,1995)動物たちの心の世界.260pp+iv.青土社.[B970318, 2200]

ドーキンス,R.1976.(日高敏隆・岸 由二・羽田節子訳,1980)生物=生存機械論-利己主義と利他主義の生物学.334pp.紀伊國屋書店.[y2300]

ドーキンス,R.1976.(日高敏隆・岸 由二・羽田節子・垂水雄二訳,1991)利己的な遺伝子-増補改題「生物=生存機械論」.548pp.紀伊國屋書店.[y2800]

ドーキンス,R.1982.(日高敏隆・遠藤 彰・遠藤知二訳,1987)延長された表現型-自然淘汰の単位としての遺伝子.555pp.紀伊國屋書店.[y3500]

ドーキンス,R.1986.(中島康裕・遠藤 彰・遠藤知二・疋田 努訳,1993)ブラインド・ウォッチメイカー-自然淘汰は偶然か?-.上.280pp.早川書房.[]

ドーキンス,R.1986.(中島康裕・遠藤 彰・遠藤知二・疋田 努訳,1993)ブラインド・ウォッチメイカー-自然淘汰は偶然か?-.下.***pp.早川書房.[]

ドーキンス,R.1994.(垂水雄二訳,1995)遺伝子の川.238pp.草思社.[B95113, y1800]

Dawkins, R.[1996].A Darwinian view of life: selections from river out of Eden.iii+99pp.鶴見書店.[R960306n, y1339]

ドーキンス,R.1998.(福岡伸一訳,2001)虹の解体.430pp.早川書房.[B010508]

ドイッチェ,H.1973.(岸田 秀訳,1974)自己との対決-エピローグ.280pp.河出書房新社.[y1300]

ドイッチュ,D.1999.(林 一訳,1999)世界の究極理論は存在するか:多宇宙論から見た生命,進化,時間.327+iiipp.朝日新聞社.[B991113, y2,900]

ドッシー,L.1989.(上野圭一・井上哲彰訳,1992)魂の再発見.322pp.春秋社.[y2600]

ドッス,F.1999.(清水 正・佐山 一訳,1999)構造主義の歴史 上:記号の沃野1945-1966.550+xixpp.国文社.[B000214, y6,000]

ドッス,F.1999.(清水 正・佐山 一訳,1999)構造主義の歴史 下:白鳥の歌1967-1992.556+xxivpp.国文社.[B000214, y6,000]

ドウィット,C.T.・ハウドリアン,J.1974.(高倉 直監訳,1977)生物ダイナミクス-生物科学におけるコンピュータ入門.xii+176pp.講談社.[y1900]

ドゥブロフ,A.P.・プーシキン,V.N.1983.(金光夫二夫訳,1985)超心理と現代自然科学.xiii+247+16pp.講談社.[y2300]

ドゥプス,P.・エルニイ,A.・グプラー,R.1975.(西尾直樹訳,1985)新しい人間と新しい社会システム-エコロジー的共同体社会をめざして.141pp.人智学出版社.[y1200]

ドゥルーズ,G.・ガタリ,F.1991.(財津 理訳,1997)哲学とは何か.318pp.河出書房新社.[y3000]

ドブジャンスキー,Th.1951.(駒井 卓・高橋隆平訳,1953)遺伝学と種の起源.x+348pp.培風館.[y800]

ドブソン,A.(編).1991.原典で読み解く環境思想入門:グリーン・リーダー.xvpp+310pp.ミネルヴァ書房.[W990706, y3500]

ドリーシュ,ハンス.1914.(米本昌平訳,2007.1)生気論の歴史と理論.xviii+363pp.書籍工房早山.[ISBN:4-88611-504-7; y2,940]

ドリーシュ,H.1928.(長島 壤,1931)人間と世界像.270+5pp.畝傍書房.[Der Mensch und die Welt.] [1円50銭, B910731]

ドムナック,J.M.1963.(伊東守男・谷亀利一訳,1968)構造主義とは何か-実存主義の次にくるもの.6+207pp.サイマル出版会.[y540]

ドレイ,W.H.1964.(神川正彦訳,1967)歴史の哲学.vii+205pp.培風館.[y700]

ドレイファス,H.L.& ラビノウ,P.1983.(山形頼洋・鷲田清一ほか訳,1996)ミッシェル・フーコー:構造主義と解釈学を超えて.380pp.筑摩書房.[B908122, y4635]

ドレングソン,A.& 井上有一(編).1995.(井上有一・藤 公晴訳,2001)ディープ・エコロジー:生き方から考える環境の思想.iv+297+vipp.昭和堂.[B010508, y2,800]

ドラージュ,Y.・ゴールドスミス,M.****.(小泉 丹訳,1924)進化学説.x+368.業文閣.[y3]

デシーア,V.G.・ステラー,E. 1970.(日高敏隆・小原嘉明訳,1973)動物の行動.xi+204pp.岩波書店.[Dethier, V.G. & Stellar, Eliot.] [y900]

ダーウィン,C.R. 1958.(八杉龍一・江上生子訳,2000) ダーウィン自伝.376+6pp.筑摩書房.[B000703, y1,200]

ダーウィン,C.18**.(荒俣 宏訳,1995)ダーウィン先生地球航海記1 絶滅動物の墓場をほるの巻.[B950628, y1500]

ダーウィン,C.18**.(荒俣 宏訳,1995)ダーウィン先生地球航海記2 落ちかけた大岩にきもを冷やすの巻.242pp.平凡社.[B951006, y1500]

ダーウィン,C.1859.(八杉竜一訳,1963)種の起源(上).271pp.岩波書店.[y300]

ダーウィン,C.1859.(八杉竜一訳,1963)種の起源(中).287pp.岩波書店.[y300]

ダーウィン,C.1859.(八杉竜一訳,1963)種の起源(下).288pp.岩波書店.[y300]

ダーウィン,C.1881.(渡辺弘之訳,1994)ミミズと土.pp.平凡社.[B990405, y1165]

ダーウィン,C.(池田次郎・伊谷純一郎訳 1967.9)ダーウィン[世界の名著39].574pp.中央公論社.[y480]

ダーウィン,C.1979.(吉岡晶子訳,1997)図説 種の起源.350pp.東京書籍.[W980304, y4,788]

ダーウィン,C.2000.(矢原徹一訳,2000)植物の受精.448pp.文一総合出版.[B001219, y5,500]

ダーウィン,C.R.1871.(長谷川眞理子訳,1999)ダーウィン著作集1 人間の進化と性淘汰I.258pp.文一総合出版.[B19990907, y3,800]

ダーウィン,C.R.1871.(長谷川眞理子ほか訳,2000)ダーウィン著作集2 人間の進化と性淘汰II.549pp.文一総合出版.[B000507, y6,000]

*ダーウィン,C.(渡辺政隆訳,2002)種の起源(上).423pp.光文社.

ダート,R.A.1959.(山口 敏訳,1960)ミッシング・リンクの謎.316pp+iv.みすず書房.[y1400]

ダーリング,F.F.1937.(大泰司紀之訳,1973)アカシカの群れ.288pp.思索社.[y1200]

ダイアモンド,ジャレド.1997.(長谷川寿一訳,1999)セックスはなぜ楽しいか.242pp.草思社.[y1,600]

ダイヤモンド,J.1997.(倉骨 彰訳,2000)銃・病原菌・鉄(下):一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎.332+xviipp.草思社.[B001005, y1,900 ]

ダイヤモンド,J.1997.(倉骨 彰訳,2000)銃・病原菌・鉄(上):一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎.317pp.草思社.[B001005, y1,900]

ダイソン,F.J.1988.(鎮目恭夫訳,1990)多様化世界-生命と技術と政治.iv+393+19pp.みすず書房.[y3600]

ダゴニェ,F.(金森 修訳,1987.12)具象空間の認識論:反・解釈学.iv+295pp.法政大学出版局.[B000710, y2,700]

ダゴニェ,F.1996.(金森 修訳,1998)病気の哲学のために.xii+176pp.産業図書.[B000710, y1,800]

ダスマン,R.F.1981.(丸山直樹・羽澄俊裕・羽澄ゆり子・福島成樹訳,1984)野生動物と共存するために.vi+264pp.海鳴社.[y2000]

ダベンポート,L.(平石律子訳,2002)気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ.222pp.草思社.[Rh20030207k, y1,300]

ダマシオ,A.R.1994.(田中三彦訳,2000)生存する脳:心と脳と身体の神秘.402pp.講談社.[B000504, y2,800]

ダマシオ,A.(田中三彦訳,2003)無意識の脳意識の脳:身体と情動と感情の神秘.412pp.講談社.[B20031027, y2,800]

ダメット,M.1993.(野本和幸ほか,1998)分析哲学の起源.xv+299+vpp.勁草書房.[B000425, y4,500]

ダンテ.1320.(野上素一訳著,1968)神曲物語.pp.社会思想社.[B990310, y880]

ダンテ.1997.神曲.アルケミア.[CD-ROM; B000214, y6,900]

ダンネマン,F.1920.(安田徳太郎訳,1977)大自然科学史1.19+430pp.三省堂.[y2000]

ダンネマン,F.1920.(安田徳太郎訳,1979)大自然科学史11.5+425pp.三省堂.[y2200]

ダンバー,R.1995.(松浦俊輔訳,1997)科学がきらわれる理由.xvi +269pp.青土社.[B970901, y2600]

伊達宗行.1986.物性物理の世界-電子の素顔から極限物性まで.252pp.講談社-BLUE BACKS.[y640]

だめ連(編).1999.だめ連宣言!.396pp.作品社.[B990409, y1500]

団まりな.2008.細胞の意思:〈自発性の源〉を見つめる.日本放送出版協会.[B2008, y970]

出口 弘.1994.ネットワーク.xii+265pp.日科技連出版社.[B000522, y3,600]

出口 顯.1995.名前のアルケオロジー.254pp.紀伊国屋書店.[B20030404, y2,136]

出口雄大.2007.9.水彩学●よく学びよく描くために.319pp.東京書籍.[B20070825, RH20081127, 2625円]

大学の研究教育を考える会(編).1999.大学評価とその将来.337pp.丸善.[B000323, y1,500]

大学等廃棄物処理施設協議会環境教育部会(編).1999.環境を考える.333pp.科学新聞社出版局.[W000525, y3,000]

第9回「大学と科学」公開シンポジウム組織委員会(編).1995.地球共生系-多様な生物の共存する仕組み-.195pp.クバプロ.[B950905]

第三文明社編集部編.1992.仏典動物記(上).241pp.第三文明社-レグルス文庫201.[y700]

第三文明社編集部編.1992.仏典動物記(下).229pp.第三文明社-レグルス文庫202.[y700]

団 まりな.1987.動物の系統と個体発生.vii+137pp.東京大学出版会.[B950109, y1200, y950*]

団 まりな.1996.生物の複雑さを読む-階層性の生物学.226pp.平凡社.[B960402, y2400]

団 まりな.1997.生物のからだはどう複雑化したか.xix+137pp.岩波書店.[B980119, y1600]

団 まりな.2005.性のお話をしましょう::死の危機に瀕して、それは始まった.192pp.哲学書房.[B20080712, y2400+]

土居健郎.1971.「甘え」の構造.v+214pp.弘文堂.[y680]

土木学会環境システム委員会(編).1998.環境システム-その理念と基礎手法-.viii+286pp.共立出版.[B000118, y3800]

動物命名法国際審議会.2000.国際動物命名規約 第4版 日本語版.xviii+133pp.日本動物分類学関連学会連合.[B001113, y3,000]

堂本暁子.1995.生物多様性-生命の豊かさを育むもの-.xiii+272pp.岩波書店.[B950717, y1000]

堂本暁子・岩槻邦男(編).1997.温暖化に追われる生き物たち:生物多様性か らの視点.413pp.築地書館.[W980113, y2,993]

童門冬二.1997.童門式「超」時間活用法.245pp.中央公論社.[B990310, y1000]

道路環境研究所エコロード検討委員会(編著).1995.自然との共生をめざす道づくり-エコロード・ハンドブック-.iii+132pp.大成出版社.[W981027, y3390]

community 共同体という語の意味

2010年05月30日 21時38分09秒 | インポート
2010年5月30日-5
community 共同体という語の意味

 概念が曖昧であったり多義的である場合は、community 共同体〔群聚〕という語で、生態学者が何を意味しているのか、それらの意味を列挙し、分類することは、まずなされるべきことである。
 Macfadyen (1963: 177-179)は、生態学者が共同体について考えるであろう7つの見解を列挙した。Shrader-Frechette & McCoy (1993: 21)が、それらの意味を変えることなく、表現を改変したものは、次の通りである。

  a1. 生物体を寄せ集めたものを表示する一つの略称。
  a2. たまたま一致する範囲を持つ種。
  a3. 外的条件の影響下で互いに連結され選ばれた〔淘汰された? selected〕種。
  a4. 所与の生態的条件下で生起し、それ自身で動態的均衡を維持する一つのシステム。
  a5. 本質的な社会学的特徴(特に植物相組成)、aspect、そして局所的条件によって決定されるような生態的性質が一致する、個別的で相対的に安定した局所的要素。
  a6. 個体発生(遷移)と系統発生(分類)を持つ、統合された有機体的単位。
  a7. 同等の階 rankにある近隣の寄せ集め体とは相対的に独立な、生物体の自然の寄せ集め体。

 これらから、Macfadyenは、共同体について5つの潜在的性質を取り出した。

  b1. 個体群の共起 co-occurrence。
  b2. 種組成〔種構成〕の一定性 constancy。→共同体の型の認識。
  b3. 動態的安定性。
  b4. 創発的性質。共同体は、その構成体からは予測できない特徴を示す。
  b5. 有機体的な性質または類似体 analogue。

 Macfadyenの分析から、1960年代初期までは、共同体についての一般的な捉え方は、共起 、組成〔構成〕の一定性、そして相互作用に関する考えが混合したものだと示唆される、とShrader-Frechette & McCoy (1993: 21) は言う。
 a2とa3に見られる種とは、諸種に属する生物体を指すものと、読み替えなければならない。

北海道立体表現展'10/彫刻とインスタレーション

2010年05月30日 17時58分03秒 | 美術/絵画
2010年5月30日-4
北海道立体表現展'10/彫刻とインスタレーション
 
 [アート・トライアングル]北海道立体表現展'10は、3会場で開催される。6月5日には、北海道立近代美術館前を出発して、本郷新記念札幌彫刻美術館と札幌芸術の森美術館を巡るバス(無料、40名予約先着順)が運行される。

 「立体表現展」で検索すると、鎌田享北海道立帯広美術館学芸課長さんによる、学芸員レポートが、
http://artscape.jp/report/curator/1214199_1634.html
に掲載されていることがわかった。

  「ここでいう彫刻とは、フォルム(形)とマッス(量塊)を備え空間中に自己充足的に起立する造形形態のこと、伝統的な意味での「彫刻」と解していただきたい。」
  「インスタレーションは、既存の空間中にさまざまな素材を置くことで、作者の意図に則してその空間を異化する作品形態である。まず特定の空間があり、そこから「場」としての作品が立ち上がるのである。」
 
 また、彫刻と仮設設置 installationに関しての、美術館側にとっての問題も書かれている。

ニッチ構築関連文献/Niche Construction References

2010年05月30日 13時44分27秒 | 生態学
2010年5月30日-3
ニッチ構築関連文献/Niche Construction References

Bennett, B. 2010. Foundations for an ontology of environment and habitat. 21pp. www.comp.leeds.ac.uk/qsr/pub/fois-10.pdf. [受信: 20100520]

Burns, T.P., Patten, B.C. & Higashi, M. 1991. Hierarchical evolution in ecological networks: environs and selection. In Higashi, M. & Burns, T.P. (eds.), "Theoretical Studies of Ecosystems: The Network Perspective", pp.211-239.

Caswell, H. 1976. Community structure: a neutral model analysis. Ecological Monographs 46: 327-354.

Chase, J.M. & Leibold, M.A. 2003.7. Ecological Niches: Linking Classic and Contemporary Approaches. ix+212pp. University of Chicago Press.

Chesson, P. 1991. A need for niches? Trends in Ecology and Evolution 6: 26-28.

Chesson, P. 2000. Mechanisms of maintenance of species diversity. 31: 343-366.

?Chesson, P. 2008. Quantifying and testing species coexistence mechanisms. In Valladares, F., Camacho, A., Elosegui, A., Estrada, M., Gracia, C., Senar, J.C., & Gili, J.M. (eds.), "Unity in Diversity: Reflections on Ecology after the Legacy of Ramon Margalef ": pp.119-164.

Day, R.L., Laland, K.N. & Odling-Smee, J. 2003. Rethinking adaptation: the niche-construction perspective. Perspectives in Biology and Medicine 46: 80-95.

Dickins, T.E. 2005. On the aims of evolutionary theory: a review of Odling-Smee, J.J., Laland, K.N. and Feldman, M.W. (2003) Niche Construction: The Neglected Process in Evolution. New Jersey: Princeton University Press. Evolutionary Psychology 3: 79-84. [Rh20090725]

Gautham, N. 2004.6. [Review of] Niche Construction - The Neglected Process in Evolution. Current Science 86: 1561-1562.

Griffiths, P. E. 2005. Review of 'Niche Construction'. Biology and Philosophy 20: 11-20. [Rh20090727]

Higashi, M. 1993. An extension of niche theory for complex interactions. In Kawanabe, H., Cohen, J. E. & Iwasaki, K. (eds.) (ed.), "Mutualism and Community Organization: Behavioural, Theoretical, and Food-web Approaches", pp.311-322. Oxford University Press, New York.

Hubbell, S.P. 2001. The Unified Neutral Theory of Biodiversity and Biogeography. xiv+375pp. Princeton University Press. [Hubbell, Stephen P. (平尾聡秀・島谷健一郎・村上正志訳 2009.4)『群集生態学:生物多様性学と生物地理学の統一中立理論』.327pp.文一総合出版.]

Hubbell, S.P. 2006. Neutral theory and the evolution of ecological equivalence. Ecology 87: 1387-1398.

Hull, D.L. 2004. [Review of] Niche Construction: The Neglected Process in Evolution. Perspectives in Biology and Medicine 47: 314-316. [Rh20090723]

Korthof, G. 2008.7.16. A review: Niche construction. The neglected process in evolution. http://home.planet.nl/~gkorthof90.htm. [受信:2009.3.11]

Laland, K.N., Odling-Smee, J. & Feldman, M.W. 1999. Niche construction, biological evolution, and cultural change. Behavioral and Brain Sciences 23: 131-175.

Leibold, M. A. 1995. The niche concepts revisited: mechanistic models and community context. Ecology 76: 1371-1382. [Rh200908-09]

Mahner, M. & Bunge, M. 2001. Function and functionalism: a synthetic perspective. Philosophy of Science, 68: 75-94.

Manning, P. & Godfray, H.C. 2004. Niche markets. [Book review of "Niche Construction] PLoS Biology 2: 576. [http://biology.plosjournals.org] [Rh20090722]

?Mikkelson, G.M. 2005.3. Niche-based vs. neutral models of ecological communities. Biology and Philosophy 20: 557-566. [A review of Chase & Leibold, "Ecological Niches"]

Naeem, S. 2003. The world according to niche [review of "Ecological Niches: Linking Classical and Contemporary Approaches" by Jonathan M. Chase and Mathew A. Leibold]. Trends in Ecology and Evolution 18: 323-324.

中尾 央. 2008. [書評]Odling-Smee, F. J., Laland, K. N. and Feldman, M. W. Niche Construction: The Neglected Process in Evolution. Princeton University Press, 2003. (邦訳:『ニッチ構築:忘れられていた進化過程』佐倉・山下・徳永訳,共立出版,2007年.). 科学哲学科学史研究 (2): 162-164.

Riede, F. 200*. Niche Construction. In Platt, E.J. (ed.), "Semiotics Encyclopedia Online ": E.J. Pratt Library - Victoria University.

Schoener, T.W. 1989. The ecological niche. In Cherrett, J.M. (ed.), "Ecological concepts: the contribution of ecology to an understanding of the natural world", pp.79-113. Blackwell Scientific Publications.

Sinha, S. 2004. [Review of] Niche Construction - The Neglected Process in Evolution. Current Science 86: 1561-1562. [Rh20090723]

Smith, B. & Varzi, A.C. 1999. The niche. Nous 33: 198-222.

Vandermeer, J. 2004. The importance of a constructivist view. Science 303: 472-474. [Rh20090723]

ニッチと生活史段階

2010年05月30日 11時51分11秒 | 生態学
2010年5月30日-3
ニッチと生活史段階

 蝶と呼んでもよい仮想的昆虫を考える。その種に属する雌の成虫個体は、わたしがテキトーに耕して植えたキャベツ1個に卵を7つ産みつけた。卵は、孵化して1齢幼虫と(分類される成長段階の幼虫に)なり、キャベツを食って、また近年にない温暖な気候のおかげで健やかに大きくなった。最終段階の7齢幼虫にまで成長した5個体は、大きくなったので、_Homo sapiens_に属する生物体の眼に止まり(正しくは脳の認識活動的状態が変化して)、排除されるかに見えたが、その人体は可愛らしいと思ったからか、そのままにしていた。もうキャベツはほとんど食われて、こいつらは共倒れするだろう、親は卵を産み過ぎや、と思っていたら、あら不思議、まもなく、幼虫たちはすべて蛹になり、そして羽化して成体になった(7齢幼虫以降の死亡率はゼロ)。そして、それらは、天高く飛んでいって、見失いそうになる、という手前で、ヒヨドリのような大きさの鳥にすべて食べられてしまった。おしまい。

 では、これらの発生段階について、ニッチはいくつあるのか? 卵、幼虫、蛹、成体の4つのニッチをその種はもつのか。卵と幼虫、幼虫と蛹、そして蛹と成体、そしてこれらのどれか二つは、形態も行動もかなり異なる(いや、卵と蛹は動かない点や食べない点などでよく似ている。しかし次の発生段階に進むときの積算温度値は異なっているだろう)。食う物もまったく異なる(共通するのは暖かいという環境要因である温度を「食っている」ことかもしれない)。1生物体はいくつかのニッチを渡り歩くのか? ニッチを資源利用と概念として同一視するのか、資源利用はニッチの一つの指標とするのか。

 ニッチの、種にもとづく(実は生物体(の性質)にもとづく)定義も、生物体にもとづく定義も、、、。

生態系は平衡か非平衡か1/空きニッチ

2010年05月30日 00時58分54秒 | 生態学
2010年5月30日-1
生態系は平衡か非平衡か1/空きニッチ

 Woodley (2007, 2008)は、生態系は平衡から遠く離れてはいないという見解である。一方、Rhodeは、Nonequiribrium Ecologyという著作があるように、非平衡だという見解を取る。
 Woodleyの主張の「生態系は事実、型にはまったように〔決まったように routinely〕、飽和状態になる」を支持する説得性のある理由は、Rhode (2008b) がまとめたところによれば、

  a) 生態系への侵入への抵抗性と、生態系内の機能的な多様性は、相関する。これはKennnedy et al. (2002)が示した。
  b) Hubbell (2001) の生物地理学と生物多様性についての確率論的な中立理論は、種数パターンの予測に成功してきた。このモデルの鍵となっている前提の一つは、共同体は()生物的飽和の状態で存在できるである。どうやって、そのことは非平衡生態学と調和できるだろうか?

である。これらの議論〔論証〕は、次に示すように、説得性のあるものではないと、Rhode (2008b) は言う。

販売を促進するには

2010年05月29日 19時19分25秒 | 生命生物生活哲学
2010年5月29日-4
販売を促進するには

 さきほどwww.amazon.co.jpを覗くと、そこには或る表題の本(たとえば『生物哲学の基礎』)を入手するには、新品は無く、二つの中古品が出品されていて、
 1. 40,947円(古書代)+340円(配送料)
 2. 40,948円(古書代)+340円(配送料)
となっている。出品時点の表示は無い。1円違いということから、2の出品の後に、1が出品されたという仮説を立てたくなる。これは、(差異を検出できるような)過去の記録があれば確証または反確証できる。
 しかし、2の方が品物の状態は良いので、後から1円分うわのせだけで、1よりも良い品物が獲得できますよ、と販促的訴えをしているつもりなのかもしれない。
 しかし、それはないように思える。2は、「仕入直後より未読のままビニール封入しております。ただし、一度棚に並んだり再配本された商品ですので本出品としてはコンディション「非常に良い」とします、陳列や配送などでのスレなどの瑕疵についてはご容赦下さい」であるのに対して、1は「新品未読品です」となっているからである。品物の状態が良くてほとんど同価格ならば、それを選ぶという振る舞いを、だれかはわからないが、取るだろう。むろん、誰も買わないかもしれない(いつまで?)。
 新品書店では、ISBN番号が同一ならば、同一の価格である。ただし、汚れや擦りきれなどがあると値引いて販売するかもしれない。
 食料品の場合は、賞味期限と消費期限が大きく値引きに影響するようである。たとえば或る店では夜の8時30分を過ぎると、3割引が5割引の値札の張り替えが行なわれたりする。これはいくつかの観測結果からの(帰納的)推論である。これをメカニズムに言及した推論にするためには、どんな観測をすればよいだろうか。仮説として、売れ行き具合を見て、売り場責任者は20時29分に、3割引値札を5割引値札に張り替えをすることとする、という内部規定がある、を考えてみよう。ただし、日曜は閉店時刻が1時間早いので、日曜は19時29分かもしれないということも考慮しよう。

ニッチ概念の分類2

2010年05月29日 18時45分05秒 | 生態学
2010年5月29日-3
ニッチ概念の分類2

分類基準
 さて、本題。分類作業は、分類基準によって異なる結果となる。
 Whittakerほか(1973)は、おそらく、それまでに提案されたニッチ概念をうまくまとめようとしたようで、定めた基準を単純に適用していない。複合的、あるいはむしろ錯綜的である。
  (a) は機能的概念だとしている。
  (b) は生息場所的または場所的ニッチ概念だとしている。
 ここには、機能的か非機能的か、生息場所的か非生息場所的かという二つの基準がある。したがって、或る概念が、
  1. 機能的で生息場所的
  2. 機能的で非生息場所的
  3. 非機能的で生息場所的
  4. 非機能的で非生息場所的
という分類カテゴリーが生成される(分割表)。
 同定すれば、
  (c) は、1。
  (a) は、2。役割という語の(メカニズム参照的)解釈次第で、1。
  (b) は、3。もしかして、共同体内要因と共同体間要因の解釈次第で、 1。
 結局、4というカテゴリーに納まる概念は、Whittakerほか 1973の分類においては、無い。なぜ、無いのか。

 (b)では、「或る種がどう分布するかという関係」という文言がある。関係だとしているが、両者の性質から構成されるものなのか、両者の性質の間の関係なのかが、あるいは両方を場合に応じて使い分けるのかが、不明である。
 また、「(b) では「ニッチ」は「生息場所」と同義となる」というのも、問題の焦点(の一つ)である。

 次に、異なる視点からの分類基準を検討しよう。それは、何についてのものかという、定義がもとづく主体(主語)の問題である。

ニッチ概念の分類1

2010年05月29日 18時16分07秒 | 生態学
2010年5月29日-2
ニッチ概念の分類1

 議論が混迷している(と思える)場合は、概念が多義的であることが多い。まず、ニッチ概念を分類しよう。もとより、概念の分類は、その定義項の何によって分類するかで異なる。ここでは、出発点として、Whittaker, Levin, & Root (1973)を取り上げよう。

  「混乱は,異なる概念に対して「ニッチ」という同一の語を使うことから来ている.われわれは,この語について3つの意味を区別する.すなわち,
  (a) 与えられた共同体内における或る種の位置[position]または役割としてのニッチ.これはニッチの機能的概念である.
  (b) 或る範囲の諸環境と諸共同体に対して,或る種がどう分布するかという関係.これは,生息場所としてのニッチ,または場所的ニッチ概念である.
  (c) これら両方の合成概念としてのニッチ.ゆえに,共同体内要因と共同体間要因の両方によって定義される.これらのうち,(b) では「ニッチ」は「生息場所」と同義となる. (c) は,さしあたり「生息場所+ニッチ」と呼ぼう.」(Whittaker, Levin & Root 1973: 321)。

 aでもbでも、community 共同体〔群聚、群集〕

 [大辞泉によれば、ぐんしゅう(群集・群聚)は、
   1. 人が多く群がり集まること。また、その集まった人々。
   2. 社会学で、多数の人々が共通の関心のもとに、一時的に集合した非組織的な集団。
   3. 一定の地域に集まり有機的なつながりをもって生活する生物すべての集合体。
   4. 植物の群落を分類する単位。特定の種類が集まり、一定の相観をもつもの。群叢(ぐんそう)。
 と4つの意味があげられている。なお、3での集合体という語は大辞泉には無い。プログレッシブ和英中辞典では、集合体はan aggregateとなっている。]

と種という語が出ている。
 すでに、communityという語もまた、多義的である。共同体を生態学者が実際に使用するところから言える(あるいは操作的に考えられた)指示対象で言えば、共同体とは或る空間を研究者が任意に定めて(多くの場合、研究者の都合で)、そこにいる(理想的にはすべての)生物体について種類を同定し(ここでいくつかのタクソン的偏りが不可避となる)、その結果が、或る空間における共同体の構成または組成として表現されるもの(構築体)である。
 たとえば、種名を列挙し、各種に属する生物体の個体数を目録として表示したものである。しかしそれだけではつまらんと思えば、<そこにいる>生物体たちの振る舞いを調べて、諸関係を示したくなる(かもしれない)。
 すると、「地球暦10年10月10日10時10分10秒(という或る特定の時点)から11分11秒に間に、北緯11度11分11秒東経11度11分11秒の高度11.11mの地球地点(という或る特定の場所)において、生物体a1(種タクソンAに属する)と生物体a2(種タクソンAに属する。a2はa1から産出されたことが前の観測でわかっている。つまり、a1とa2は親子関係)と生物体b1(種タクソンBに属する)との間で空間的包含という作用関係があった。つまり、a1とa2は、b1の中に存在するという変化が観測された。」といった観測文を作ることができる。具体的には、a1とa2はアブラムシ生物体を、b1はナミテントウ生物体を想像されたい。この場合、親子関係にある2個のアブラムシ生物体を、1個のナミテントウ生物体が体内に収めた(食ったと解釈してよいだろう)ことになる。

  〔科学的営為においては一般的命題をつくりたいので、重力によってほぼ地球表面に縛りつけられている生物体数はあまりにも多いので、種カテゴリーでまとめて記述したい。ものごとは一例報告から始まるわけだし、一足飛びに、一例観測で種的一般仮説をつくろう。〕
 
  〔関係となると、相対的なので、たとえば運動は相互の位置関係の変化であるから、地球が太陽の周りを回っている、と、太陽は地球の周りを回っているも同じ。太陽中心説と地球中心説は、その核心は宗教的信念の違いであろう(歴史という構築体を参照)。観測者の位置の違いではなく、絶対という価値的位置の問題、かな?〕

 ニッチの話に戻ろう。Whittakerほか(1973)の(a)とは、
  「(a) 与えられた共同体内における或る種の位置[position]または役割としてのニッチ.これはニッチの機能的概念である.」
 positionとはたとえば地理的位置とった物理的なものではなく、役割とあるように、われわれが共同体を、どう捉えて何とするかの中身に依存する。そしてまた問題は、その共同体(これも空間を指定しなければ定まらない。諸関係はいかに空間を広げても、地球大にしても、特に重要な太陽からのエネルギーは、まさに地球外からやってくる)を構成するものとして、当の種(正しく表現するならば、当の種に属するn個の生物体)が含まれていることである。役割や役割の重要性もまた、どう考えるのか。
 という具合に、あらゆるものは他のあらゆるものに繋がっている Everything is connected to everything elseので、頭の体操をしていわば強力機械でスッキリと切断しよう(つまり分析力を最大に稼働しよう)。すると、われわれの構築力のおかげで、いくつかのものは他のいくつかのものに繋がっている Something is connected to something elseという、当たって砕ければなんとかなりそうな気がしてくる有り難い事態が出現するかもしれない。(当たらなければ、は必要条件だが、砕ければ、は滅亡条件である。)
  〔またもや、必要な迂回をしてしまった〕

文献
Whittaker, R.H., Levin, & Root, 1973. Niche, habitat, and ecotope. American Naturalist 107: 321-338.

ニッチ、生息場所、環境、生物体、種。1

2010年05月29日 01時38分47秒 | 生命生物生活哲学
2010年5月29日-1
ニッチ、生息場所、環境、生物体、種。1

1. タクソン

 「あの木の枝に、コウノトリがいる」という文があるとする。
 その鳥は_Ciconia boyciana_というタクソンに属する。コウノトリはその和名であり、_Ciconia boyciana_という種タクソン名の代わりをする場合がある。つまり、学名scientific nameと同一視する場合がある。鵠の鳥という表現だと、個別の鳥を指す意味合いが強いように思う。「それは、コウノトリに属します」とは言えても、「それは、鵠の鳥に属します」というのは、少し言いにくいように思う。

 生物体を指差すことができる。しかし、或る種タクソンを指差すことはできない。われわれの脳によって作ったものだからである(脳の中の神経細胞を指差すことができても、種タクソンを指差すことはできないだろう)。たとえば、Ciconia boycianaというタクソン名は、同定のためのカテゴリーを示すためのものである。同定とその前の分類のためのカテゴリーは、われわれの構築体であり、物体ではない。
 種ということで、その種に属するすべての生物体を指すと思う人がいるかもしれない。確かに、生物学的調査では、あたかもそのようにしている場合がある。たとえば、或る時点に生存している、或る種に属するすべての生物体を統計学での母集団とし、そのなかから機会的randomに抽出した生物体を調べて、統計的な推測をするといったことである。しかし、或る時点での話である。
 親生物体から産出された子生物体の両方とは、同一種に属する(ほとんど公準。雑種の場合はこの限りではない)。

Zero BookJ-[C]

2010年05月28日 10時53分14秒 | 生命生物生活哲学
2010年5月28日-3
Zero BookJ-[C]

[C]〔順不同〕
*Carroll, Sean B., Grenier, Jennifer K. & Weatherbee, Scott D. (上野直人・野地澄晴監訳,2003.2)DNAから解き明かされる形づくりと進化の不思議. 羊土社.

?チャーチランド,P.M.19**.(村上陽一郎・信原幸弘・小林傳司訳,1986)心の可塑性と実在論.紀伊國屋書店.[Churchland, Paul M. Scientific realism and the plasticity of mind.] [o000529, y2,500] [**品切れ*000623]

カーシ,J.D.・エブリング,F.J.1964.(香原志勢・鈴木正男・田中二郎・西田利貞訳,1971)攻撃性の自然史.277+viii pp.ペリかん社.[y1500]

*チャールズワース,B & チャールズワース,D. (石川 統訳・解説,2005) 進化.岩波書店.[B2007, y1,575]

カッシーラー,エルンスト. 1910.(山本義隆訳,1979) 実体概念と関数概念:認識批判の基本的諸問題の研究.xi+448+18pp.みすず書房.[B990730, y12,000*, (y4500, y6180)]

カッシーラー,E.1916.(中埜 肇訳,1972 (1998 新装版))自由と形式--ドイツ精神史研究--.11+317+ivpp .ミネルヴァ書房.[B981124, y5000]

カッシーラー,E.1923.(生松敬三他訳,1972)象徴形式の哲学第1巻言語.xiii+397pp.竹内書店.[y1900]

カッシーラー,E.1927.(薗田 担訳,1991)個と宇宙ールネサンス精神史.ix+298+ivpp.名古屋大学出版会.[B000507, y3,800]

カッシーラー,E.19**.(須田・宮武・村岡訳,2000)近代の哲学と科学における認識問題2-1.viii+354pp.みすず書房.[B000327, y5,500]

カッシーラー,E.1957.(山本義隆・村岡晋一訳,1966)認識問題4-近代の哲学と科学における.iii+438pp+v .みすず書房.[B960715, y7004]

カッシーラー,E.1972(1936).(山本義隆訳,1994)現代物理学における決定論と非決定論.280+32pp.学術書房/星雲社.[y5,049]

カプラ,F.1975.(吉福伸逸・田中三彦・島田裕巳・中山直子訳,1979)タオ自然学-現代物理学の先端から「東洋の世紀が」はじまる.363pp.工作社.[y1800]

カプラ,F.1982.(吉福伸逸・田中三彦・上野圭一・菅 靖彦訳,1984)ターニング・ポイント.741pp.工作社.[y2900]

カプラ,F.1982.(吉福伸逸・田中三彦・島田裕巳・中山直子訳,1986)タオ自然学増補改訂版-現代物理学の先端から「東洋の世紀が」はじまる.377pp.工作社.[y2200]

カプラ,F.1994.(吉福伸逸・田中三彦・上野圭一・菅 靖彦訳,1995)新ターニング・ポイント.741pp.工作社.[W990315, y1900]

カマジン,S.ほか.2001.(松本忠夫・三中信宏訳,2009.4)生物にとって自己組織化とは何か:群れ形成のメカニズム.xxiv+532pp.海游舎.[B20090404, y5,500%]

カンギレム,G.1983.(金森 修訳,1991)科学史・科学哲学入門.vi+633+31pp.法政大学出版局.[y6300]

カンギレム,ジョルジュ.1965.(杉山吉弘訳,2002)生命の認識.284+XL+XVpp.法政大学出版局.[B20020501, y3,400]

カルナップ,R.1935.(吉田謙二訳,2007)論理的構文論:哲学する方法.vi+105pp.晃洋書房.[B20071221, y1,260]

カルナップ,R.1956.(永井成男他訳,1974)意味と必然性.335pp.紀伊國屋書店.[y2800]

キャスティ,ジョン・L.1994.(佐々木光俊訳,1996)複雑性とパラドックス-なぜ世界は予測できないのか?.423pp.白揚社.[B961203, y3605; Complexification. John Ware Literary.]

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