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Andrea Rossiの冷融合生成器[E-Cat]についてのよくある質問(日本語訳)

2011年05月28日 00時02分37秒 | 生命生物生活哲学
2011年5月28日-1
Andrea Rossiの冷融合生成器[E-Cat]についてのよくある質問(日本語訳)

 下記は、
http://peswiki.com/index.php/Directory:Andrea_Rossi%27s_Cold_Fusion_Energy_Catalyzer_%28E-Cat%29:_Frequently_Asked_Questions
の網所にある記事:
Frequently asked questions relating to Directory:Andrea A. Rossi Cold Fusion Generator
を、1.10まで訳出したものである。

 なお、
http://newenergytimes.com/v2/reports/LENR-FAQ.shtml#lenr
での「What is LENR?」の項では、

  「The term "cold fusion " was never ideal to describe low energy nuclear reactions, because it implied that they were just a colder form of thermonuclear fusion, which they are not. The term was adopted by the media in 1989, appearing first in the Wall Street Journal, as a result of confusion with muon-catalyzed fusion. LENR's benign byproducts distinguish them from thermonuclear fusion and a variety of other nuclear experiments that also can run in room-temperature laboratories. 」

とある。訳すと、

  「「冷融合」という用語は、低エネルギー核反応を記述するのには、決して理想的ではない。なぜなら、それはたんに熱核融合よりも冷たい形態であることを意味するが、低エネルギー核反応はそうではないからである。その用語は、ウォール・ストリート・ジャーナルに初出したが、ミューオン触媒の融合と混同された結果として、1989年にメディアによって採用された。LENR〔低エネルギー核反応〕からの害の無い副産物は、熱核融合および、他の室温下実験室でも実行され得る様々な核実験からの副産物とは区別される。」

となろう。

 
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Andrea Rossi(左)は、10 kWの熱産生装置を、2011年1月14日のイタリアの報道会議で実地説明する。
写真はDaniele Passeriniによる。

   Hank Mills
   Pure Energy Systems News
   March 21, 2011

載録:Andrea A. Rossiの冷融合生成器、に関係する、よくある質問
Frequently asked questions relating to Directory:Andrea A. Rossi Cold Fusion Generator.

このよくある質問は、専売特許を持つ触媒の存在において加圧と加熱のもとで、どこにでもある安全なニッケルと水素を少量結びつけ、大量の熱を発生する、Andrea Rossiの科学技術を扱う。また、進行中の商業化についての質問にも取り組む。

内容
1 よくある質問
1.1 What is the Energy Catalyzer?
1.2 Who is Andrea Rossi?
1.3 What is Cold Fusion?
1.4 How much energy does this system produce?
1.5 How large is the system?
1.6 How much fuel does the Energy Catalyzer consume?
1.7 What isotopes of nickel are consumed?
1.8 What type of hydrogen is consumed?
1.9 Are byproducts being created?
1.10 What is the catalyst and why has it not been disclosed?
1.11 When will the patent be granted?
1.12 Do we know anything about the catalyst at all?
1.13 Does this system produce any radioactivity?
1.14 Does this system produce any radioactive waste?
1.15 How is the device activated?
1.16 What would happen in a catastrophe?
1.17 Can the device self sustain without an input?
1.18 How do you turn off the Energy Catalyzer?
1.19 Can this device produce electricity?
1.20 Did I read that a one megawatt plant is being built?
1.21 What will the output of this one megawatt plant be used for?
1.22 What companies are involved in this technology?
1.23 How many e-cats are in continuous operation today?
1.24 How many geographic locations are e-cats running today?
1.25 Is there anything confidential about how you use electrolysis for the reactor is is that industry standard technology?
1.26 Who is currently testing this technology?
1.27 What proof do we have this technology works as claimed?
1.28 How "green" or ecologically friendly is this technology?
1.29 How fuel efficient is the E-Cat?
1.30 How does this technology compare to solar, wind, hydro-electric, geothermal, and other green technologies?
1.31 Why was this technology not developed decades ago?
1.32 What economic potential does this technology create?
1.33 When can I buy a unit for my home, and how much will one cost?
1.34 Could I use a certain quantity of electricity and sell the rest back to the electric company?
1.35 Does this technology have room for improvement?
1.36 What can I do to help support this technology?
2 Coverage
3 See also


1 よくある質問

1.1 エネルギー触媒器とは何か?
 それは、イタリア人技術者で発明家であるAndrea Rossiによって開発された『冷融合』の装置である。それは、(ナノメートルからマイクロメートルの)たいへん小さな粒子大のニッケル粉を、(専売特許の理由で)現在のところは公開されないが反応を強化する触媒とともに、加圧した水素環境の中に置くことで、熱を産生する。この環境がおよそ摂氏450~500度に熱せられると、核反応が起り始める。この反応は、きわめて少しの水素とニッケル粉しか消費しないのに、大量のエネルギーを解放する。

1.2 Andrea Rossiは何者か?
 彼は、エネルギーの関係する企画で何十年も働いてきている、イタリアの技術者で発明家である。現在、彼はニュー・ハンプシャー州のベッドフォードのレオナルド・テクノロジー有限会社の会長であり創設者である。

1.3 冷融合〔低温核融合〕とは何か?
 比較的低い温度での、核融合を含む、広い範囲の核反応を記述する用語である。たとえば、われわれの太陽のような星の内側でのように何百万度ではなくて、何百度である。

1.4 どれくらいのエネルギーを、このシステムは産み出すのか?
 公開された反応器は、現在一つのモデルだけである。それは、熱水または蒸気の形で、10 kWの連続的な熱エネルギーを産み出すように設計されている。しかし、これは、このシステムが産出できるエネルギーの上限ではない。130 kWまたはそれを越えるまでに加減できるが、実験期を除いて、安全性の理由からそれは避けられている。

1.5 システムはどんな大きさか?
 反応器の容器自体は、大変小さく、1リットルの容量にすぎない。制御メカニズム、鉛遮蔽、水素の金属容器、そして他の構成要素といった補助的装備は、中くらいの大きさの卓上に、たやすく適合できる。

1.6 エネルギー触媒器は、どれだけの燃料を消費するのか?
 大変少ない。100グラムのニッケル粉は、装置を6か月間動かすだろう。しかし、少量のニッケルだけが水素と反応するだろうから、90%のニッケルが残るだろう。それは、取り出し、再処理し、燃料として再利用できる。

1.7 ニッケルのどの同位体が消費されるのか?
 装置に入れられるニッケル粉は、いかなる特定の同位体のものでもない。それは、大変小さな粒子大の、たんなるありふれた日常的なニッケルである。しかし、ニッケルの二つの同位体(62Ni と 64Ni)だけが消費されていると考えられる。

1.8 どの型の水素が消費されるのか?
 軽水素だけが使われる。重水素(デューテリウム)は、働かない。

1.9 副産物は創り出されるのか?
 二つの同位体の62Ni と 64Niは、明らかに、銅の非放射性同位体と、微量の亜鉛といった他の安定で非放射性の元素とに変換されている。

1.10 触媒は何か? また、それはなぜ非公開で至っているのか?
 Andrea Rossiと少数の親しい〔近しい〕提携者だけが、専売特許の触媒の正体を知っている。触媒は、かなりの量のエネルギーを産み出す鍵であるので、決定的に重要な知的財産である。関与する(諸)触媒を含んだ特許申請が提出された。特許申請が承諾されて完全な特許が発行されたとき、触媒または諸触媒についての情報は明かされるだろうと、特許申請は述べている。

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地球温暖化対策費

2011年05月27日 00時18分06秒 | 生命生物生活哲学
2011年5月27日-1
地球温暖化対策費

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E6%B8%A9%E6%9A%96%E5%8C%96%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E6%87%90%E7%96%91%E8%AB%96#.E5.8E.9F.E7.99.BA.E7.94.A3.E6.A5.AD.E3.81.AB.E9.96.A2.E3.81.99.E3.82.8B.E9.99.B0.E8.AC.80.E8.AA.AC
の、ウィキペディアの「地球温暖化に対する懐疑論」という項目には、

  「IPCC第4次評価報告書の第2作業部会の統括執筆責任者をつとめたスティーブン・H・シュナイダーは過去に地球寒冷化説を唱えており、地球温暖化説に変説する以前に原発の推進を唱えていた[88]。
   IPCC第1次評価報告書には、原子力エネルギーの利用を図った場合のシナリオが温暖化の抑制効果が高いとされ[89]、IPCC第2次評価報告書には地球温暖化の対策オプションとして「原子力エネルギーへの転換」という項目がある[90]。」

とある。IPCCの評価報告書に地球温暖化対策の一つとして、原子力エネルギーの利用があるのは、なぜなのだろうか。原発事故という危険またはリスクは考慮されなかったのだろうか?
 いまも放射性物質を排出して環境汚染をしていることは、事実として今そこにある危険である。
 地球温暖化対策に毎年1兆円ほどだろうか(朝野・杉山によれば、「地方自治体も含めると、 すでに日本の地球温暖化対策予算は3兆円に上るとされる」)を使ったことに対して、(不景気によるのではなく)温暖化回避の効果はあったのだろうか? その予算で、たとえば高台に住宅をつくるべきだったのではないか。いずれ地震は起こる。起こってもよいような対策を高じるべきである。

 
[A]
朝野賢司・杉山大志.3兆円の地球温暖化対策予算の費用対効果を問う.(財)電力中央研究所社会経済研究所ディスカッションペーパー(SERC Discussion Paper): SERC10012.
http://www.climatepolicy.jp/thesis/pdf/10012dp.pdf
http://criepi.denken.or.jp/jp/serc/discussion/index.htmlからも入手できる。


福島原発事故131:偉大なる訂正

2011年05月26日 23時30分27秒 | 生命生物生活哲学
2011年5月26日-4
福島原発事故131:偉大なる訂正

 福島第一原発1号機の55分間の海水注入中断は無かったと。所長の判断で注入を続けるほうが安全だと判断したと。東京電力が今頃になっても訂正したことは、偉大である。
 結局、政府と国会の馬鹿さ加減が、またもや明らかになったということではないか。