生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

或る愛の詩譜

2020年02月07日 11時13分37秒 | 絵画原論(草稿)


風間 虹樹 (或る愛の詩譜) 20200207
     ほのお いのち ひめがみ


  い
  の
焔 ち 姫神


神姫の         焔焔焔           の姫神
             焔  燃えさかる水甕座の水に棲み
八百万の神々を平衡する  焔               
        時は今  焔  数多のいのちの光を    
未来の今を生きる活力を  焔           解き放つ
色彩の光たちが      焔  溢れ流れ         
       悠久滔々  焔       あまねく降り注ぎ
                             
     あらゆるいのちたちを励起しますように      
     勇気と希望と平安をもたらしますように      

韓国映画「 Default 国家が破産する日」

2020年02月05日 14時02分49秒 | 経済学修行/学問修行
韓国映画「 Default 国家が破産する日」/シネ・ヌーヴォX/九条駅を、今日上映最終日に観るねん。その後、搬出や。アートエリアB1の観覧は断念することに。

 今月、わたしは債務不履行 default になった。某信販[クレジット]会社に対してである。引き落とし先は、某銀行である。背負いかばんに20000円を挟んだ通帳を入れたまま、引き落とし先の某銀行に入金することを忘れていた。

 引き落としされる日の4日後に入金したが、延滞金がかかるという通知のはがきが来た。その二、三日後にも入金したかどうかの電話があった。
 葉書には「入れ違いに入金したら、ご容赦ください。このはがきを廃棄してください」というように書いてあった。
 ま、4日分くらいの延滞金利子のを取られるのだな、と一見落着したと思っていたら、その二、三日後に電話があったわけ。
 つまり、引き落とし額に足る残高があるかどうか、毎日は照合しているわけではなかった。その信販会社は、月に2回の引き落としまたは決済操作をしているということが分かった。
 というわけで、4日分の延滞状態ではなく、毎日ではなく月に2回(だけ)決済するという信販会社の都合で、もっと利子が取られることがわかった。
 確か、
  年利率が16%超(の利子)x15[日か16日分]/365x引き落とし額
の延滞金(今回の場合、約80円ほどとのこと)が、2か月後に課金されるとのことだった。
 さて、お金は、銀行が無から、創造する。
 たとえば1円という、電気エネルギーが凝縮したと言えるアルミ製の政府硬貨は、製造費用が2円とのこと。いつだったか、ぼんくら会のお題が、「お金」だったときに、調べた。5円硬貨以上では、費用よりも額面の方が大きい。
 
 日本国で使われているのは、日本銀行という民間銀行が発行する紙幣である日本銀行券という証券?である。もっと大きな額の取引の決済には、コンピュータに設定された2つの銀行口座間の数値の遣り取りで実施される。
 日本銀行券を持っている者は、その額面内で、店に陳列された(あるいは陳列されていなくとも、目録を見て注文できる)商品を買うことができる。
 政府通貨は、例外を除けば500円以下の額面の硬貨である。圧倒的に流通しているのは、銀行が借りる人または法人の口座に数値を記入してできる「現金」である。
  「現金 (げんきん、英: cash) とは、一般には現金通貨のことを指す。現金通貨とは、特定の国・地域で強制通用力を有する通貨における紙幣と硬貨のことで、現在の日本を例に挙げれば日本銀行券(紙幣)と政府発行の貨幣(硬貨)がそれに当たる。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/現金
[受信:2020年1月24日(金)。]
 むかし**銀行だったころ、1000万円を紙幣で引き出したことがある。すると、窓口の人ではなく、えらいさんに、そんな場合は前もって電話をほしいと、文句垂らしく言われた。「なんでそんなこと言われなあかんねん」と思った。
 紙幣はそんなには置いていないらしかった。うわさであっても、信用不安が起きると、取り付け騒ぎになりかねない。
 人のふんどし(=預金のこと)で相撲をしているのに、えらそうに、まったくの虚業じゃんか、とずっと思っていた。
 
 しかしこれは、大きな誤解だった。
 たとえば個人が住宅ローンで銀行から融資してもらう。あるいは或る会社が資金繰りのため、融資してもらう。
 つまり、借金するわけである。そのとき、預金者からのお金が払い出されるわけではない。単に借金者の口座に数値が書き込まれるだけである。実態は、コンピュータ内の或る電気的状態ということだと思う。その物理的状態をプログラムが金額の数値として「読み取る」のだろう。
 銀行は、いわば自前で貨幣を発行しているのだ。その点では、人の褌を借りているのではない。
 お金または貨幣の本質とは、
  本質(貨幣)=負債
である。人または法人が借金することで、貨幣が創造される。
 ただし、銀行は、銀行の銀行と言われる日本銀行の口座へ、或る額の現金を置いておかなければならない。最大貸出額は、
  日本銀行に預ける額x預金準備率の逆数
である。
 銀行の種類によって異なるが、おおざっぱには、
  1.5%
だったかな(→調べてネ)。数十倍の額が貸出できる。
 銀行が外国との取引の決済ができるには、BIS基準という自己資本率の制限がある。BIS基準も民間機関が定めたものである。

【論点】
・統合政府という考え方は実施できるのか?
・信用貨幣と幸福貨幣

 【結局】、延滞金という、支払い借金金額に年利率をかけた分の金額[=猶予機関への利子金]でもって、口座の倒産?→強制退出を免れたということだろう。



☆☆☆ 文献 ☆☆☆☆
矢野 洋二.20151030.約束するお金と感謝するお金.175pp.発行:ブイツーソリューション/発売:星雲社.[本体1,200円+税][中337]