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疾病制御防止センターによるパニック心理を抑制する方法/苫米地英人201212「イヤな気持ち」を消す技術

2020年09月08日 13時58分30秒 | 新型コロナウイルスSARS-CoV-2
学問修行2020年9月8日(火曜)-1
疾病制御防止センターによるパニック心理を抑制する方法/苫米地英人201212「イヤな気持ち」を消す技術


*苫米地 英人.20121203.「イヤな気持ち」を消す技術.256pp.フォレスト出版.[本体1,500円+税]
  [Rh20200808][香159ト][pC20200810][p.169 緊急時、平常心を保つ4つの方法。危機の心理学 crisis psychology。]

  [「重大な感染症が発生した場合、その感染拡大を予防したり管理したりすることはもちろん重要ですが、同時に、そのさいに国民に広がるパニック心理を抑制することがとても大切になります。」(苫米地英人201212、169頁)。
  「CDC〔疾病管理予防センター(苫米地英人201212の訳語、169頁)→または、疾病制御防止中心〕が家頁 homepage に公開している〔していた〕、パニック心理を抑制する方法、または事態に対処するための4つの基本原則は、次の通り(169-170頁)。

   1.緊急事態が起こったときは、最初に「最悪の可能性を伝えなさい」。
     そして「それが時間とともに改善していっていることを数字で伝えなさい」。

   2.政府は、たとえば「危機を収束させます」という約束をしてはダメで、むしろ状況の不確定性を人々に正確に知らしめ、その問題を解決するプロセスについてのみ伝えなさい。

   3.その後の取り組みによって、問題解決のプロセスが進んでいることや状況が改善していることを伝えるために、それを示すデータや数字を継続的に国民に伝えていく。

   4.恐怖を認め、人々に目の前の恐ろしい事態について関連する文脈情報を与えなさい。

     ・「恐怖」→危険性(の分類と、危険項目ごとの程度の見積もり)。

 「この4つの原則を守るだけで、人心や社会の混乱は相当に鎮まってくると結論づけている」(苫米地英人201212、172頁)。
 最善策は、即時に対応して、つまりウイルス個体数または感染者のごく少ないうちに、新型コロナウイルス SARS-CoV-2 を、速やかに絶滅させることである。また国外からの侵入を止めるためには、鎖国以外には無い。なお、従来の水際作戦なるものでは、完全防止は困難である。武漢あたりから日本へやってきた人は、たとえば解熱剤を飲んでおけば、検温による仕分けをすり抜けられる。]