枝垂れ桜が見ごろです。~醍醐寺の春~

2013年03月24日 | 
3月23日 午前中は、曇りがちでしたが、昼からすこし陽の光も射してきたので
醍醐寺まで散歩に出かけました。南門から入るとまだ何も咲いてないようでしたが、
駐車場を抜けていくと塀の向こうに、1本の美しいしだれ桜が見えてきました。
      

更に進むと、その塔頭の前には、もっと大きな桜がありました。
  

   


さらに、霊宝館に入ると、
  

ますます樹高が高い枝垂れ桜があります。
 

そして、まだ咲いていない大きな桜を過ぎると
  

見たこともない大きな枝垂れ桜に人が集まっていました。



木のそばに寄れないのですが、メジロが数羽、ちょこちょこ忙しそうに花の中を歩いていました。
真ん中の上あたりに1羽。

2羽います。




この木の近くには、まだ咲きかけの巨木もあります。

先端の花はこんな感じです。
  

三宝院の入り口の枝垂れ桜も素晴らしい風情です。
  

上ばかり見上げていると


ほら貝の音色が聞こえてきて、黄色い装束のお坊さんが列をなして入ってこられました。
  

醍醐寺は、874年に真言宗の宗祖・弘法大師の孫弟子にあたる理源大師・聖宝大師が醍醐山上に草庵を結んだのが
始まりです。この三宝院には、豊臣秀吉が「醍醐の花見」の際して、自ら基本設計した庭があります。

唐門 桃山時代のものですが、平成22年に当時の姿に復元されました。


唐門前より仁王門へ続く通路の桜は、まだまだこれからです。
 

正面の総門前です。ここにも枝垂れ桜があります。


歩いているうちにすっかり晴れて、青空の下、枝垂れ桜を満喫した午後でした。







桜の「通り抜け」(遠足)

2012年04月18日 | 
大阪にある造幣局の有名な桜の「通り抜け」。初めて行ってみました。

天満橋から河口方面を見た景色です。



この「通り抜け」とは、天満橋側から桜ノ宮橋の方へ、桜の並木道を進む、一方通行のことです。

  

案内板によると、今回で、129年目を迎え、本数は354本あります。この桜は明治の初め、藤堂藩の蔵屋敷から
移植されたもので品種も多く、他では見られない里桜も集められたようです。明治16年(1883年)当時の
造幣局長遠藤氏の「大阪市民の皆さんと一緒に花見を楽しもうではないか」という発案で、混雑緩和のため、
一方通行にして一般に開放されることになりました。いつしか「通り抜けと呼ばれるようになったそうです。
関山(かんざん)松月(しょうげつ)普賢象(ふげんぞう)黄桜 楊貴妃などの八重桜が、主で沢山ありました。

  

  

桜の樹高はわりと低いものがあり、目の高さ近くまで枝を伸ばしてくれているので、すぐ目の前で見ている感じです。
「妹背」と「御衣黄」です。
  
これも「妹背」の上のほうの枝です。
  
「祇王寺祇女桜」
  
「関山」
  
「普賢象」
  

とにかく前進あるのみです。訪れたのは午後1時くらいで、人は途切れることなく、立ち止まり撮りながらも
ずんずん進んでいかなくてはなりません。
  

  

   

  

こんなに沢山の八重桜に出会えて、とても嬉しいです。しかも次の桜は、その名も素晴らしい「幸福」です。
    

これが「今年の花」小手毬(こてまり)です。出口側にあります。
  

桜宮橋を渡って、対岸を歩いて戻ることにしました。一本だけ八重桜が咲いていました。


歩いていると桜の花びらが舞い散っていきます。


それにしても今日の大阪は快晴でした。
水上を走る船も沢山の観光客で賑わっていました。


 
道が無くなって・・・・一旦 また元の対岸へ渡りました。


そして帰りの天満橋からの風景です。


都会の真ん中にも、美しい自然がありました。