春が待ち遠しい2月の終わり。山に近いこのあたりでは、早朝からいろいろな小鳥の声がよく聞こえるようになります。
そして遠くからウグイスの鳴き声が聞こえてきます。そうなると、昼間暖かい日ざしが増えてくるように感じます。
2月28日 ミニスイセンの蕾の黄色が色づいて、チューリップの芽もだいぶ出てミニ葉牡丹も薹が立ち始めています。
いつもより、なにかとても寒く感じた2月・・・そこで、2015年2月の京都の天気を振り返ると
晴れ、または晴れのち曇り(曇りのち晴れ)の日が12日間
晴れのち雨、または雪の日が5日間
雨、曇り、曇りのち雨の日が11日間
28日のうち、晴れた日が12日間、雨、曇り、雪が降った日が16日間で4日ほどの差です。
数字だけ見ると、天気が悪いと感じた日が少し多くあっただけのように思えます。
実際には、2月9日から17日にかけての9日間は、晴れ、または曇りでしたが、前後の19日間は、
昼間晴れてものちに雨や曇り、もしくは雪も混じる雨の日などがあり、月の初めと月の後半は
日照時間が少なく、やはりどんより寒く感じたのはこのせいではないでしょうか。
最高気温は
1週目(2月1日~7日)5℃→6℃→6℃→8℃→9℃→8℃→10℃ 平均7.4℃ 立春を境に気温上昇。
2週目( 8日~14日)10℃→3℃→8℃→11℃→11℃→5℃→9℃ 平均8・1℃ 1日もしくは3日おきに寒い日が。
3週目(15日~21日)8℃→13℃→9℃→9℃→8℃→8℃→15℃、 平均10℃
4週目(22日~28日)14℃→15℃→14℃→13℃→10℃→8℃→11℃ 平均12℃。
最低気温についても調べると、
1週目(2月1日~7日)-0.3℃→1℃→2℃→3℃→3℃→2℃→-0.1 平均1.5℃ 氷点下2日間あり
2週目( 8日~14日)4℃→-1℃→-0.8℃→1℃→1℃→1℃→-0.4℃ 平均0.6℃ 氷点下3日間あり
3週目(15日~21日)0.9℃→0.3℃→4℃→3℃→2℃→2℃→-0.3℃、 平均1.7℃ 氷点下1日あり
4週目(22日~28日)8℃→10℃→5℃→4℃→7℃→4℃→2℃ 平均5。1℃ この週は、週末にかけて気温は低くなっています。
2月1日~20日の20日間では、
最低気温が、氷点下の日が5日間、0℃台が2日間、1℃台が5日間、2℃台が4日、3℃台が3日、4℃台が1日でした。
朝晩がとても寒かったことがわかります。
2月21日~28日の間の8日間では、
最低気温が氷点下の日が1日、2℃台が1日、4℃台が2日、5℃台が1日、7℃台が1日、8℃台が1日、10℃台が1日
少しづつ気温が上がっている日が増えますが、2月28日は2・3℃で寒い朝でした。
曇りや雨の日が多かったのと、朝晩がとても寒かったので、昼間の最高気温が上がってきていたわりには
冬がいつまでも続いていたように感じていました。
さて今日は3月18日。月半ばを過ぎました。3月の天気も降り返ると、
1週目(3月1日~7日)雨→晴れ→曇りのち雨→曇りのち晴れ→曇り→晴れのち曇り→雨
2週目( 8日~14日)曇り→雨→曇りのち晴れ→晴れ→晴れのち曇り→晴れ→雨のち晴れ
3週目(15日~今日18日)晴れのち曇り→曇り→曇りのち晴れ→曇り
この18日間で
一日中晴れた日は3日間で、曇り、または晴れのち曇り(曇りのち晴れ)の日が10日、
雨もしくは曇りのち雨の日が5日やはり、なんとなく良く晴れた日は少ないです。
最高気温は、
一週目(3月1日~7日)10℃→10℃→10℃→14℃→9℃→12℃→11℃ 平均10℃
2週目( 8日~14日)13℃→11℃→7℃→6℃→11℃→14℃→10℃ 平均10℃
3月15日~今日18日)11℃→19℃→22℃→22℃ 平均すると18.5℃です。
但しこの3日の平均は、21℃もあります。16日月曜日から、いきなり4月半ば頃の気温になりました。
最低気温は、
一週目(3月1日~7日)5℃→4℃→1℃→7℃→3℃→2℃→5℃ 平均3.8℃
2週目( 8日~14日)6℃→6℃→4℃→ー1.2℃→0.7℃→0.1℃→4℃ 平均3.3℃
3週目の15日~今日18日)3℃→8℃→8℃→9℃ 平均7℃
3月11日は氷点下、12日、13日も1℃以下と寒い朝が続いたと思えば、翌日からは急に5~6℃
上がり、最低気温もだいぶ寒さが、ましになってきました。
ただ日中の気温が上がっても、夕方の気温との寒暖差が、この3日間は11℃もあり、
暖房を消した部屋の中にいると夕方になるにつれて、やはりまだまだ寒さを感じます。
夜はまだまだ暖房がいります。
この後の気温は来週の月~水の3日間は、また10℃台前半に逆もどりの予報がされていますが、
26日以降は概ね10℃台後半から20℃前半を行ったり来たりの予報がされています。
こういう時期に当てはまる、適当ないいまわしが何かないかと探していると、
余寒(よかん):春になっても寒いこと。
残寒(ざんかん):春になっても寒いこと。
春寒(はるさむ・しゅんかん):春になってぶり返した寒さ
ただし、これらは、2月の季語でした。
時候の挨拶の言葉としては、以下のように使われるようです。
3月上旬 (弥生/早春/浅春)の(候/みぎり)
3月中旬 (軽暖/春暖/春分)の(候/みぎり)
3月下旬 (陽春/春色/萌芽)の(候/みぎり)
さて3月17日の庭の様子です。
あのミニスイセンが満開になりました。
アークトチス、ラナンキュラスは12月末からロングランで、3月に入るとさらに次々咲いています。
全景はこんな感じです。
八重のクリスマスローズが咲いていたので、空を背景に下から撮りました。
そんなことをしていると、カタカタと音がします。どこかと探すとお隣の塀の上に。
嘴が黒いのでヒヨドリです。ムクドリの嘴は黄色です。なにかを見ているようでした。
お内裏さまとお雛さま~二人ならんで踊ります~♪と聞こえてきそうです。凛として。
壁面のつるバラから、芽が沢山出てきました。
あちらこちらの芽吹き、個体差があります。
今年の一番のり!「ルイ14世」にまさかの蕾がついていました!
プリムラにビオラ
いつになったら暖かくなるのかと首を長くしていたのですが、自然の声の便りは届いていたし
庭でもすっかり春が始まってました。
今日から春の彼岸入りです。(今年は3月18日~24日) この時期にふさわしい言葉は、
「暑さ寒さも彼岸まで~~」はい!「今でしょ~。」