アジサイ~長いおつきあい~ 2015年6月

2015年06月26日 | 日記

2015年5月21日、西洋アジサイ


バラが一番沢山咲いていたころ。西洋アジサイが咲きかけているのに気がついて
写真を撮った今年の最初の日でした。


次に撮ったのが、一週間後の5月28日。咲いてきましたねと声をかけられるように
なってきたのもこの頃です。


咲きかけの花(装飾花)をよく見ると、花びらのうちの一枚が大きいことに気づきます。
さらに下の方の開きはじめを見ると、次の2枚が伸びだしていくのが、わかります。

まず最初に外側の一枚が大きくなり、次の2枚が伸びてきて、最後の一枚が大きくなる
そんな開き方をしていると、今年もまた改めて思ったこの日でした。


5月25日、26日、27日と30度を超える日が続き、水やりを毎日し、
葉や花にも水をかけるようにしていました。


これは、アナベル(アメリカのアジサイ)の28日の様子です。
 

小さな花が開きかけています。


5月31日の西洋アジサイ。花びらの大きさが揃い、縁取りのぎざぎざも、花色も
はっきりしてきました。


正面から見るだけでなく、下から覗きこむと、また違った表情が見られます。
 

アナベルの31日。



6月前半の10日間の天気は、晴れが4日間、雨または曇りの日が6日間でした。
30度を超えたのは、1日、2日、10日の3日間でした。

(1日、2日、4日、6日は、晴れ。3日、5日、8日 9日は、雨。7日、10日は曇り)

6月9日 花の玉が大きくなって、重くなり、雨にも打たれたりして枝が垂れ下がるようになってきました。
花びらも硬く、花色もより濃くなっています。


装飾花の中心や、内側の茎に本当の花、真花が咲いています。真花は薄い青色をしています。
ピンクの装飾花に、薄いブルーの真花。毎年この自然の美しい色の取り合わせにも感心します。
 

9日のアナベル。薄黄緑から、すっかり美しい白い花に変わりました。




6月半ばを過ぎました。晴れ2日(12日、13日)曇り(14日、15日、16日)3日。雨1日(11日)
概ね梅雨の曇りか、雨の日が続きました。30度を超えたのは、3日間で晴れた12日と13日と、曇りの15日です。


6月16日のガクアジサイです。ガク(装飾花)が無く、真花の蕾だけの枝もあります。
 

西洋アジサイは、16日で、咲き始めに気づいてから27日が経ちました。


6月後半、17日から26日までで、晴れたのは、23日、25日の2日でした。後は、雨か曇りの日が続きました。
この10日間の内で30度を超えた日は、4日間でした。(17日・23日・24日・25日)

6月24日のガクアジサイ。
本来ガクである、装飾花自体の中心にあった蕾が開いて、真花が咲いています。


ガク無の真花だけの部分の開花。


てまりてまり(日本のアジサイ)は、今年は、2輪だけ咲き、後の枝に花は着きませんでした。


アナベルの別の株も、今年は1輪だけしか花が咲かないものがあり(左)、ガクアジサイの花も
まばらでした。(右)
 

西洋アジサイは、育ててから24年、ガクアジサイは、18年、アナベルは10年になります。
地植えした西洋アジサイは、年々高止まりするので、時折下の方で切ると、翌年は花が咲かないことも
あります。多い年とか少ない年があります。昨日、花の色が褪色してきたので、半分くらい花から2節めの
ところの茎でカットしました。残りも7月上旬までに切る予定です。

ガクアジサイは、数年はあまり咲きませんでした。鉢増しをしてから、少しずつ咲くようにはなっていますが
花も小さく花数も少ないです。

アナベルは、新しい枝に花が咲く、新梢咲きです。年末に、根元から5cmのところで切り詰めてしまいます。
つまり古い枝を残さないということです。翌年新しい芽から枝が伸びて、花芽が付いて、花が咲きます。

咲かなかったアナベルは、5年位前に買ったもので、毎年咲いていたのですが、今年は1輪しか咲かなかったのです。
陽にもよく当てていたので根詰まりしているか、肥料が足りなかったのかもしれません。

咲かなかったものについては、鉢増しをして、肥料をやってみたいと思います。花数と陽当たりは影響するので
半日蔭がよいといっても、花後の陽当たりを十分にしてみたいと思っています。

アジサイはよく目にする花なので、特別に珍しいものではありませんが、長く咲いている間、庭を明るくしてくれます。
いろいろな花の表情を楽しむことができる庭の大切な花です。

6月に入ってから、今日26日までに、30度を越した日は、10日間でした。晴れの日が9日間、雨の日が8日間、
曇りの日が9日間。アジサイにとっては、気温の高い日があったとはいえ、花が長持ちしたように思います。
雨の日こそ元気に咲く花。生き生きとした花があるのは嬉しいものです。

6月24日 アナベル 最初の大きい花が、白から薄い白緑に変わりつつあります。変化しつづける毎日です。













馥郁の香り届く~梅雨時のお便り~

2015年06月16日 | 日記


今年もある庭に咲く花々をいただきました。前日に摘み取られたラベンダー。
小さな花がいっぱい開花してとってもいい香りがします。右はタイサンボクの蕾
 

つやつやの若葉に囲まれて、翌日開き始めたタイサンボクの花。


あたりに得もいわれぬ芳香が漂います。花びらは、厚手の布のような質感で、
しっとりしています。
 

ガクアジサイも中心の真花が次第に咲き始めました。右は2日後の写真。
 

ラベンダーは花が終わり、並べて数日乾燥。花だけを集めて。
開けては、さわやかな香りを楽しんでいます。
 



追記 2014年6月15日の日記も合わせてご覧いただけたら幸いです。

花のあとさき

2015年06月05日 | 日記
6月2日の午後、思いのほか美しい色が出た花びらを集めてみました。



前日 6月1日は、こんな様子でした。


2日前 5月31日、花びらは並べられました。


実は、切り花だったこの花。水を取り換えようとしたところ、シンクの上でこんなことに。


5日前 5月29日 この花びらの花は、シャクヤクでした。咲いて二日目のこの日、
シャクヤクの花としては見たことのない玉のような大きな花形になり、思わず写真に撮りました。
 

とても芳しい香りが漂いました。毎日、花形、香り、彩りをいろいろな形で楽しみました。


バラのある時 2015年5月 後半 

2015年06月02日 | アンの庭 5月のばら
5月19日 曇り 最高気温25.1℃
マイクロミニと呼ばれるミニバラ。直径は大きいもので1.5cm。
とても長く咲いてくれます。
   


この日のお立ち台は、赤のマザーズデイ・ピンクマザーズデイ
  

八重の白、つるバラのペレニアル・ブラッシュ
 

19日のここ


左から レイモン・ブラン、ヒースクリフ、ルージュ・ピエール・ド・ロンサール、シャンタル・メリュー
   
コント・ド・シャンボール(左)、ピエール・ド・ロンサール
 

ジェームス・ギャルウエイ


水やりを終えて、こぼれ落ちそうな花びらや、花を集めて。また出てはお代わりです。
  

5月20日 晴れ 最高気温29.3℃

レイモン・ブラン(濃桃)、モーティマー・サックラー(薄桃)・ジークフリート(赤)、右はコンテス・ド・セギュール

朝の光を受けて、名残りのバラのある日です。