2015年5月21日、西洋アジサイ
バラが一番沢山咲いていたころ。西洋アジサイが咲きかけているのに気がついて
写真を撮った今年の最初の日でした。
次に撮ったのが、一週間後の5月28日。咲いてきましたねと声をかけられるように
なってきたのもこの頃です。
咲きかけの花(装飾花)をよく見ると、花びらのうちの一枚が大きいことに気づきます。
さらに下の方の開きはじめを見ると、次の2枚が伸びだしていくのが、わかります。
まず最初に外側の一枚が大きくなり、次の2枚が伸びてきて、最後の一枚が大きくなる
そんな開き方をしていると、今年もまた改めて思ったこの日でした。
5月25日、26日、27日と30度を超える日が続き、水やりを毎日し、
葉や花にも水をかけるようにしていました。
これは、アナベル(アメリカのアジサイ)の28日の様子です。
小さな花が開きかけています。
5月31日の西洋アジサイ。花びらの大きさが揃い、縁取りのぎざぎざも、花色も
はっきりしてきました。
正面から見るだけでなく、下から覗きこむと、また違った表情が見られます。
アナベルの31日。
6月前半の10日間の天気は、晴れが4日間、雨または曇りの日が6日間でした。
30度を超えたのは、1日、2日、10日の3日間でした。
(1日、2日、4日、6日は、晴れ。3日、5日、8日 9日は、雨。7日、10日は曇り)
6月9日 花の玉が大きくなって、重くなり、雨にも打たれたりして枝が垂れ下がるようになってきました。
花びらも硬く、花色もより濃くなっています。
装飾花の中心や、内側の茎に本当の花、真花が咲いています。真花は薄い青色をしています。
ピンクの装飾花に、薄いブルーの真花。毎年この自然の美しい色の取り合わせにも感心します。
9日のアナベル。薄黄緑から、すっかり美しい白い花に変わりました。
6月半ばを過ぎました。晴れ2日(12日、13日)曇り(14日、15日、16日)3日。雨1日(11日)
概ね梅雨の曇りか、雨の日が続きました。30度を超えたのは、3日間で晴れた12日と13日と、曇りの15日です。
6月16日のガクアジサイです。ガク(装飾花)が無く、真花の蕾だけの枝もあります。
西洋アジサイは、16日で、咲き始めに気づいてから27日が経ちました。
6月後半、17日から26日までで、晴れたのは、23日、25日の2日でした。後は、雨か曇りの日が続きました。
この10日間の内で30度を超えた日は、4日間でした。(17日・23日・24日・25日)
6月24日のガクアジサイ。
本来ガクである、装飾花自体の中心にあった蕾が開いて、真花が咲いています。
ガク無の真花だけの部分の開花。
てまりてまり(日本のアジサイ)は、今年は、2輪だけ咲き、後の枝に花は着きませんでした。
アナベルの別の株も、今年は1輪だけしか花が咲かないものがあり(左)、ガクアジサイの花も
まばらでした。(右)
西洋アジサイは、育ててから24年、ガクアジサイは、18年、アナベルは10年になります。
地植えした西洋アジサイは、年々高止まりするので、時折下の方で切ると、翌年は花が咲かないことも
あります。多い年とか少ない年があります。昨日、花の色が褪色してきたので、半分くらい花から2節めの
ところの茎でカットしました。残りも7月上旬までに切る予定です。
ガクアジサイは、数年はあまり咲きませんでした。鉢増しをしてから、少しずつ咲くようにはなっていますが
花も小さく花数も少ないです。
アナベルは、新しい枝に花が咲く、新梢咲きです。年末に、根元から5cmのところで切り詰めてしまいます。
つまり古い枝を残さないということです。翌年新しい芽から枝が伸びて、花芽が付いて、花が咲きます。
咲かなかったアナベルは、5年位前に買ったもので、毎年咲いていたのですが、今年は1輪しか咲かなかったのです。
陽にもよく当てていたので根詰まりしているか、肥料が足りなかったのかもしれません。
咲かなかったものについては、鉢増しをして、肥料をやってみたいと思います。花数と陽当たりは影響するので
半日蔭がよいといっても、花後の陽当たりを十分にしてみたいと思っています。
アジサイはよく目にする花なので、特別に珍しいものではありませんが、長く咲いている間、庭を明るくしてくれます。
いろいろな花の表情を楽しむことができる庭の大切な花です。
6月に入ってから、今日26日までに、30度を越した日は、10日間でした。晴れの日が9日間、雨の日が8日間、
曇りの日が9日間。アジサイにとっては、気温の高い日があったとはいえ、花が長持ちしたように思います。
雨の日こそ元気に咲く花。生き生きとした花があるのは嬉しいものです。
6月24日 アナベル 最初の大きい花が、白から薄い白緑に変わりつつあります。変化しつづける毎日です。