冬景色を訪ねて〜鴨川を歩く

2019年01月17日 | 日記
まだひと気も少ない朝の鴨川。
出町橋から北山に向いた一枚です。(1月16日)



去年TVの番組で見た撮影されていた場所へ。
橋のたもと近くから東山を前にした風景です。①

左の高い山は比叡山。右端は大文字山。

番組を見て、
比叡山や大文字山は、熱によって
硬い性質に変わった変成岩である
ホルンフェルスで出来ていることや

その間に連なる山々が低いのは、
花崗岩のために長年の風雨で侵食されて
削られたからだと知りました。②

比叡山からの山並みが実は違う種類の性質の
山々だったとは思いもよらず、興味がわきました。

光あふれる透き通った青空が広がります。


しばらく川下に向かって歩いていくうちに
振り向くと北山のあたりに虹が見えました。


あっという間に変わる空模様。


川面に映る雲と青空。


楡の木でしょうか?冬ならではの景色です。


晴れ渡っていたので寒さも忘れ、
ほんの半時ほどの、楽しいぶら歩きでした😊

①NHK ブラタモリ 京都 東山 #102

②京都市青少年科学センターのホームページに
詳しい大文字山の成り立ちについての地学の
説明があります。


追記
さらに御所の南を通りました。




今年の干支 猪に守られる護王神社さんへ。
狛犬ならぬ可愛いらしい狛猪さんです。






新しい年の始まりに〜🎶

2019年01月08日 | 日記
麗らかに始まる
新春のお慶びを申し上げます。

晴れやかな一月一日


新しい時代へ まっしぐら
一月三日 下鴨神社さんにて



さらに三十三間堂さんへ


三十三間堂では、中央に大きな観音さまと
左右に各500体の観音さま、合わせて1001体
がご本尊です。

頭上に11のお顔、40種の御手。
十一面千手千眼観世音
1001体 よく見るとお顔とみ手も
さまざまです。

両端には風神雷神像がありました。
(写真はリーフレットより)
五穀豊穣をもたらす神々

長いお堂は総檜造りで約120メートル
正面の柱間が33あるところから
「三十三間堂」と通称されるが、
正式には蓮華王院とのことです。


追記

今日七日は、奈良
薬師寺さんから唐招提寺さんへ



薬師寺には、玄奘三蔵院伽藍があります。

玄奘三蔵法師が仏教の真髄を求めて
628年の密出国から途方も無い苦難の
道のりを経て645年に長安に戻るまで
17年の歳月がかかったと先日知りました。

帰国後さらに持ち帰った経典を人材を集めて
翻訳。2年後には唯識論100巻翻訳完成。

初唐 三大書家の一人 褚遂良による
碑文 大唐三蔵聖教序
(写真の碑文は、薬師寺にある玄奘三蔵院伽藍の
手前にあるものです)


659年(57歳)大般若経の翻訳に取り掛かる
600巻20万字 663年完訳。664年62歳他界

玄奘三蔵法師は、法相宗の開祖です。
653年遣唐使に随行した道昭は玄奘から
大切にされ学んだそうです。道昭は、660年帰国。
多くの経典が平城京で重用されたとのこと。

写経によく使われる般若心経は、
玄奘三蔵訳です。


平和と心のやすらぎを祈る
良い一年の始まりです✨🙏✨

ちなみに、唐招提寺の大きな大きな千手観音さまの
み手の数は、958とか、機会あるおりにはぜひ
ご覧頂きたいものです。

唐招提寺 金堂


夕陽に照らされる門前にて