野菜の育つまで (終)〜恵みを頂く〜

2020年08月30日 | 日記
8月6日 並べてみました〜背比べ〜

左端 キュウリ、全長約2m
(1mの所から下に下がっています。)

真ん中2鉢
左、Oちゃんのミニトマト85cm
右、Kちゃんのミニトマト2m


右端はオクラ 95cm もう収穫を先端まで終えています。


キュウリは、最初から成った実のほとんどが、ミニミニモロキュウくらいにしか育たなかったのですが最後の1本は〜それらしく伸び初めて
 
1日1日少しずつ成長して〜


8月14日
ついに長さ20センチで極太✨で収穫✨
Oちゃんのもとへ。一人で丸かぶりだったそう😊


8月19日 部屋の温度が41度に
猛暑が続きました💦






オクラは、8月6日の時点では、もう先端まで収穫を終えていたので、もう終わりかな❓抜こうかなと思いながらしばらく置いていたら、なんと!

8月20日 復活の花が咲きました。
この日KちゃんとOちゃんが丁度来たので、この花を一緒に見ることが出来ました✨


 
そして、ちょうど赤くなっていたミニトマトも
収穫✨お昼に3人で食べました😊


8月26日 10本めの実。空に向かってグングン伸びています。
さらに、他の蕾も伸びてきました✨



もう終わったように見えたオクラが蘇り、生き生きした生命力✨を感じる瞬間でした✨

オクラを茹でたあとのお湯は薄らと色がついているように見えました。水を入れたコップと比べてみると、うっすら緑色になっていました。星形の鞘の中には、白い種が並んでいます。



〜初めての野菜育てを終えて〜

6月10日から8月29日までの80日間で
ミニトマト2鉢で30個
ミニミニミニキュウリ6本 大1本
オクラ10本
実り収穫、美味しく頂きました✨🙏✨

☆キュウリでは、ツルが伸びて支柱に巻き付いたと思ったら、バネのコイルのようになり、しかも途中から反転していました。風などで簡単に千切れたりしないためなのか❓細胞のどこにそんなモノを生み出す仕組みがあるのか、不思議に思いました。

葉と茎はどんどん育つけれど、実が中々大きくならないのか何でだろう❓日照不足❓栄養不足❓土が少ない❓水が足りない❓など毎日眺め、

またある朝は7〜8ミリのオレンジ色の小さな虫が付いていて、葉をカジっていました。それは、ウリハムシで、払い除けたりしました。

梅雨明け後の8月、最後の一本がだんだん大きくなり始めたときはこれはと、、期待が出て、ついにキュウリらしくなると、もう少し、もう少し、真っ直ぐ大きくな〜れと願っている内に取り遅れ、種が出来る程にまで太くつい育ててしまいました😅

☆オクラは最初は、ゆっくりとした成長に思えました。でも最初の収穫まで31日間と3つの作物の中では最短でした。その後は順調に伸びて開花→収穫→伸びて開花→収穫を繰り返し9本の収穫をしました。収穫はとても楽しみになりました。茹でて食べると多少育ち過ぎかと思っても、獲りたてを茹でると柔らかく美味しかったです😊ただ今11本めが大きくなっています。強い成長をする植物だとわかりました✨


☆ミニトマトは、葉の付け根にある脇芽を取り、一本仕立てで育てるつもりでしたが、Oちゃんのミニトマトは、見落としていて途中から脇芽が伸びてしまい、もともとの茎があまり伸びませんでした。しかし両方とも実がなったので、結果的には真っ直ぐ伸びたKちゃんの実の量とほぼ同じになりました😊

苗から育てたので、実が成るまでの期間は約2週間と早く感じましたが、実際に実が大きくなり赤く熟して収穫するまでには、44日かかりました。それも一つ二つと少しずつの収穫でした。

お店でパックで買う時は何も考えていませんでしたが、実を食べるということは、それまでの植物の働きを頂くということであり、実は光から成る✨まさに光合成で、太陽の光は一番大切で、水や土や適度な温度が無ければ育たず、自然の恩恵そのものを改めて思うとき、、、「いただきます」という手を合わせることの意味を改めて思い直し、感謝して頂きたいと思う今日この頃です✨🙏✨


追記  〜夕暮れの来訪〜

昼はまたとても暑かった29日の夕方、水やりをしていると、ナミアゲハでしょうか❓ひらひらやってきて ゆっくり止まっていたので撮ることが出来ました😊




もうすぐ9月、コロナ禍でマスクも辛いこの夏
でしたが、夕暮れからは、リリ、リリリとコオロギの鳴き声を聞こえてきます。秋の気配にほっとするような涼やかな気持ちがしています✨

野菜の育つまで (3)〜ミニトマト〜

2020年08月08日 | 日記
ミニトマトも育ててみました✨

6月10日 2苗のミニトマトを同じ鉢に植えました。二人にどちらにするか選んでもらいました。

左の苗がKちゃんの苗
右の苗がOちゃんの苗

になりました。



苗を植えるときに、根元を少し横倒しにして植えると茎からも根が出てしっかりした苗になるというのを聞いて少し横に倒して植えてみました。

しかし
2日め、苗は〜シャンと真っ直ぐに立ち上がっていました💦たった1日で計画は終わりましたが
元気な苗に驚きです✨






6月12日 茎の長さを測りました。
Kちゃんの苗は、22cm
O ちゃんの苗は、21cm
でした。

6月15日 5日目 小さな黄色い花が咲きました✨

Oちゃん


Kちゃん



6月23日 13日目 
初めての実がなっているのを見つけました💕

Oちゃん


Kちゃん


6月25日 実が丸く少し大きくなりました。
Oちゃん


Kちゃん


6月29日 19日目 茎が伸びて大きくなってきたので、右のOちゃんの苗を別の鉢に植え替えし、
支柱をしました。

Kちゃんの苗は83cm 
Oちゃんの苗は56cm
になりました。



先の方の花もさらに咲いてきました。


7月17日 初めて色づき始めました。37日目。

17日→18日→19日→20日
黄色→柿色→濃いオレンジ→朱赤
になっていきます。


7月24日 真っ赤な完熟になったので、2人の代わりに収穫し、取りに来てくれるまで冷凍して保存することにしました😊



✨育ててみて分かったこと✨

⚫︎花の咲く枝が茎から出てくること。
 それを花房(かぼう)という。

⚫︎花の蕾は茎に近い方から咲いて実がなること。

⚫︎花の枝の実が全部なってから色づき始めたこと。

8月1日 Kちゃん、O ちゃん来訪時にそれぞれの実を初めて収穫✨



《 トマトって どんな野菜 ❓》

【原産地】

⚫︎トマトの故郷は、アンデスの高地。雨が少なく、じめじめしてなくて乾き気味の土地で、昼間は暑く夜は涼しくなるそんな場所が栽培に向いているそうです。①

⚫︎ミニトマトは、アメリカで1982年ごろに育成されたSweet100(スイート100)という品種が登場してから広まったそうです。①

① 『そだててあそぼう87 ミニトマトの絵本』
農文協 参照しました。


ある朝、光を浴びたトマトの葉と茎が、キラキラして見えました。写真↓には白い粒々のようにしか写りませんでしたが、美しい煌めきがありました✨
 


6月15日の開花から、7月24日の初収穫まで39日間でした。緑色から黄色へ色づき始めてから真っ赤になるまで約1週間でした。KちゃんやOちゃんに赤くなっていくのを日々ビデオ通話で見てもらいながら過ごす日々は、とても楽しい毎日でした😊

✨育ち実る楽しみです✨




野菜の育つまで (2)〜キュウリ〜

2020年08月02日 | 日記

〜Oちゃんのキュウリ〜
 
6月10日 キュウリの苗を植えました。

2日め、昨日植えたばかりなのに葉がシャキッと
元気になっていました。



6月12日 
キュウリの茎の長さを測ると4センチ。
葉は3枚。

15日、5日め 葉は、4枚になりました。一本の長いツルが出て、支柱を立てたら巻きつきました。



6月17日 7日め、ツルが2本になりました。

6月22日 12日め、支柱を2本にし、3本めのツルは右に、4本めは左の支柱に伸びて巻きつきました。



ツルは、支柱に巻き付いたあと、バネのコイルのようにくるくる巻きました。



茎の1番下の方に見ると黄色い花を見つけました。さらによく見たらキュウリがなっているのを見つけました。実の先に蕾がついています。


実の先端にある蕾は、翌日開花しました。


7月5日 


この1番下になった実は、7月11日の来訪時に、これより少し大きくなったところで、Oちゃんに収穫してもらい、少しずつを分けて食べました。実が硬いのでギュッと濃い味がしたよーな、、、味わいでした。

その後〜茎の長さは2mになり、ちょうど半分の所から下に垂らしました。次々になってきました。



8月1日 2度目の収穫に来訪。



小さな小さなモロキュウをハサミでカット✨

梅雨明けは2日前の7月30日。日照不足か、はたまた栄養不足なのか〜💦キュウリは次々と実るものの、売っているような大きさにはなりませんでした。

小さな小さなモロキュウ、実に丸い小さな小さな透明な粒々がついていてるのがわかります。
3本の収穫✨ ほんの少しずつですが食べました😊

取るときに葉や茎も触ってもらいました。
葉を1枚切ってきて、感想と観察しながら
絵を描いてもらいました。


Oちゃんの感想

⚫︎キュウリの葉には裏と表どちらにもトゲがある感じがして、めちゃくちゃ痛かった。

⚫︎表にも裏にも茎にもトゲがあるから、どこを触っても痛い。


確かにトゲみたいに、触るとチクッとする毛がいっぱい生えています↓


下の写真の左側は葉の表側、右側は葉の裏側。


何でこんなに毛が生えているのか、、、その理由はわかりませんでしたが、いつか分かるといいですね〜😊


《 キュウリって どんな野菜❓》①

⚫︎キュウリの実は96.2%が水分。あのスイカでも91%だそうで、オドロキです。 ①

⚫︎水分が沢山必要だけど、水はけが悪いと育たない①  

⚫︎巻きひげの角度からキュウリの体調を知ることが出来る。温度が丁度良いと、巻きひげの角度が30°〜45°で斜め上に向かって伸びるそうです。①

⚫︎バネのようになる巻きひげのおかげで、大きな葉が風に振り回されても、切れることもなく体を支えていることが出来る。

また、巻きひげは、棒につかまった後、真ん中から巻いていくので、途中で反対向きに巻いている ①

↓途中から反対向きに巻くのがわかります。
ただ一方向に巻くだけでもスゴイと思うのに、
途中から逆回転で巻くなんて、、、ふしぎ、フシギ、不思議ですね。


(これは、OちゃんとKちゃんにも7月11日に見てもらいました。)
 
【原産地】

⚫︎インドヒマラヤ山麓、川近くの水はけの良い砂地に野生のキュウリは生えているそうです。

【いつ日本に来たの❓ 名前の由来は❓】

⚫︎日本へは中国を経て、10世紀少し前に伝わったようです。①  

⚫︎『本草和名』918年 ✳︎
「胡瓜」「加良宇利」とあるそうです。 ① 


① 『そだててあそぼう(11)キュウリの絵本』
を参照しました。

✳︎『本草和名』は、深根輔仁撰による日本現存最古の薬物辞典です。

 
キュウリの育ちは最初から順調に育ちました。
茎の下の方に実があるために大きくならないのかもしれないと7月11日に小さいまま収穫し、有機肥料を追肥しました。

その後も茎や葉は順調に伸び実も付いたのですが、小さな小さなモロキュウから大きくならず8月1日の収穫となりました。

梅雨明けは7月30日と遅く、日照時間がとても少なかったことや、横に張る根を持つキュウリと知らず、30センチ足らずの植木鉢では葉や茎の水分に取られて実の方にまで行かなかったのでは、、、と思いました💦

初めてのキュウリ栽培では、実は大きくならなかったけれど、一応食べることが出来ました。

知らなかったことをOちゃんとKちゃんと一緒にいくつも分ったのも良い収穫になりました😊