雨に訪ねて~(2) 花のお寺

2013年06月23日 | 日記
6月20日 奈良にほど近い、アジサイの咲く、山あいにある花のお寺「岩船寺」を訪ねました。


 

縁起によるとこのお寺は、
天平元年(729年)聖武天皇が霊夢により、僧行基に命じて阿弥陀堂を建立したのに始まるとのこと。
本堂の阿弥陀如来坐像は、平安時代の作で高さ約3m、台座部分も2m以上ありそうな大きな金色の仏様で
ケヤキの一本造り。柔和なお顔、全体から受ける安堵感にしばらく包まれていました。

弘法大師と姉の子智泉大徳が、伝法灌頂(密教の阿闍梨の指導者の位を授ける儀式)を修し、このお寺に
大同元年(806年)に灌頂堂として報恩院を建立。嵯峨天皇が、智泉大徳に勅命して、皇孫誕生祈願させたところ
皇子(仁明天皇)が誕生。弘仁4年(812年)に堂搭伽藍が整備され、寺号も「岩船寺」(がんせんじ)となりました。
三重の搭は、仁明天皇が、智泉大徳の遺徳を忍んで承和年間(834-847)に宝塔を建立したと伝えられています。
現存する搭は、室町時代の刻銘があるとのこと。


振り返ると本堂の前に池があり、睡蓮が咲き始めていました。浄土の世界が現わされているようです。




この日は雨で、ほんの数名の参拝者だけ。雨の音だけを聞きながら、心静かに歩きました。
辺りは、アジサイで埋め尽くされているといった風情の花のお寺でした。
 












雨に訪ねて~ローズサポート(3) (お庭B)

2013年06月22日 | ローズサポート
6月19日 「ローズサポート」のお庭を再訪しました。

5月には、先端がカリカリになっていた「ロイヤルサンセット」が復活して、
いくつも蕾をつけ、咲いてくれました。
 

一番蕾をつけていたフロリバンダの「ブルーバユー」も満開になり、
「ピエール・ド・ロンサール」の新芽が随分伸びて、別の枝には2輪
花も咲いていました。ロンサールは、つるバラなので、枝を這わせる
ものが必要なので、オベリスクなどがいいようです。ただ、現在生育中なので
根を傷めないように設置したいものです。


開花が終われば、「ブルーバユー」は、四季咲きなので、2枚目の5葉のところで
カットします。液体肥料を1000倍程度に薄めて、曇りがちの日にやるのがお勧めです。
カンカン照りのときには、施肥は避けます。

「ピエール・ド・ロンサール」は、1季咲きなので、花後に、花だけを切り取ります。
その直後に、薄めた液体肥料を与えます。気温の高い、晴れの日の真昼は避けます。

一番大きなバラにも、沢山花が咲いていました。高いところに花が付いているので
もう少し下のほうに咲かせたいとおっしゃっていました。

バラは、新しい枝の先端に花が付く性質なので、お盆すぎに、3分の2の高さまで
切り戻してもよいかと思われます。



5月に少し葉を落としたのにもかかわらず、液体肥料を10日に一回ほど施肥したり
されることによって、すべてのバラが元気を取り戻していました。日々バラを見ることが
楽しみになられたとお聞きして、同じバラ愛好家として何よりの喜びです。


梅雨時期は、また黒点病が広がりやすい時期ですので、小さな点であっても、できるだけ
早めに取り去るようにしています。落ちた葉を取り去るのも心がけています。




 

水無月に、あちらこちら ぽつぽつ~

2013年06月21日 | 日記
6月13日 スカシユリ

ユリは、6枚の花びら(内3枚の花びらと外3枚はガクが変化した花びら)ですが、
よく見ると、9枚あるものが・・・・・~サプライズ~です。
 

咲きたては輝いています。
 

 

6月17日 玉のような白いアメリカのアジサイ「アナベル」と
バラの「マリエ」2番花

 

一重のバラ「キューガーデン」の2番花
 

ガクアジサイの中心部の真花が咲きました。
 

6月18日 
アンブリッジローズの2番花の蕾がいっぱいついてきました。
 

この黄色い蕾は、少し遅れて大きくなったあるイングリッシュローズの一番花の蕾・・・
お楽しみです。
  

この日の「テマリテマリ」
去年は青色で咲いていましたが、今年はピンク色に
土壌が酸性からアルカリ性になったようです。そして少し小ぶりに咲きました。
 

 

真花だけのものや、装飾花1枚だけのものもあります。
 


この日満開の状態に
 

こちらは、西洋アジサイの中心に咲く、真花。


実際に見るととても小さな真花ですが、写真でとらえると勢いが写っている、そんな気がします。


濃い緑の舞台へ・・・バトンタッチ(3)

2013年06月12日 | バラの手入れ
6月9日のハイドランジア「西洋アジサイ」です。中心部の真花が白から水色に色づき始めました。
装飾花が一番きれいな時です。
 



「フランネル草」は、南ヨーロッパ原産。別名「酔仙翁」(スイセンノウ)
  

「ペレニアル・ブラッシュ」
 

この真上に咲くバラは、「ジャック・カルティエ」。ジャック・カルティエとは、16世紀前半のフランスの探検家の名前。
北米大陸を3度探検


この日の「アナベル」
 

6月11日 
「ペレニアル・ブラッシュ」が満開になってきました。


「アナベル」の中心部に真花の蕾が目立ってきました。
 

装飾花が大きくなったガクアジサイの花(左)とほんのり色づき始めた「テマリテマリ」の花(右)
「テマリテマリ」も、日本のアジサイです。
  

台風が近づいて来てます。朝から強い風が吹いて、この為、支柱をつけることにしました。
 

細い枝の「アナベル」にも、細い支柱を付け、軒下に取り込みました。
 

「スカシユリ」が、今年も咲きました。以前、ユリは育てるのが難しいと思い込んでいましたが、鉢栽培でも、
植え替えもしていないのに咲いてくれました。花は小ぶりですが、蕾が10個もあり、毎日の楽しみです。

 


濃い緑の舞台へ・・・バトンタッチ(2)

2013年06月12日 | 日記
6月7日
2階からの緑のバラ。 濃い緑の葉は、「ジェームズ・ギャルウエイ」明るい緑の葉は、「ニュードーン」
   
梅雨入りしてから、連日30度を超えるような日です。鉢植えなので、水やりが欠かせません。

6月8日
ミニバラ。今年2回目の開花。
 



「ブロードウエイライト」クリーム色の花が7輪咲いています。2日の銀色の蕾が咲きました。
これは、「フランネル草」の花です。葉にシルバー色の毛のようなものがいっぱいあります。

  

今日の紅一点。「テス・オブ・ザ・ダーバービルズ」は、イングリッシュローズ。1998年。
 

「マリエ」剪定してから3週間弱ですが、もう次の蕾が育っています。
 

「ペレニアル・ブラッシュ」開花中から出てきた枝の蕾がいっぱいついて開花始めました。
 

ガクアジサイ
 

「カシワバアジサイ」「アナベル」「テマリテマリ」の開花初めです。