清水ある所に寺あり〜清水寺と楊谷寺〜

2021年03月18日 | 日記
3月18日 春のお彼岸の墓参へ。
そのすぐ側に三重の塔があります。


清水寺に久々にお参りに行かせてもらいました。


山門からは京都市内が見え、遠く遠くに見える山は愛宕山です。


有名な三重の塔は、847年創建。1633年再建。
1987年に解体修理、彩色復元されたそうです。



礎石からの高さは13メートル
檜舞台は、床面積190平方メートル
410枚あまりの檜板が敷き詰められているそうです。


枝垂れ桜が見頃に🌸




下から見た同じ枝垂れ桜


山門前に修学旅行生さん達が集合写真を撮ってもらっておられました。旅行あって良かったな〜なんだかホッとして、ようこそ〜🎶という気になりました。



追記 〜清水寺と柳谷観音さんは同じ開祖〜

清水寺の由来を見ると、
僧の延鎮さんが開祖です。
延鎮さんは、夢で「北へ清泉を求めて行け」という夢のお告げで、奈良から京都の音羽山で清らかな滝を見つけます。そこで修行する老仙人から霊木を与えられ千手観音像を刻んで、この霊地を守って欲しいと告られ、仙人は姿を消してしまいます。その老仙人は観音様の化身だと悟り延鎮さんは草庵と観音霊地を守りました。

さらに、2年後、坂上田村麻呂の観音霊地での殺生を戒め、観世音菩薩の功徳を解き、その教えに感銘を受けた坂上田村麻呂がその十一面観世音菩薩を御本尊に寺院を建立。音羽の滝の清らかさにちなんで清水寺と名付けられたそうです。778年のことです。

(清水寺のHPには、賢心とあります。のちに延鎮と改名とあります。)

柳谷観音さん(楊谷寺)の由緒によると
806年に延鎮さんによる開創とあります。

「西山にて生身の観音様に出会うことが出来る」という夢のお告げにより、柳(楊)生い茂る渓谷に立つ観音様を見つけ、その観音様が十一面千手千眼観音様だったということです。

柳谷観音さんは山頂にありますが、まろやかな水が湧いています。延鎮さんが清水寺に戻られた後、弘法大師空海の参詣の折、親サルが眼を病む子サルの眼を一心不乱に洗っている姿を見て17日間の祈祷の後、子サルの眼が開きました。空海はこの水をさらに祈祷を施し、眼病に悩む人々の為に霊水にしたという伝説があるそうです。

今月の柳谷観音さんの花手水は、
菜の花と乙女椿です。






清水ある所には、霊験あらたかな光が降りているのかもしれませんね✨水の恵みに感謝です。✨


ここは春 〜満開 淀の河津桜〜

2021年03月03日 | 

3月3日 快晴の京阪淀駅から。
防音壁の上からは京都盆地を囲む西山、北山、東山の山々がぐるっと見えていました。
遠くに映るのは愛宕山です。



淀駅から西に向かうと





水路があります。南に向くと
そこには、、、
河津桜が満開です。


2002年に伊豆の河津桜 2本を淀水路に植えたのが始まりだそうです① 


ここはもう春爛漫です。




真っ青な空














目の前で撮れるしあわせです。










去年初めて、静岡の有名な美しい河津桜の並木が近くで見られることを知り、行ってみたらもう散りかけの時でした。

今朝ふと思い出し急遽行ってみました。

1キロの道をゆっくり往復した1時間半 。

皆さん程よい距離感を取りながら見ていると、いくら見ても見ても見飽きないねという会話が聞こえてきました。心の中で大きく頷きながら撮り続けていました。

①淀さくらを育てる会さんのツイッターから。






追記 〜心を和ませ春を迎える〜

2月14日 美味しいお届け物を頂きました。
一つ一つゆっくり味わいました☕️





2月17日 柳谷観音さんにて

2月らしい花手水になっていました。

美しいおひなさまが飾られていました。




三寒四温の3月。まだまだ寒い日は身体を温めて養生し、暖かい日は少しでも身体を動かし、心身ともに和らいでいきたいこの春です。