2月23日 京都府立植物園 早春の草花展 ~街の春・里の春・山の春~
大芝生地に作られた特設のハウス。そこに早春に咲く草花がいっぱい咲いています。
~街の春~
ひと目を惹くビオラの塔
オレンジ色の花は、キク科のディモルフォセカ
白の桜草 紫のムスカリ
桜草を中心に、アリッサム・マーガレット・ルピナスなどが続きます。
里の春では、コブシが満開に。
上段からプリムラ・オブコニカ 二段目サイネリアと小さな白のバコパ
下段の黄色は桜草やムルチコーレ
初めてみたカサカサした花びらのアクロクリニューム 品種名はペーパードール。
キク科の花とともに
山の春~ボタン
福寿草や、山野草の花など撮り切れなかった花も沢山あります。
第13回 早春の草花展は、3月11日まで大芝生地で開催されています。
Spring has come!
バラ園では、すっかり春の剪定が終わっていました。
比叡山が借景となり、バラ園が一望できます。
特設会場ではすっかり春の陽気でしたが、外はまだまだ花もなく
チューリップの芽が少し膨らみ伸びだしたばかりでした。4月が楽しみです。
追記 ~特設会場の出口を出たところに~小野蘭山顕彰碑~がありました。
これは、江戸時代中期の本草学者 小野蘭山(1729-1810)の生誕200年を記念して
2010年に建てられた顕彰碑です。
日本の本草学作りを目指し、75才の時に脱稿した『本草綱目啓蒙』は、本草1882種、全48巻。
中国の李時珍(1518-1593)の『本草綱目』全52巻を訳し、改良したものとのこと。
帰り道から
枝垂れ桜の並ぶ半木(なからぎ)の道から鴨川に下りました。
暖かいといっても散歩する人もなく、北山を振り返ると
午後の日差しで光る川面がとてもきれいでした。