6月17日「依水園」での続き
この前園からの小道をたどると、茶室「挺秀軒(ていしゅうけん)」に出ます。そこからまた続く小道を行くと
水車小屋へ出ます。
この水車小屋には、なぜかアワビの貝殻がいくつも乗っています。公式ホームページによると、
一つはカラスが茅葺屋根をつつくの避けるため。鷹の目を模したアワビを載せることでその役目を担う。
もう一つは、火事除けのお守りとしての役目。水につながる海のアワビをお守りとして乗せられているそうです。
さらに進むと、花しょうぶが咲く小川に出ます。ここには鯉も泳いでいました。
花びらの根元に、黄色い目のような模様があるので、これは花しょうぶですね。
歩いていくうちに、前園でもほのかな甘い香りがどこからか漂っていたのですが、その香りのもとは、
ところどころに植えられた次の写真の白い花、一重のクチナシの花からでした。
そしていよいよ全貌が眺められる氷心亭の前にやってきました。
後ろに見える屋根は東大寺南大門。若草山や春日奥山、御蓋山を借景としています。
こちらの池にはハスがありました。池に注ぎ込む小川に敷かれた丸い小ぶりの石の一つ一つを洗っておられるのも見ました。
氷心亭の写真を撮って後から見ると、磨かれた美しいガラス窓に写りこむ景色。これも素晴らしいものです。
そしてどこを通っても整えられた美しい小道を後にしました。
追記 ~美の庭のあとで~
この依水園には、寧楽(ねいらく)美術館もあります。関家より依水園を買い受けた実業家の中村準策氏が
収集した美術品が展示されています。(1940年~)
高麗・朝鮮王朝の陶磁器や、古代中国の鏡、古印、日本の茶道具や、日本画などが展示されていました。
その中でも特に印象に残ったのは、紀元前11世紀、今から3100年前の古代中国の青銅器です。
その形や技術が驚きで、この今に目の前にしているのも驚きでした。
神社にお寺にお庭。どこもかしこも広大でした。携帯をみると14.1kmも歩いたようです。
脚には、とてもきていましたが、心満ちたといったらいいのでしょうか。これもおかげさまとか
ごちそうさまとか感謝の気持ちになるそんな日々です。
この前園からの小道をたどると、茶室「挺秀軒(ていしゅうけん)」に出ます。そこからまた続く小道を行くと
水車小屋へ出ます。
この水車小屋には、なぜかアワビの貝殻がいくつも乗っています。公式ホームページによると、
一つはカラスが茅葺屋根をつつくの避けるため。鷹の目を模したアワビを載せることでその役目を担う。
もう一つは、火事除けのお守りとしての役目。水につながる海のアワビをお守りとして乗せられているそうです。
さらに進むと、花しょうぶが咲く小川に出ます。ここには鯉も泳いでいました。
花びらの根元に、黄色い目のような模様があるので、これは花しょうぶですね。
歩いていくうちに、前園でもほのかな甘い香りがどこからか漂っていたのですが、その香りのもとは、
ところどころに植えられた次の写真の白い花、一重のクチナシの花からでした。
そしていよいよ全貌が眺められる氷心亭の前にやってきました。
後ろに見える屋根は東大寺南大門。若草山や春日奥山、御蓋山を借景としています。
こちらの池にはハスがありました。池に注ぎ込む小川に敷かれた丸い小ぶりの石の一つ一つを洗っておられるのも見ました。
氷心亭の写真を撮って後から見ると、磨かれた美しいガラス窓に写りこむ景色。これも素晴らしいものです。
そしてどこを通っても整えられた美しい小道を後にしました。
追記 ~美の庭のあとで~
この依水園には、寧楽(ねいらく)美術館もあります。関家より依水園を買い受けた実業家の中村準策氏が
収集した美術品が展示されています。(1940年~)
高麗・朝鮮王朝の陶磁器や、古代中国の鏡、古印、日本の茶道具や、日本画などが展示されていました。
その中でも特に印象に残ったのは、紀元前11世紀、今から3100年前の古代中国の青銅器です。
その形や技術が驚きで、この今に目の前にしているのも驚きでした。
神社にお寺にお庭。どこもかしこも広大でした。携帯をみると14.1kmも歩いたようです。
脚には、とてもきていましたが、心満ちたといったらいいのでしょうか。これもおかげさまとか
ごちそうさまとか感謝の気持ちになるそんな日々です。