2月28日 暖かな陽射しに誘われて、京都府立植物園に出かけました。
北山門を入ると、目につく植物がありました。ケール「ネロ ディ トスカーナ」 アブラナ科
「食べられるんでしょうね~」と近くで見ていた方々と思わず顔を見合わせていました。
調べると、若葉は生でサラダとか、大きくなると煮込み料理で食べるとか。
次の通路を右へ曲がると、足元にはチューリップの芽がいっぱいあります。
先には、一際目立つ黄色の花と、可憐な白い花が咲いています。
黄色のクロッカスと、早咲きのスイセンです。
可憐なスノードロップも沢山咲いていました。
このあたりは、大きな木々の林の下を歩くような道なのですが、今まで気がつかなかった、
まだ樹齢の浅い苗木のような木がありました。
札を読んでみると、1994年までは化石としてしか知られていなかった木が発見され、
自生地のオーストラリアで100本しかない個体。
そのオーストラリアの森林局から贈られた貴重な木とか。
名前は、「ウォレマイ・パイン」ナンヨウスギ科・2億年前の化石があり、恐竜のいた
ジュラ紀から連綿と生きてきた木で「ジュラシック・ツリー」とも。
幹から出た枝は、枝分かれしておらず、葉が付いています。
このような木を見たことがありません。
たまに行く植物園で、まるで大きな発見をしたような気分になりました。(笑)