今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2023年秋 放浪の旅(11日目)山形県

2023年10月11日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月11日

2023年秋 放浪の旅(11日目)山形県

道の駅「寒河江」
昨夜は土砂降りの中、道の駅に着いた
東北最大規模を誇る道の駅で普通車で1000台駐車できる



この道の駅の比較的近くに山形県ではウイスキーの種類でいうと1・2を誇る酒屋があるため利用している
今回は経済的に困窮しているため1本で我慢した



吉祥院(山形県山形市大字千手堂509)
重要文化財の「木造千手観世音菩薩立像」を拝観したいと思い訪れた



参道の正面に「観音堂」
境内では落ち葉など清掃作業をしている男女の老人がいた



その老人が後に袈裟を着て現れ住職だと分かった
額にある「出羽一佛」の「出」に字がなぜ山が二つなのか等説明して頂いた



堂内の様子
まるで彼方の世界が現世より素晴らしいかのような感じがした



本尊の「千手観音菩薩(重要文化財)」は収蔵庫に安置されている
拝観料1000円は高額な感じもしたが、住職がお経を唱え説明してくれるので納得した



寺を巡り住職と話をする機会などほとんどないのでとても良かった
ただ説明や会話になまりがあり、聞き取れない部分が3割ほどあった
これら代々引き継がれてきた仏像を護ることが使命だと話してくれた



熊野神社(山形県南陽市宮内3476-1)
日本三熊野の一つということで訪れた
熊野三山と長野県にある熊野皇大神社、そして南陽市の熊野大社は「日本三熊野」と称される



「供鐘(南陽市指定文化財)」



写真では分からないが屋根が日差しに反射し黄金色に見えた



境内各所に風車が飾られている



拝殿(山形県指定文化財)






フラワーアートの作品は参道と神社境内に展示されている















亀岡文殊堂(山形県東置賜郡高畠町大字亀岡)
三大文殊の一つということで訪れた
奈良桜井の安倍文殊院、宮津の切戸文殊(知恩寺)、山形の亀岡文殊が三大文殊として知られている



参道には十六羅漢像などが安置されている



鐘楼堂



観音堂



観音堂内部



文殊堂






幸運なことに12年に一度の「秘仏御開帳期間」であった
木造聖観音立像(山形県指定文化財)<撮影禁止>



知らずに撮った一枚の写真の奥に小さく写っているのが秘仏である



撮影 令和5年10月11日
コメント
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