今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

神武天皇陵(奈良県橿原市大久保町)

2014年01月13日 | 神社・仏閣
橿原神宮北参道から歩いて5分程度の所に御陵の入口がある

神武天皇陵 
陵(みささぎ)は、奈良県橿原市大久保町にある畝傍山東北陵に治定されている。公式形式は円丘
神武天皇は、日本神話に登場する人物で、日本の初代天皇(古事記、日本書紀による)



綺麗に清掃・整地されている参道を歩く、周囲が濃い緑に囲まれ陵墓の雰囲気が感じられる



しばらく歩くと遠くに鳥居がみえてくる



参道を抜けると一気に視界が開ける



参拝者は他に誰もいなかったが、背後に畝傍陵墓監区事務所があり、監視されている
不審者に思われないために、きちんと礼をしてから写真を撮るように努めた



鳥居から先は進入禁止となっているため、少し身を乗り出してレンズを向けた



天皇が即位した月日は明治期に新暦に換算され、2月11日とされた
これにより、2月11日は日本が建国された日として、明治6年(1873年)に祭日(紀元節)と定められた
紀元節は昭和23年(1948年)に廃止されたものの、昭和42年(1967年)には建国記念の日として、祝日とされた



周辺を歩いてみると左側に手水所があった



畝傍山の北東の麓、橿原神宮に北接する神武天皇陵は、円丘で周囲は約100m、高さ5.5mの広い植え込みがあり、幅約16mの周濠をめぐらせている



日本書紀、古事記によると、初代天皇とされる神武天皇は日向地方から、瀬戸内海を東に進んで難波に上陸したが、生駒の豪族に阻まれたため、南下して熊野に回った
そこで出会った3本足の「八咫烏」(やたがらす)に導かれて、吉野の険しい山を越えて大和に入り、周辺の勢力も従えて、大和地方を平定した



壬申の乱の際に大海人皇子が神武陵に使者を送って挙兵を報告したという記事がある



陵墓全景(東西500m、南北約400mの広大な領域を占めている)



神橋を渡り駐車場へ戻る



近くに「奈良県立橿原考古学研究所附属博物館」があり、藤ノ木古墳の出土品(国宝)が展示されている
ここでは希望すれば展示物の説明をしてもらうことができるのでかなりの知識を身につけることができる 


撮影 平成25年11月19日

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