今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2023年放浪の旅 思い出の情景 その3

2024年04月28日 | 旅日記
2023年放浪の旅 思い出の情景 その3

11 元乃隅神社(山口県長門市油谷津黄498)訪問日 令和5年5月20日
外国人観光客が日本に凄い神社があるとインスタで紹介し外国で話題になった神社である
そのことが日本でも紹介され人気となり、訪れてみたいと思っていた
その頃、地元の方からは渋滞で3~4時間はかかる、道が狭くUターンもできない
ハイエースでは離合困難であるなど云われ決断できないでいた



前日、道の駅の案内所で確認すると最近はそれほど混雑していないと話してくれた
確かに拍子抜けするほど順調で駐車場に着いた
アメリカのCNNが平成27年(2015年)3月に発表した日本の最も美しい場所31選の一つとして選ばれた



昭和30年(1955年)地元の網元であった岡村斉の枕元に白狐が現れた
「吾をこの地に鎮祭せよ」というお告げがあり「元乃隅稲成神社」として建立された
宗教法人に属せず個人所有の神社である



鳥居中央にある高さ5mのハートマークの賽銭箱
「日本一入れづらい」と云われている






12 角島大橋(山口県下関市本土 - 角島間)訪問日 令和5年5月20日
若い頃から車の運転は好きだったが初めて角島大橋を走ったときには鳥肌が立った
北海道からは遠いが2年に一度は訪れている



横断歩道を渡りながら



橋の両側の海は晴れた日には、エメラルドグリーンやコバルトブルーの美しい色をしている
今日は波もありサーファーの姿も見える



13 赤間神宮(山口県下関市阿弥陀寺町4-1)訪問日 令和5年5月20日
水天門及び回廊(国登録有形文化財)
壇ノ浦を望む竜宮造の楼門
「水天」の名称は安徳天皇が水天宮の祭神とされることによる
初めて訪れたときには歴史的背景も理解していなかった
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に興味を持ち、この時代の本なども購入しての再訪である



文治元年(1185年)壇ノ浦の戦いで安徳天皇が入水
建久2年(1191年)赤間関(下関)に、勅命により御影堂が建立され、建礼門院ゆかりの尼を奉仕させた



耳なし芳一堂



壇ノ浦の戦いで敗れた平家一門(14名)の合祀墓(供養塔)
名前に「盛」字の付く者が多いことから「七盛塚」とも称する



日清講和記念館(国登録有形文化財)
明治維新後、日本は朝鮮半島の権益を巡って清国(中国)と対立を深め、明治27年(1894年)8月、甲午農民戦争(東学党)の乱をきっかけに開戦した
日本軍が平壌、黄海で勝利し、遼東半島を制圧した戦況を受け、清国は講和を打診
会議の開催地は、長崎、広島などが候補に挙がったが、伊藤博文が「下関の春帆楼で」と発表した



伊藤博文・陸奥宗光胸像
日本側は内閣総理大臣 伊藤博文と外務大臣 陸奥宗光の両名を全権弁理大臣に任じた



講和会議が開かれた春帆楼の二階大広間を再現



*余談になるが、陸奥宗光の妻 亮子は絶世の美人(その生き方にも感動する)

14 宗像大社 辺津宮(福岡県宗像市田島2331)訪問日 令和5年5月21日
宗像大社(世界遺産)
宗像大社は、沖ノ島の沖津宮、筑前大島の中津宮、宗像市田島の辺津宮(総社)の三社の総称
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成資産の一つとして世界文化遺産登録されている



拝殿(重要文化財)
天正18年(1590年)、時の筑前領主・小早川隆景が再建



本殿(重要文化財)
辺津宮 祭神:市杵島姫神(イチキシマヒメ)



御神木
枝は横に伸び、その先には参拝者がガイドの話を聞いている



前日、旅行中使用していたノートパソコンが突然動かなくなった
近くのヤマダ電機で状況を見てもらったが修理不可(SSDに換装しているため)とのこと
私の旅ではパソコンが必要なので購入することにした

本来は楽しい旅なのに気持ちはかなり落ち込んでいた
初期設定が面倒なのでお願いし、これから受け取りに行く

15 宮地嶽神社(福岡県福津市宮司元町7-1)訪問日 令和5年5月22日
宮地嶽神社の総本社
年間参拝者数220万人を数え初詣参拝者(100万人以上)は太宰府天満宮に次ぐ2番目と九州を代表する神社の一つ
男坂とよばれる参道石段(2016年「嵐」のテレビCM「光の道」の舞台になった)



2月下旬、10月下旬の年に2度、男坂の石段から宮地浜まで真っ直ぐに伸びる参道の延長線上に夕日が沈み、「光の道」と呼ばれている
この時期に「夕日のまつり」が開催されている



「手水舎」
このような手水舎は寺社巡りをして初めて見た
水が透明の板の上から流れ、下には花(実に美しい)



日本一の大注連縄
この神社を訪れるきっかけとなったのは日本一だという大注連縄
ここを訪れる数日前に出雲大社を参拝し大注連縄を見ているだけに興味が湧いた



宮地嶽神社 「奥の宮八社巡り」
初めて訪れる神社ということもあり巡ることにした
「一社一社をお参りすれば大願がかなう」という



「三番社・不動神社」
この神社だけ他とは異なり石室(横穴式石室古墳)の奥に不動尊が祀られている



この古墳は地下の正倉院と呼ばれ、金の鐙・冠・馬具類・大太刀等数多くの埋蔵物が発掘され、20点が国宝に指定されている



紫陽花園では、十二単、深山八重ムラサキ、墨田の花火などの品種を400株ほど植栽している



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