訪問日 令和2年9月29日
青葉山 中山寺
久し振りに朝から快晴の天気に恵まれ、気分も爽快
このような日は、過去に訪れ居心地の良かった寺に行こうと頭に浮かんだのがこの中山寺だった
仁王門
木造金剛力士立像(重要文化財)
奈良東大寺の仁王像と同系のものといわれ、鎌倉時代中期の湛慶が彫ったものといわれている
格子にガラス戸に金網と厳重に護られている
平成3年にロンドンの大英博物館で一般公開され、西欧の人々の賞賛の的となったという
中門
仁王門から雰囲気のある石段の上に中門が見えてくる
曼珠沙華だと思うが斜面に咲いていた
受付所に着いたが少し時間が早すぎたため境内を散策する
石灯籠の形も素晴らしい。奥に見えているのが本堂である
本堂(重要文化財)
寺伝によれば天平8年(736年)に聖武天皇の勅願のもと泰澄大師によって創建されたという
桁行き・梁間とも五間で入母屋造りの桧皮葺き
内部を内陣・外陣・脇陣に分けた密教系本堂の構成をみせる
康永2年(1343年)鎌倉時代後期に建てられた
屋根の葺き替えを終えたばかりだという
重文に指定されているため85%が国からの補助で行ったとのこと
鐘楼
時間になったので受付所にて拝観をお願いし再び本堂へ
前回は若い女性の副住職が対応してくれたが、今回は37代目住職
この穴は何だと思いますか?
実は本堂の鍵穴で、何故か鬼平犯科帳に出てくる盗賊の姿が頭に浮かんできた(笑)
本堂内で37代目住職から寺の歴史や仏像などの説明を受ける
住職から直接話を聞くことなどあまりないため、私もいくつかの質問をしたり大変勉強になった
そして、思いがけない嬉しい言葉が。何と「堂内の撮影をしていい」との許可をいただいた
更に、ブログで写真公開の許可も
本尊:馬頭観音座像(秘仏 重要文化財)が安置されている
三面八臂の馬頭観音の座像で、像高79.3㎝の桧材の寄木造りで、鎌倉時代中期の作
開帳は33年に1度行われる。次回は2028年頃の予定
秘仏「馬頭観世音菩薩坐像(重文)」の御前立「木造馬頭観音菩薩坐像」
江戸時代中期に小浜の仏師の林勝政・庄助親子によって作られた
厨子(重要文化財)
本尊を安置している。永禄4年(1561)の修理に際して、時の領主によって寄進されたもの
「木造不動明王立像(高浜町指定文化財)」
「木造毘沙門天立像(高浜町指定文化財)」
空海画
書院
本堂から書院へ移動する
額には寺号「中山寺」
木造阿弥陀如来坐像(福井県指定文化財)
ここでも撮影が許可された
普段撮影禁止の仏像を観て、撮りたい撮りたいと思っているが
実際に撮ってみると思うように撮ることができない
撮影許可を頂いたのに申し訳ない気持ちで一杯である
「欄間の直筆の書」
中国の文学者「魯迅」の直筆の書
先代の住職と親交があったと聞いた
その先代住職の襖絵
日展の画伯崎山木芳の襖絵(本人と寺の総代)
今上天皇 徳仁殿下が、昭和58年(1983)皇太子殿下のときご休息されたお部屋が、当時のままの状態で残されている
住職から貴重な話しを沢山お聞きすることができた
ますますこの寺の魅力が増した
帰りには重文の金剛力士像の姿もはっきり見えるようになってきた
下りてきた中門を振り返る
また近い時期に訪れることになるだろう
撮影 令和2年9月29日
青葉山 中山寺
久し振りに朝から快晴の天気に恵まれ、気分も爽快
このような日は、過去に訪れ居心地の良かった寺に行こうと頭に浮かんだのがこの中山寺だった
仁王門
木造金剛力士立像(重要文化財)
奈良東大寺の仁王像と同系のものといわれ、鎌倉時代中期の湛慶が彫ったものといわれている
格子にガラス戸に金網と厳重に護られている
平成3年にロンドンの大英博物館で一般公開され、西欧の人々の賞賛の的となったという
中門
仁王門から雰囲気のある石段の上に中門が見えてくる
曼珠沙華だと思うが斜面に咲いていた
受付所に着いたが少し時間が早すぎたため境内を散策する
石灯籠の形も素晴らしい。奥に見えているのが本堂である
本堂(重要文化財)
寺伝によれば天平8年(736年)に聖武天皇の勅願のもと泰澄大師によって創建されたという
桁行き・梁間とも五間で入母屋造りの桧皮葺き
内部を内陣・外陣・脇陣に分けた密教系本堂の構成をみせる
康永2年(1343年)鎌倉時代後期に建てられた
屋根の葺き替えを終えたばかりだという
重文に指定されているため85%が国からの補助で行ったとのこと
鐘楼
時間になったので受付所にて拝観をお願いし再び本堂へ
前回は若い女性の副住職が対応してくれたが、今回は37代目住職
この穴は何だと思いますか?
実は本堂の鍵穴で、何故か鬼平犯科帳に出てくる盗賊の姿が頭に浮かんできた(笑)
本堂内で37代目住職から寺の歴史や仏像などの説明を受ける
住職から直接話を聞くことなどあまりないため、私もいくつかの質問をしたり大変勉強になった
そして、思いがけない嬉しい言葉が。何と「堂内の撮影をしていい」との許可をいただいた
更に、ブログで写真公開の許可も
本尊:馬頭観音座像(秘仏 重要文化財)が安置されている
三面八臂の馬頭観音の座像で、像高79.3㎝の桧材の寄木造りで、鎌倉時代中期の作
開帳は33年に1度行われる。次回は2028年頃の予定
秘仏「馬頭観世音菩薩坐像(重文)」の御前立「木造馬頭観音菩薩坐像」
江戸時代中期に小浜の仏師の林勝政・庄助親子によって作られた
厨子(重要文化財)
本尊を安置している。永禄4年(1561)の修理に際して、時の領主によって寄進されたもの
「木造不動明王立像(高浜町指定文化財)」
「木造毘沙門天立像(高浜町指定文化財)」
空海画
書院
本堂から書院へ移動する
額には寺号「中山寺」
木造阿弥陀如来坐像(福井県指定文化財)
ここでも撮影が許可された
普段撮影禁止の仏像を観て、撮りたい撮りたいと思っているが
実際に撮ってみると思うように撮ることができない
撮影許可を頂いたのに申し訳ない気持ちで一杯である
「欄間の直筆の書」
中国の文学者「魯迅」の直筆の書
先代の住職と親交があったと聞いた
その先代住職の襖絵
日展の画伯崎山木芳の襖絵(本人と寺の総代)
今上天皇 徳仁殿下が、昭和58年(1983)皇太子殿下のときご休息されたお部屋が、当時のままの状態で残されている
住職から貴重な話しを沢山お聞きすることができた
ますますこの寺の魅力が増した
帰りには重文の金剛力士像の姿もはっきり見えるようになってきた
下りてきた中門を振り返る
また近い時期に訪れることになるだろう
撮影 令和2年9月29日
なんと 北海道に住んでいらしゃるですね。
キャンピングカーで 全国を旅しておられ
kurumatabi という ハンドルネームの 由来 納得ですヽ(*´∀`)ノ
福井県小浜市の中山手 は 北陸三十三観音の 第一番札所なので
今年 3月から始まった お参りツアーの初回に 始めてお参りしてお寺です。
その日 最後に私デジカメの操作を誤り 写真が無く 残念に思っていましたが 今日は 綺麗な写真を見て 昨日同様 懐かしく 思い起こしています。
私も 中門をくぐって 石段を 下りてきましたわヽ(*´∀`)ノ
ブログを拝見させて頂いた中にツアーの案内がありましたのでバスを利用されての巡礼なんですね。
カメラの関係で中山寺の写真を無くされたようですね。私も以前、鎌倉2日間の写真を家で整理している最中に操作ミスで全部ダメにしたことがあります。往復の旅費と宿泊費もそうですが写真データを失ったことが一番ショックでした。
他人の写真では満足できないとは思いますが、少しでも役に立つことができたなら嬉しいです。
中山寺は今回が二度目の参拝になります。住職のご厚意により堂内の様子も撮ることができました。