今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

摩頂山 国泰寺(富山県高岡市太田)

2019年03月01日 | 神社・仏閣
摩頂山 国泰寺
臨済禅の道場で、臨済宗国泰寺派の大本山
哲学者の鈴木大拙や西田幾太郎らが禅の修行をした寺でもある

総門
石柱には「臨済宗法燈派大本山」と刻まれ、門柱の木札には「本派専門道場」と記されている



扁額には、寺号の「国泰禅寺」



境内案内図は、帰宅し写真を整理するときに役立つことが多い



勅使門






鐘楼



観音堂



三門
観音堂側から三門を見る。「三門」とは「三解脱門」の略で、通常は禅宗の本山等に見られる二重門



両脇には「仁王像」の下半身が見え、その先には「龍渕池」「法堂」が見える



仁王像
第一印象は「でかい」






龍渕池と法堂



法堂



残念ながら扉は閉ざされていて、堂内の様子をうかがうことができない






法堂と大方丈の間に石庭がある



左奥には「禅堂」があ



大方丈



いくつかの部屋に区切られている



























禅堂






利生塔
三重塔ではなく「利生塔」との記載があり、耳慣れない言葉なので調べてみた



南北朝時代に設定された寺院制度の一つ
室町幕府開創後まもなく、元弘以来の争乱による戦没者の弔霊と天下太平を祈願するため、将軍足利尊氏と直義の兄弟の発願により、全国に寺院1宇と塔婆1基を建立することが定められた



幕府の要請によって、それらの各国の寺、塔に対してそれぞれ「安国寺」「利生塔」と称することが勅許された



利生塔は68基が設置され、形式は五重塔と三重塔で、仏舎利各2粒が奉納された
名称は違えども私にとっては大好きな塔には変わりがない



満足したところで駐車場に戻ることにする



参道から総門が見えたときのときめきを思い出しながら、余韻を楽しむ



撮影 平成30年10月18日

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