今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

自生山 那谷寺 その2(石川県小松市那谷町)

2014年02月24日 | 神社・仏閣
昨夜で「ソチ冬季五輪」が終了した
睡眠不足等生活のリズムの変化から、体調不良に陥ったが、多くの選手から「感動」という元気をもらった
次のパラリンピック開催まで体調を戻さなければならない

那谷寺(なたでら)
石段を上っていくと大きな岩の横に石像がある



庚申像(縁結の神)



寛和2年(986年)花山法皇が行幸の折り岩窟で輝く観音三十三身の姿を感じ、求る観音霊場三十三カ所はすべてこの山に凝縮されるとし、西国33観音の1番「那智」と33番「谷汲」の山号から一字ずつを取り「自主山厳屋寺」から「那谷寺」へと改名した
  
奇岩遊仙境 
観音浄土「浮陀落山」もこのような風景かと疑わせる奇岩霊石がそそりたち、その足をあらう蓮池の自然絶妙、その昔海底噴火の跡と伝えられる



参道は大きな岩を削って狭い石段になっているため、高い所が苦手な人は注意を要する



とは言っても、孫が祖父の手を引いて歩いている  



奇岩の周辺の様子












奇岩の頂点付近から見える周辺の風景






本堂<大悲閣>(重要文化財) 
岩窟内に造られた本殿、その手前の唐門、拝殿の3棟からなる。慶長2年(1597年)建立



三重塔(重要文化財)
参道を上っていくと光り輝いている三重塔が視界に入ってくる



光り輝いて見えたのは光の関係で、近くによると木の質感が見事に表現されている



堂内には仏像が安置されている
「胎蔵界大日如来」 1338年新田義貞の軍によって焼かれ、白山衆徒の手で火中より運び出された



寛永19年(1642年)建立
(加賀三代 前田利常公が後水尾帝の勅命により再建)



上から見た三重塔



朱色の橋を渡り帰路につく



那谷寺に改名されたきっかけとなる「那智山 青願渡寺」(H25.9.14)と「谷汲山 華厳寺」(H25.9.2)についても当ブログにて紹介済み


撮影 平成21年7月27日

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