今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

白水阿弥陀堂(福島県いわき市内郷白水町広畑)

2016年09月07日 | 神社・仏閣
白水阿弥陀堂という寺名も魅力的で一度は訪れてみたいと思っていた
駐車場に着いたのは正午。遠くにお堂らしきものが見えているが、しばらく車内に
過度の期待が大きな失望に変わるということを何回も経験してきたので気持ちの整理をしていた



太鼓橋を渡ると左手に受付所がある



手水鉢には閼伽(あか)水と刻まれている



阿弥陀堂(国宝)
憧れていた阿弥陀堂が正面に見える



参拝者は入り込まないように撮るには辛抱が必要になるが、いつものことで慣れている



菩提山 願成寺
正式名称は菩提山 願成寺
平安時代末期の建築で、県内唯一の国宝建築物に指定されている



平安時代末期の1160年(永暦元年)に、岩城則道の妻・徳姫(藤原清衡の娘)によって建立された



徳姫は、夫・則道の菩提を弔うために寺を建てて「願成寺」と名付け、その一角に阿弥陀堂を建立した



阿弥陀堂は方三間の単層宝形造で屋根は柿葺



徳姫が奥州藤原氏の娘であり、平泉の寺院の構造に影響を受けている



「白水」という地名は、平泉の「泉」という文字を2つに分けた物で、岩城氏の本拠地であった平という地名の由来も平泉の「平」を取った物だという説がある



堂内には阿弥陀如来像を中心に、両脇侍の観世音菩薩像と勢至菩薩像
持国天像、多聞天像の5体(重要文化財)の仏像が安置されている
堂内では若い僧侶から説明があった
三度聴いて感じたことは「もっと修行が必要」ということ



阿弥陀堂は東・西・南の三方を池に囲まれている



池には鯉が放たれている。私が近づくと逃げていくが…



餌を手にした若い女性の側には狂ったように寄ってくる



池の周囲に散策路があり阿弥陀堂を眺めながらゆっくり歩いてみる



 


この日は日曜日で若い女性の姿も多い
動かないので合掌しているのかなと思っていたら、TwitterやFacebookで発信していたようだ



撮影 平成28年5月22日

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