今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

天橋立(京都府宮津市)

2014年03月11日 | 名所・旧跡
天橋立には2度ほど訪れたことがあったが、あまり天気には恵まれず2度目などは車から降りる気もなれず、今回紹介するのは3度目に訪れたときのものである

日本三景 天橋立
宮津湾と内海の阿蘇海を南北に隔てる、全長3.6km及ぶ湾口砂州



初めて訪れたときは駐車場の係員に手招きされ、そこから約4kmの「砂の道」を歩くことになった(写真は捜索中)
途中からは降雨となりやっとの思いで向こう岸に着いて驚いたのはこちらにも駐車場があるということだ
歩くのが苦手な人は観光船の利用を勧める。写真に小さく写っている船がそうだが安価で便利



天橋立の眺めは「斜め一文字」「飛龍観」「一字観」「雪舟観」のものが有名らしい
この場所は北側の「傘松公園」からの天橋立の眺め
名前のとおり斜め一文字に見える景観からその名がついた






 


「股のぞき」: 自身の股の間から顔を出し、逆さまにものを見るために台が設置されている



体の柔軟性に欠け、地面から股間までの距離が他人より短い私にとっては至難の行為である



恥ずかしいので周囲に観光客がいないときに数枚撮るが、頭に血が上り血管が破裂しそうになる



天橋立は『丹後国風土記』にイザナギが天へ通うために作ったものとあるように、股のぞきを行うことで、天地が逆転し、細長く延びた松林が一瞬天にかかるような情景を愉しむことができる
これは吉田皆三によって明治後期ごろに観光事業活性化の一環として喧伝された手法で、観光客を通して広まったとされる



公園内を歩きながら写真を撮りながらあることに気づいた…



「股のぞき」だが自分が股からのぞかなくても、カメラを反対にして撮せばいいと、一休のようなひらめきと当時は思っていたが…



写真なら、普通に撮ってひっくり返して見ても変わらないことに今気づいた(私の写真は苦労して撮っています)






開運の「かわらけ」投げ  
長い柱の先についた輪のなかに、円盤状の「かわらけ」を投げ、うまく輪の中をくぐると開運が訪れるかもというものだが



カップルの下手さ加減にあきれて私も挑戦してみたが、一人でやるものではないということがわかった(愉しくなれない)
ところで結果の方だが、2回も挑戦し6回も投げたため手首を痛めてしまったのにもかかわらず、未だ運が開けていないが答えになる



駐車場から傘松公園までは「ケーブルカーかリフト」を利用することになる



往路はリフト(写真右)を利用、帰りはケーブルカーにしたが車窓からの風景も美しい



途中で上りのケーブルカーとすれ違い、見ず知らずの人だが親しげに笑顔で手を振り合う




撮影 平成21年7月31日

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