住まいづくり・・・・・上下移動の要素、階段の考え方を少し変えるだけで
変わる空間の活用と設計の魔法・・・・・・。
階段は上下移動のスペースですが、
それ以外にも、よくこのブログでも書かせていただいているように、
風や光・・・・気配を導いたりします。
そしてその辺りを考慮して「外側の近く」・・・・外壁近辺に計画することもあります。
でも、ケースによっては、その場所を大胆に計画することもあります。
例えば、過去に設計・監理を手掛けて完成した
通常より背の高いドア・・・・「ハイドア」を使い、ドアそのものの背の高さを強調して、
その手前に階段を計画・・・・・・。
ちょうど、玄関ホールからLDKへの通り道を横断するイメージで階段を設けました。
これにより、実際にその場にいると、
空間の明るさが階段を通して部屋の一番暗くなる部分を
明るくする効果が生きていくようになりましたよ・・・・・・。
階段を移動する際に歩く部分「踏み面」があり、「正面の蹴込み板」の無いタイプの、
ストリップ階段で光を通常よりも、
より落とすことが出来る構造を思考して設けることで・・・・・。
濃いめの色・・・・・ダークブラウンを床、ドアなど使いつつ、
部屋に圧迫感や暗さを与えずに明るさを演出するためには、
外寄りの窓も大切ですが、
内側もより明るくする必要があるので・・・・・。
色使いに配慮しつつ、勿論生活の基本となる「動線」にも配慮の設計で。
その階段の位置からの効率的な移動ができるように。
二階の寝室や書斎、個室からの移動の事。
LDKのほぼ中心部に二階から降りてくるので、
どの方向に向かっても移動がしやすく、
家具のレイアウトによって、邪魔にもならない・・・「通り道」の設計も
合わせて行っているのです・・・・・・。
リビングアクセス階段の場合、
そのあたりの「移動の設計」を思考していないと、
家具を置いてから、生活を実際にしだすと、
使いにくさが生まれることもありますからね・・・・・・。
しっかりと・・・・・当たり前ですが、暮らしを考えた設計を行う事で、
問題はありませんけどね。
それは窓際へのリビングアクセス階段であっても。
設計の魔法で思考して上下階をつなぐ「階段」をどのように位置づけるのか・・・・・・。
それだけでも生活の質と暮らしの豊かさは変わりますよ。
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建て主目線+αの提案・・・「建築と住まい手とその暮らしを豊かに」
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