奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしの中に変化をつくる工夫で広さの感覚も認識も変わります・・・・・・。

2014年12月12日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

住まい造り・・・・・空間を立体的に考える事は大切です。

 

 

平面的な「帖数」だけの広さではなくて、

感覚の部分、部屋のカタチと高さ方向の考え方、

三次元の要素を考える事が大切・・・・・・・。

 

 

 

勿論「人の視線の高さ」もポイントです。

 

 

そして、室内を明るくする方法と同時に、

影をつくり「時間の経過」と「陰影をを楽しむ」

空間とする場合も高さ方向の認識はポイントになります・・・・・・。

 

 

広さの認識は単純な算術だけではなく、

人の感覚による部分も大きいので

本当は「複雑な要素」の集合体としての「広さの認識」となるんです。

 

 

その「要素」の考え方をどのように取り込むのかが設計の工夫の部分。

暮らしの中への「設計での魔法の掛け方」もイロイロとあります。

 

 

広さの強調の仕方にもいろいろとありますが、

ワンルームの広さの感覚もよいかと思いますが、

日常の生活を考えた場合に「家具」と「生活様式」と「モノ」の関係がありますよね。

 

 

そのことを考えると「適所」にいくらかの「壁」も必要となります。

勿論「構造面」からの壁もありますが、

生活にプラスとなる「壁」の存在も・・・・・・。

 

 

例えば、わざと壁を一枚「障壁」として計画して、

一枚の壁がある事で、その先を見えなくして「視界を遮り」、

その「向こう側」をあえて見せない事で、

感覚の錯覚を起こさせて「広さの認識を変える」という仕掛けもあります。

 

 

段差を使った「スキップフロアー」の「視界の遮り方」での

空間の認識を変える手法にも近い感じです・・・・・・。

 

 

人間の認識の「部分」に働きかける仕掛けをつくる事で

距離感や奥行きも空間によって変わります。

家具の置き方もその家具の高さやサイズで

遠近法のように・・・・・・・。

 

 

同時に部屋の中だけではなきて、窓と床・・・・視界の関係を

総合的にデザインすることで「屋外」を有効に使うケースもあります。

 

 

広がりのつくり方ですね・・・・・・。

 

 

窓の外に緑を設けて「視線向き」により、

デッキなどを設けて、床の高さと調整し・・・・・外へ連続性を持たせるなど・・・・・。

 

 

庭との「関係性」をデザインするだけでもずいぶんと変わります。

 

 

広さの感覚は、単純ではなく、

狭い部分との対比も重要で・・・・・「サイズの調整」で

高い部分、低い部分、細長い部分、短い部分を関連付ける事で、

変化も生まれ「認識」が変わるんです・・・・・・。

 

 

 

帖数や数値としての「サイズ」だけではない工夫が

暮らしの空間を変えていきますよ。

 

 

圧迫感という部分も「色使い」や「家具のサイズ」で変わりますから・・・・・・。

全体のバランスを設計の工夫で整える事で、

空間にも「差」が生まれますよ。

 

 

広さのバランスの整え方にも、

イロイロ工夫で生活にプラスの効果が生まれますから。

 

 

狭小な土地もカタチの歪んだ土地も、

設計の工夫次第で「生きた空間」を楽しむことが出来る「家」を

つくる事ができますよ・・・・・・。

 

 

 

Produce Your Dream>>>>>--------------------------------------  

建て主目線+αの提案・・・「建築と住まい手とその暮らしを豊かに」 

やまぐち建築設計室ホームページ http://www.y-kenchiku.jp/無料のご相談 

「ご依頼」はお気軽にホームページからどうぞ新築・建て替え・中古住宅・間取りのご相談 

土地取得の相談リフォーム二世帯住宅・ビフォーアフター・住みやすい家等 

-----------------------------------------------------<<<<

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あたたかな「暮らしの場所」が「良い空気」で満たされるように・・・・・・。

2014年12月12日 | 日々・・・思考

住まい造り・・・・・・・・。

 

 

住まいのLDK・・・・・・リビングスペースは、

いつも「くつろぎの間」という場所として考えています。

 

 

集まりやすく、くつろぎやすい場所。

 

 

部屋としての名称で、イメージも変わりますが、

住まれる家族それぞれのくつろぎ方を反映して

「暮らしの設計」を考えているからです。

 


それぞれの暮らしの中に居心地の良い場所を

見つけることが出来るように。

 

 

あたたかな「暮らしの場所」が「良い空気」で満たされるように・・・・・・。

一家のくつろぎの場所である「住まい」となるように、

暮らしの設計にも色々「シーン」がありますよ。

 

 

 

 

Produce Your Dream>>>>>--------------------------------------  

建て主目線+αの提案・・・「建築と住まい手とその暮らしを豊かに」 

やまぐち建築設計室ホームページ http://www.y-kenchiku.jp/無料のご相談 

「ご依頼」はお気軽にホームページからどうぞ新築・建て替え・中古住宅・間取りのご相談 

土地取得の相談リフォーム二世帯住宅・ビフォーアフター・住みやすい家等 

-----------------------------------------------------<<<<

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外構工事・・・・・・光と表情を変える魔法を掛ける方法・・・・・・ステンドグラスで。

2014年12月12日 | (仮称)もてなしの家・和のエスプリ

外構工事の第三期工事・・・・・・現場はほぼ終盤です。

(仮称)もてなしの家・和のエスプリを継ぐ家の現場。

 

 

この日は・・・・前々からステンドグラス工房で打ち合わせしながら

制作していた「オリジナルの和モダンステンドグラス」を

玄関前門屋の「顔」の部分に

設置する工事を・・・・・そしてその「立ち会い」に現場へ。

 

司馬遼太郎記念館のステンドグラスも手掛けた

全国を飛び回る有名ステンドグラス工房の職人さん達が

コンセプトとデザイン画をもとに制作した「一点もの」です・・・・・・・。

 http://www.hago.co.jp/

 

イロイロカラフルな「カラー」を使うのではなく、

和のエスプリを表現する「表情」を生み出すように・・・・シンプルに、

落ち着きがあり、障子と空気感をイメージするようにと、制作を依頼しました。

 

和の空気はその「ガラス」を光が透過するときに表情をよりクリアにします。

そして見る角度や距離に応じて「ガラスそのもの」も表情を変えますよ。

 

 

一点もの・・・・・オリジナルでその「意味」を表現できる工房だから

完成できる「ステンドグラス」です。

ガラスの選択もそれだけで変わりますし、骨となる部分でも雰囲気は変わります。

 

そして「機械的」に水平を見るのではなく、感性の部分で「垂直」と「水平」を出します。

勿論僕も・・・・・「山口先生、感性での確認をお願いします」という事で

「心の目」での「水平」の確認を・・・・・・。

 

 

水平器という本当の「水平」を見る器具で水平を見ると、

それは今回のステンドグラスの場合「水平に見えない」のです・・・・・。

 

 

円の枠があり、そこに「水平」と「垂直」のラインが入り、更に「各ガラスサイズ」が

バラバラで模様もバラバラの場合「本来の水平は水平ではなくなる」のです。

 

 

そういう部分にも「微妙な調整」・・・「見る角度の細工」を加え、

設計とデザインの工夫で空気を生み出す「カタチ」が

段々と見えてきていますよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>--------------------------------------  

建て主目線+αの提案・・・「建築と住まい手とその暮らしを豊かに」 

やまぐち建築設計室ホームページ http://www.y-kenchiku.jp/無料のご相談 

「ご依頼」はお気軽にホームページからどうぞ新築・建て替え・中古住宅・間取りのご相談 

土地取得の相談リフォーム二世帯住宅・ビフォーアフター・住みやすい家等 

-----------------------------------------------------<<<<

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

住まいの計画・・・・・・整理と整頓・・・・・・厳選するという事。

2014年12月12日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

住まいづくりと収納の計画。

スペースの有効具合も仕分けの仕方で変わります・・・・・・。

 

 

家の中のスペースの活用方法にも色々。

そのうえで、適正量を決めて、必要なモノを厳選するように。

 

 

 

計画の段階から思考に取り入れておきたい部分として、

モノの適正量の把握・・・・・・。

 

 

モノを減らすスタートラインを決めて、

容量の調整を行うという事です。

 

 

絶対的な物理的容量の「ライン」がありますよね。

そこを明確にすることが大切。

モノがあふれる基本的な「原因」になる部分ですから・・・・・・。

 

 

 

食器ひとつにしても、「個人」」でどの程度使うのか、

家族でどの程度使うのか・・・・・「毎日使う食器」と「料理に合わせて使う食器の量」。

まったく使わないけどとりあえず「置いてある食器」など、

食器ひとつを考えてみても「使う頻度」、「内容」全て異なるはずです。

 

 

コップもなんとなく「増えていく」モノのひとつ・・・・・・。

必要、不必要、迷うので分からないと区分して、

不必要な分のコップや食器類を減らすだけでも

実はずいぶん「スッキリ」とするんですよ・・・・・・。

 

 

キッチン収納庫をそういう区分けで判別するだけで、

収納スペースの内容も「良い意味」で変わってきますよ。

 

 

量と質で変わる「収納の充実度」ですよ・・・・・・。

厳選することで空間も使い勝手も「スッキリ」としますから。

 

 

 

 

Produce Your Dream>>>>>--------------------------------------  

建て主目線+αの提案・・・「建築と住まい手とその暮らしを豊かに」 

やまぐち建築設計室ホームページ http://www.y-kenchiku.jp/無料のご相談 

「ご依頼」はお気軽にホームページからどうぞ新築・建て替え・中古住宅・間取りのご相談 

土地取得の相談リフォーム二世帯住宅・ビフォーアフター・住みやすい家等 

-----------------------------------------------------<<<<

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今夜は少し早い時間から・・・・・お誘いいただいて。

2014年12月12日 | グルメ つまみ食い 夜食

今夜は少し早い時間からお誘いいただいて会食を・・・・・・。

未来の事もイロイロ話していましたよ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする