住まい造り・・・・・空間を立体的に考える事は大切です。
平面的な「帖数」だけの広さではなくて、
感覚の部分、部屋のカタチと高さ方向の考え方、
三次元の要素を考える事が大切・・・・・・・。
勿論「人の視線の高さ」もポイントです。
そして、室内を明るくする方法と同時に、
影をつくり「時間の経過」と「陰影をを楽しむ」
空間とする場合も高さ方向の認識はポイントになります・・・・・・。
広さの認識は単純な算術だけではなく、
人の感覚による部分も大きいので
本当は「複雑な要素」の集合体としての「広さの認識」となるんです。
その「要素」の考え方をどのように取り込むのかが設計の工夫の部分。
暮らしの中への「設計での魔法の掛け方」もイロイロとあります。
広さの強調の仕方にもいろいろとありますが、
ワンルームの広さの感覚もよいかと思いますが、
日常の生活を考えた場合に「家具」と「生活様式」と「モノ」の関係がありますよね。
そのことを考えると「適所」にいくらかの「壁」も必要となります。
勿論「構造面」からの壁もありますが、
生活にプラスとなる「壁」の存在も・・・・・・。
例えば、わざと壁を一枚「障壁」として計画して、
一枚の壁がある事で、その先を見えなくして「視界を遮り」、
その「向こう側」をあえて見せない事で、
感覚の錯覚を起こさせて「広さの認識を変える」という仕掛けもあります。
段差を使った「スキップフロアー」の「視界の遮り方」での
空間の認識を変える手法にも近い感じです・・・・・・。
人間の認識の「部分」に働きかける仕掛けをつくる事で
距離感や奥行きも空間によって変わります。
家具の置き方もその家具の高さやサイズで
遠近法のように・・・・・・・。
同時に部屋の中だけではなきて、窓と床・・・・視界の関係を
総合的にデザインすることで「屋外」を有効に使うケースもあります。
広がりのつくり方ですね・・・・・・。
窓の外に緑を設けて「視線向き」により、
デッキなどを設けて、床の高さと調整し・・・・・外へ連続性を持たせるなど・・・・・。
庭との「関係性」をデザインするだけでもずいぶんと変わります。
広さの感覚は、単純ではなく、
狭い部分との対比も重要で・・・・・「サイズの調整」で
高い部分、低い部分、細長い部分、短い部分を関連付ける事で、
変化も生まれ「認識」が変わるんです・・・・・・。
帖数や数値としての「サイズ」だけではない工夫が
暮らしの空間を変えていきますよ。
圧迫感という部分も「色使い」や「家具のサイズ」で変わりますから・・・・・・。
全体のバランスを設計の工夫で整える事で、
空間にも「差」が生まれますよ。
広さのバランスの整え方にも、
イロイロ工夫で生活にプラスの効果が生まれますから。
狭小な土地もカタチの歪んだ土地も、
設計の工夫次第で「生きた空間」を楽しむことが出来る「家」を
つくる事ができますよ・・・・・・。
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