先日,本校では学習発表会でした。
インフルエンザなどによる欠席が心配されましたが,うちのクラスは,幸い全員出席できて,学校全体としてもほとんど欠席はいなかったようです。
けっこうな練習をしてきたので,本番でがんばる子たちが大変誇らしかったです。
うちのクラスは1年生。
お客さんからもたくさんの注目を浴びて,緊張しまくりの発表でしたが,とてもかわいらしく,そしてとても上手でした。
その出来栄えも立派なものでした。
発表会が終わり,よくがんばった子たちにこう伝えました。
「100点満点でしたよ!よくがんばったから,今日は特別に宿題なし!」
「うっそ~!」
「やった~!」
なにかご褒美をあげたくて,そう言っちゃいました。
「宿題なし」ってことをしたのは,この子たちには初めてだったんじゃないかな…
こんなことをすると,必ず出てくるのが,調子に乗る子ですね。
「先生~ 今日も宿題なしにして~ 」
「おねがーい」
おねだりが止まりません。
あと「席替えして~」
なんかも多いかな(笑)
一度甘い汁を吸ってしまった子たちは,先生におねだりすれば,またしてもらえるんじゃないかと迫ってきます。
そんなとき
「ダメ!」とか,強い姿勢で断っても
「宿題なしは,なにか行事をがんばった日に…」なんて,理屈で対抗しても,子どもたちには効果なし。
より迫ってくるか,「ちぇ!」なんてふてぶてしい態度になるだけです。
効くやり方は
「先生いじわるだから,それ以上言われると宿題倍にするよ」
ですねぇ
こんなことをサラッと言えると,子どもの態度は一変します。
「わぁ,うそうそうそ!言ってませ~ん!」
青ざめた顔して逃げていきます。(笑)
子どもが調子に乗っておねだりをしてきたら,
「先生はいじわるだから,○○○」
それ以上言うと大変なことになっちゃうよ,と伝えましょう!
すると子どもも
「この先生にはおねだりは通用しないぞ!」というのが浸透します。
厳しいわけでもなく,理屈めいたわけでもなく,少し遊び心もいれながら,子どもとの一つのやり取りを楽しめます。