小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

調子に乗ってきた子どもたちには…!

2011-02-06 08:39:49 | 「教師-子ども」関係の攻略法

先日,本校では学習発表会でした。

インフルエンザなどによる欠席が心配されましたが,うちのクラスは,幸い全員出席できて,学校全体としてもほとんど欠席はいなかったようです。

けっこうな練習をしてきたので,本番でがんばる子たちが大変誇らしかったです。

うちのクラスは1年生。

お客さんからもたくさんの注目を浴びて,緊張しまくりの発表でしたが,とてもかわいらしく,そしてとても上手でした。

その出来栄えも立派なものでした。

発表会が終わり,よくがんばった子たちにこう伝えました。

「100点満点でしたよ!よくがんばったから,今日は特別に宿題なし!」

「うっそ~!」

「やった~!」

なにかご褒美をあげたくて,そう言っちゃいました。

「宿題なし」ってことをしたのは,この子たちには初めてだったんじゃないかな…

こんなことをすると,必ず出てくるのが,調子に乗る子ですね。

「先生~ 今日も宿題なしにして~ 」

「おねがーい」

おねだりが止まりません。

あと「席替えして~」

なんかも多いかな(笑)

一度甘い汁を吸ってしまった子たちは,先生におねだりすれば,またしてもらえるんじゃないかと迫ってきます。

そんなとき

「ダメ!」とか,強い姿勢で断っても

「宿題なしは,なにか行事をがんばった日に…」なんて,理屈で対抗しても,子どもたちには効果なし。

より迫ってくるか,「ちぇ!」なんてふてぶてしい態度になるだけです。

効くやり方は

「先生いじわるだから,それ以上言われると宿題倍にするよ」

ですねぇ

こんなことをサラッと言えると,子どもの態度は一変します。

「わぁ,うそうそうそ!言ってませ~ん!」

青ざめた顔して逃げていきます。(笑)

    26

子どもが調子に乗っておねだりをしてきたら,

「先生はいじわるだから,○○○」

それ以上言うと大変なことになっちゃうよ,と伝えましょう!

すると子どもも

「この先生にはおねだりは通用しないぞ!」というのが浸透します。

厳しいわけでもなく,理屈めいたわけでもなく,少し遊び心もいれながら,子どもとの一つのやり取りを楽しめます。