体育の研究授業,終わりました。
やり終えての感想。
手応えとして,もう一歩でしたねぇ
単元が10時間あるうちの8時間目だったので,ここでどんな子どもたちの姿が見られるかは,担任としてある程度想像はついていました。
そして,子どもたちはほぼその通りの姿を出してくれて,これ以上もこれ未満もなく,今の自然な姿だったと思います。
しかしそこに理想をぴったりともってくることができなかったことは,まぎれもなく私の力不足ですね。
もう一歩でした。
ほめてくださる先生もたくさんいてくださってうれしかったのですが,まだまだ修行が必要ですね。
研究授業が終わり,授業研究会がありました。
今回は教育委員会から一人,教育事務所から一人と,二名の指導者の先生方を招いていました。
その先生方が,(いかにもお役所の先生らしく)改訂となった学習指導要領の側面から授業を切ってくださったので,また新たな刺激になりました。
正直,私自身,最近は独学に近い勉強スタイルになりつつあって,そういう王道の部分が頭から抜けていた部分が大きく,その点も反省しつつ,勉強になりました。
さて,こういう授業研究会では,参観者からいろんな意見が出されるわけですが,
授業研究会では,テーマにそった意見を出すようにする!
ことが,いい研究会にするためのポイントだと思います。
ある程度の大きな研究であれば,必ずその授業のテーマや視点が掲げられているはずです。
授業者も,それに沿って「この授業ではここを見てください!」というのを重点化しているはずです。
ですので,研究会においてもそのポイントはずらさずに意見を交換したいものです。
限られた時間ですので,話題は絞って,できるだけ深く掘り下げることで研修は深まります。
司会者の腕にもよりますが,意見を出す参加者が心がけたいものです。
時に,そういったものを無視して,思いつきのようにしてあれもこれも言ってしまう人がいます。
テーマには全くないのに,「ノートの使い方がどうだ」とか,「めあての掲げ方がどうだ」とか,しまいには,「えんぴつの持たせ方の指導はどうなっているんだ」なんて。
目についたことを羅列するように指摘しているだけです。
授業の中身で気になった点として話題にしたいのは分かりますが,ここは多くの人をまきこんだ研修会で,時間も限られていて,成果と課題を明確にしたいところなんです。
そういった個人的な意見は,また別の機会に扱ってみるべきでしょう。