インフルエンザを気にする時期になりましたね。
地域によっては,それで欠席という子も出ているのでしょうか。
まだ私の地域では,ウィルスは活動を始めていないようです。
ちなみに,私。
昨年やられてしまいました・・・・・!
不覚!
生まれて初めての経験でした。
この年になるまでかかったことがなかったので,いつも流行のニュースを聞いても人ごとのように感じていましたが,
「まさか自分が!」
という感じで,ひどく落ち込みました。。。
一週間の休養を余儀なくされて,受け持っていたクラスの子たち,保護者,同僚の先生たちに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
復帰以降,取り戻すために必死に働いた次第です。(笑)
今となっては,あれも一つの経験,勉強でしたね。
今年は,絶対にやられないようにしないと。
さて
担任としてはできるだけ自分のクラスからインフルエンザ患者を出したくはありません。
欠席が増えれば,授業の進呈にも影響を及ぼしますし,何よりクラスがさびしくなります。
学級閉鎖なんてなってしまうと,少し暗い思い出になりそうです。
インフルエンザの場合,流行性が強いわけですから,一人出てしまうと次の一人がかなり心配されますし,とにかく対策が必要です。
この時期の担任の重要な仕事の一つとも言えるかもしれませんね。
(初任のころ,クラスから大量の患者を出してしまい校長からめちゃくちゃ怒られたという先生の話を聞いたこともあります。。。)
まず頭に浮かぶのは「手洗いうがい」の徹底です。
これを口すっぱく子どもたちに言うわけですが,まずこれをしない先生はいないでしょう。
これは当然にしっかりするとして,もう一つ。
さっそく今年やってみていることがあります。
予防接種を受けた子の数を,保護者に随時伝える!
「予防接種」に敵う予防はありません。
これをできるだけ多くの子どもにうたせることが一番ではないかと考えました。
「予防接種を受けましょう」の呼びかけは,普通保健所や病院,地域の回覧板などで保護者には届くものです。
ですが,学校・学級としてもぜひ呼びかけたいところです。
しかし「ぜひ受けましょう」程度では効果がありません。
それくらいの呼びかけで行く家庭なら,保健所からの呼びかけで行っているはずです。
そこで,担任という立場の強みを利用します。
クラスに何人受けた子がいるのかを随時調査します。
そして,一週間に一回くらい,お便りで保護者に知らせます。
「今週までに,インフルエンザ予防接種を受けた子は,クラスで17人いるようです。」
リアルな数字で示します。
すると「あぁ,やっぱりうちの子も…」
と思ってくれる家庭が増えることが期待できます。
そして,次の週には「21人です。」と増えていれば,さらにまだ受けていない家庭への刺激になります。
これが何より効果的なのではと考えています。
少しいやらしいようなやり方に思えますが,確かにそうなんですけど,目的は子どもの健康です。
意識の低い家庭に,意識を高めてもらうために,担任としてできることだと思います。
時期としては少し過ぎているのかもしれませんが,もし可能ならば,できるだけ多くの子に予防接種を受けてほしいものです。