更新が滞っていました。
実は修学旅行に行ってきました。
昨年行った宿泊学習と比べれば,なんともぜいたくな旅でした。
子どもたちも私も大満足で帰ってきました。
まだブログでも話題にしてみたいと思います。
さて
同じ日に2つの子どもたちのけんかがあったと前回の記事に書きました。
(時間が経ってしまい,過去の話になってしまいましたが)
そのうちの1つは,前回書いたとおり子どもたちが自力で解決できました。
そして今回はもう1つのけんかについて。
結論,これは至急,先生の措置が必要なものでした。
というのも,明らかに片方の子がSOSを出していたからです。
けんかの中身は,ハードなものではなく,ささいなことをきっかけに,二人の仲がぎくしゃくしてしまっているという程度のものでした。
6年生の男の子ということもあって,普段の私ならある程度放っておいて見守るところでした。
が,これに関わっている片方の子が,とてもまじめで,繊細な子でした。
その子が,ささいなけんかで始まったこの状況に耐えられず,すっかり落ち込んでいました。
直接私にSOSを訴えてきたわけではありませんが,それでもすぐに伝わるほどでした。
(先生,なんとかしてください。。。。)
すぐに事情を聞いて,二人を呼び出し,ここは私の一方的な形で仲を取り持ちました。
本当にささいなことだったので,二人が強い意見をぶつけ合うほどもなく,私がわざとらしいばかりに仲直りさせました。
弱気な二人は,自ら仲直りのきっかけをつくって,反省の言葉を相手になげかけることがまだできなかったのでしょう。
片方の真面目な子はそれをものすごく気にして落ち込み,もう片方の子は「もう知らない」ぐらいの投げやりな状態になっていました。
「できれば仲直りしたい」という思いは共通にもっているのに,それに到達できない歯がゆさだけが浮き彫りになっていて,なんとも気持ち悪い状態です。
言ってはなんですが,女の子のネチネチしたけんかのようでしょうか。
こんなときは
先生が一方的にけんかを解決する!
そんな思い切った役目を果たすこともありかと。
けんかを解決できるほどの人間的な成長をその子に促すことが一番いいのでしょうか,それよりも応急措置が必要な場合もあります。
病気の根本を時間をかけて治療するよりも先に,出血を止める
そんな感じでしょうか。
前回のリーダー的な二人のけんか
今回の弱気な二人のけんか
学ぶところがあります。