夏休みです。
先日,前任校の仲間と集まることができました。
スポーツ好きの先生たちばかりで,久しぶりに会っては体育館で汗を流し,その後はうちに招待してバーベキュー。
それぞれ勤め先は変わっても,立場が変わっても,やっぱり気の合う仲間って話が盛り上がります。
こういう集まり方のいいところは,同じ職場の同僚ではないから,変に仕事に関するグチとか,悪口とか,込み入った真剣な話にならないのがいいですね。(笑)
軽く,明るい話題ばかりで,私は大好きです。
こうして集える仲間って貴重です。
できれば,今いる職員室でもこんな心の打ち解け合う仲間を作りたいものです。
そして,仕事をしていく上でのいい組織づくりをしていきたいものです。
それは,その年その年で入れ替わるメンバー次第・・・・ という側面も正直いくらかありますが,決してそんな偶然だけにたよるものではありません。
自分から働きかけて,自分からいい関係を作っていくべきものです。
これも社会人の,教員の必要な仕事術です。
まず。
ポリティクスに負けない3つの約束を守る!
どちらかというとネガティブな考え方ですが,私的には必要なことだと感じていて,いつも実践しています。
ここで言う「ポリティクス」とは,無用な権力争いや,悪影響を及ぼすほどの権力行使のことで,学校の職員室にも存在しがちなことです。
ポリティクスは他人を蹴落としたり支配したりした上に,自分の権力を広げようとするもので,組織をダメにする可能性大です。
職員室にも,そんなイジワルな先生,いますよね。
そんな嫌われ者の先生,実際いますよね。
でも,その先生の力に屈して,悪い組織をつくられ,自分もそれの一部に組み込まれてしまう可能性だってあるんです。
それだけは絶対に阻止したい。
まずは,自分がしっかりすることです。
ポリティクスに負けないようにするための3つの約束。
1.他人を批判しない
2.オープンに,多くの人と関わりをもつ
3.一対一の親密な関係を避ける
です。
他人を批判してばかりの人は,知らず知らずのうちに自分がポリティクスの中心的な存在になっていまいます。
職員室のどの先生とも笑顔で会話ができ,親しみやすいオープンな雰囲気のある先生は,敵を作りにくくなります。
誰か特定の人と,親密すぎる関係をもつことは,結果として悪い方向へ行ってしまいやすいのが人間関係です。
学校の職員室だからといものではなく,社会の,集団における人間関係づくりの基本とも言えるのでしょう。
自らポリティクスにはならいない。
自らポリティクスを寄せ付けない。
それを心がけることからです。