小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

運動会シーズン,体育主任に用事がたくさんあるのに

2012-09-23 13:13:17 | 教師の仕事術の攻略法

運動会がもうすぐです。

今日は私が暮らす校区の運動会を散歩がてら見に行ってきました。

将来,我が子がここで走るかと思うと,自然と関心が高くなります。

(この団体種目,もっとこうすればいいのに…!)

(放送の音楽はもっとこう…!)

なんて職業病が出てしまいます。(笑)

さて

本校では運動会の準備や練習の真っ最中です。

体育主任を中心として,みんなが組織的に動いている時期です。

自然と仕事をする中で,職員室では体育主任の立場が大きくなり,他のメンバーも体育主任へのコンタクトが多く必要となってきます。

「万国旗の係だが,補修はしなくていいのか」

「1年生のかけっこの練習をしているのだが,スタート位置を変更していいか」

「保護者から家族リレーの出場について問い合わせがあったのだが」

みんな,体育主任と話したいことがたくさんあります。

しかし・・・・

いつも肝心の体育主任の姿が見当たりません。

職員室にいないのです。

職員室にいないとなれば,担当学級か,この時期は運動場にいるのでしょうが,そこまで足を運んで探すのは大変の時間のロス。

正直

(あ~もう…)

って感じです。

その結果,体育主任のいないところで,他のメンバーで協議して

「こうすることにしよう」

なんて,少しあいまいで,責任の所在が不明確になる決定をするしかありません。

そうなると,仕事はいろんなところでチグハグしてきます。

その決定があとから体育主任の意向と違っていることが明らかになってしまったり。

思うに

実行中のプロジェクトのリーダーは,いつもドカンと定位置に居座っておく!

これが理想だと。

本校の体育主任は,もちろん仕事をさぼっているわけでなく,フットワーク軽くいろんなところへ出向いて,仕事をしているわけです。

昼休みも,担当学年の表現運動の指導を直接するために,校庭で走り回っています。

その姿勢はもちろん素晴らしいことですが,立場が大事。

体育主任に相談したいことがある人が常に周りにたくさんいるわけですから。

自分を軸として,うまく組織をつくり,周囲の人たちを動かすような仕事ができれば,この運動会自体もより安定した取り組みになるはずです。

いつも職員室にいるというのは不可能な話でしょうが,先生たちが集まると思われれる時間帯には,必ず体育主任もそこにいると助かります。

歯車の軸はいつも中心で動かず,安定しているべき。

軸がぶれると,周りの歯車もぶれる。

そんなイメージでしょうか。