昨年度,研究指定を受けて取り組んだ研究が,今年も引き続き,地区や県,さらにそれよりも大きなところで開かれる大会で発表する機会をいただき,私はそのために今年はかなり出張に出ています。
もちろん,この研究を中心で進めさせてもらった立場としては,とても光栄なことだし,自分の仕事に手応えを感じることができるようで,うれしく思っています。
・・・が。
また依頼が来ました。
また,です。
年度末のこの時期に。
校長室に呼ばれて,
「先生,またなんだけど」
と。
もう,このセリフを言う校長先生の顔も,苦笑いになっています。
この話で校長先生に呼ばれるのはもう何回目でしょうか。
今回も,県を超えるけっこう大きな大会だそうです。
今回は「シンポジウム」で「ポスターセッション」をするんだと。
「…はい。(はい,やりますよ)」
引き受けたら,発表のための準備です。
今回の発表の形式にそろえて,資料を作らなくてはいけません。
大会ごとに求められる形が違うので,その都度違う資料を作るために,私はすっかりこの研究に関して「マスター」しましたね。
もう目をつぶってでも作れそうな気がします。(笑)
うれしい半面,ちょっとさすがにため息も出ます。
少なからず学級への仕事にも影響をきたすわけで,子どもたちには申し訳なく思っている面もあります。
そして,ここまで同じ仕事を繰り返しやらされる(言い方悪いですが)と,なんか,
「誰かに都合よく利用されてる」
んじゃないかって,そんな卑屈な考えがよぎってくるんです…
じゃあ「誰か」って,誰やねん… って詮索しようとしたところで,
「いかん,いかん。」
とブレーキをかけました。
仕事に対するネガティブさが膨らんできている悪い兆候です。
うーん,もうさすがにこれで最後だろう。
そう思って,ちゃんとやり遂げてきたいと思います。
「マーフィーの法則」って本をご存知でしょうか。
私好きなんですけど。
その中にあったもので
「仕事ができる者は,いろんな仕事を任される。
そして,本当に仕事ができる者は,それらから逃れられる。」
とあったのを思い出しました。
私は… まだまだです。(笑)