小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

夏休み終わったけど… 息抜き2コマまんが「単位」

2011-09-06 21:03:38 | まんが

ある日の6年生算数の授業…

先生「身近に『単位』って,いっぱいあるものです。何を知っていますか?」

     23961

「センチ!」

「グラム!」

「円!」

「台!」

「匹!」

かなりたくさん意見が出されて,もう出尽くしたというころに…

    23962

ゆうたろうくん「はいっ!」

「まだありますか?」

「プッシュ!」

「は?」

「プッシュ!ワンプッシュとか!」

何かのCMで出てきそうな(笑)


始業式明け,やってしまいがちなミスの一つに…

2011-09-04 15:25:31 | 学級生活の攻略法

2学期が始まって,一息つく間もなく授業も進みだしています。

「夏休みが終わった瞬間から,次の夏休みに向かってがんばる」

と言っていた先輩先生が懐かしいです。(笑)

さて,この時期担任がしなくてはいけない仕事はたくさんありますが,特に煩雑なのが夏休みの宿題処理です。

大量の宿題の処理の仕方については過去にもいくつか記事を書きましたが,今回は,よりマイナー,だけど必要なこと。

学級担任であれば必ずさばかなくてはいけない仕事があります。

コンクールへの出品関係はぬかりなく!

これは重要ですねぇ。

夏休みはコンクール募集の山です。

図工の絵画・工作

国語の作文・標語

理科・社会の自由研究  などなど

学校には夏休み前にこれらのチラシが山ほどくるので,担当の先生が応募できそうなものをとりまとめて一覧にしてくれることが多いでしょう。

そして,夏休みの間に子どもたちはコンクールを選んで作品をつくってきます。

熱心にいい作品をつくってる子。

てきとうだけど,宿題だからとりあえずつくってくる子。

いろいろですが,それらをきちんとコンクールへ出品するのが担任の仕事です。

このとき,やりがちなミスが

・出品が遅れ,コンクールの締め切りに間に合わなかった!

・コンクールに出しはしたが,どの子の作品をどれに出したか分からなくなった!

・作品は返却されないことを知らなかった!

といったことです。

こんなミスがあった場合は,せっかく作品をつくってきた子どもに申し訳ない事態になってしまいます。

また,家庭によっては熱心な保護者が一緒になってつくってくださっているところもあり,非難されてしまうことも起こりえます。

2学期早々そんなことは避けたいので,「ぬかりなく」やりましょう。

そのためにも

○各コンクールの締め切りは確実に把握し,間に合うよう出品する!

 →同学年の先生どうしで声を掛け合うようにするといいでしょう

○どの子の作品をどのコンクールに出したかを名簿にチェックしておく!

 →出品一覧をコピーしておいてもらうのも手です

○返却されない作品は,デジカメやスキャナなどでコピーを残しておく!

 →そのコピーを学級に展示したり,子どもに返却したりすることができます

こういったことは経験から身につく知恵ですね。

さて,以前にコメントを寄せてくださった方が,ご自身のブログに小学生攻略法を紹介してくださっています。

こちらです↓

http://d.hatena.ne.jp/santoichinoni/20110904/1315108394

身にあまるご紹介をいただいていて,恐縮です。

ブログをとおしてこうやってネットワークが広がるのは大変うれしいことです。

私も「見ていただく」立場というのをしっかり意識していきたいと思います。


行事の多い二学期を見通して鼻息を荒くする前に

2011-09-02 22:04:07 | 学級生活の攻略法

さあ,2学期がスタートしました。

スタートしてしまいました。(笑)

始業式で,校長先生が子どもたちに「もう後戻りはできませんよ~」って,笑顔で言っていたのが,私の胸にもズサッときました。(笑)

2学期は秋の行事が満載です。

どんなものがあるかは学校や地域により様々でしょうが

運動会

学習発表会

音楽祭

読書祭り

陸上記録会

持久走大会

などなど。

これらに加えて,研修関係で研究授業があったりもして(私も)

また,学校だけでなく地域の行事までたくさんあるから,また大変です。

カレンダーを見つめながら,鼻息が荒くなりそうです。

そしてそのままのテンションで,学級の子どもたちにも

「夏休み気分を吹っ飛ばせ~!!気合いだ~!!全力で行くぞ~!!」

なんて喝を入れたくなります。

まるで自分に言い聞かせるかのように。。。

でも,その前に,一回冷静になって

どのイベントにどれくらい重点を置くかを考える!

ことができる担任になりましょう。

確かにこれらの一連のイベントはどれも特別で,おもしろくて,精一杯のぞめばそれだけの感動や思い出ができるものです。

だからやる気も高まります。

でも,本当にすべてのイベントに100%のエネルギーを費やせるのか?

そこを考えて見るべきです。

・じっくり取り組む時間はあるだろうか?

・子どもたちの体力はもつだろうか?

・授業に支障はきたさないだろうか?

・担任が回らなくなることはないだろうか?

・クラスの実態,子どもたちの関心に合っているだろうか?

それにのぞむ集団のリーダーとして,組織にはっぱをかけるだけでなく,冷静に戦力や環境を吟味する目をもちたいですね。

その上で,もし時間がないと判断すればどれかの取り組みを簡略化したり,子どもたちの体力的に厳しいと判断すればどれかをトーンダウンしたりすることもありでしょう。

そして,「これ」というものを精選して,精一杯の重点を置きます。

そこに大きな感動を味わう仕掛けをつくればいいですよね。

2学期という長く密度の濃いスパンを見通して,トータルで充実したバランスのいい学期になるよう,工夫していきます。