もっと乗りた~い,自転車に!

自然の中をロードバイクで走るのが大好き。現在の愛車ははPINARELLO GAN-RS(2016)。

小祭礼三日目 旧水府村和田での田楽舞。

2015-03-28 | 自転車

今日は小祭礼三日目。今日は和田の祭場で祭り一番の賑わいを見せる一日でもあります。行列の入場,並びに神事,そして舞台での田楽舞などが行われ,かなりの人手が予想されます。交通規制もかかるし…。
    
しかし自転車ならどこへでも入って行けちゃうのです。祭事が行われる1時間前に現着すると祭場は既にかなりの人。この近くの集落ごとに七台の山車が出て,笛や太鼓のお囃子をにぎやかに鳴らしています。
そうこうしているうちに行列が入場してきます。様々な装束を身に纏った人達が,歩いてやってきました。高齢の方も多いです。
    
続いて西金砂神社の神職によって神事が行われます。五穀豊饒と天下泰平が祈られ,司会のアナウンスに従って,僕たち見物客もも低頭します。お供えものには海のものと山のものが供されます。この祭事は元々日立市の水木浜と縁のあるものなので…。
    
そしていよいよ本日のメイン。田楽舞が舞台で披露されます。この地に1200年続く伝統の踊りです。「四方固め」から始まり,「獅子舞」,「種子蒔き」,「一本高足」と四つの踊りが順に行われます。始めの頃は少し遠いところから観ていたのですが,お仕舞いの頃は舞台の真下にかぶりついて観てしまいました。舞台からは縁起物の籾米が撒かれ,僕は親切なおじさんに分けて貰いました。
    
あとで撒いて育てようかな?朝の九時半から昼の一時半まで4時間にわたり見ることができて満足しました。楽しみにしていた町田の火消し行列がやり手不足で中止になったのが残念!
七年後は志願してやらせてもらおうかな?地元以外の人間でも出来るなら喜んでお手伝いしちゃいます。
    
【田楽舞について】
四方固め…天から降りてきた瓊々岐尊を猿田彦(天狗の面)が出迎える
獅子舞…笑いの面を被った大国主命が鈴を鳴らしながら,粗暴な神(獅子の面)たちを鎮め,思いのままに舞うことで,武力を用いず人徳をもって国を統治する様子を表した。
種子蒔き…蓮葉笠を被り,五穀豊穣を祈るため,蓮葉踊りとも呼ばれる。
一本高足…武甕槌命が大国主命らに対して行った国土返上の交渉を成立させた際の喜びや,冬の間地下に眠っていた霊気を呼び覚まして,農作物がよくできるように新しい生命力を蘇らせる様子を表した。 (常陸太田観光物産協会HPより)
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