テレビニュースを見ていたら,東京ではすでに桜が満開になっているそうで驚きました。千鳥ヶ淵の夜桜の映像を見て,「いや~,ほんとに満開なのね~」と。
水戸では,三の丸にある旧県庁周りの桜が今日やっとほころび始めたところ(写真あり⇒茨城新聞ニュース)。まだ梅も咲いてます。やっぱりずいぶんと気温が違うんですねー。
さて,明日は何の花を探しにどこを走ろうか・・・
今朝の予報によれば,今日は「北のち南の風」なので,南へ行けば楽チンで行って帰って来れる!でもなあ。ただ走るだけじゃなぁ~~。と,やっぱり北方面の金砂郷へ行こう。久慈川→山田川とつないで浅川へ。道路で言ったら県道62号線。ハーフセンチュリーで走る道です。通称「そば街道」とも云います。
たかだた30~40㎞北へ進むだけなのですが,やっぱり違うんですねー。走り出しの頃は開いていたコブシの花が,進むにつれて蕾になってくるんですよ~。自宅周辺では盛りを過ぎかけた梅の花も,北へ進むにつれて今が盛りといった風情に…。中にはまだ蕾を持っている木もあります。
そんななか,目に入ってきた民家脇の小さな畑の梅がとても綺麗だったので,思わず急停車して見入ってしまいました。何ていうんですかねえ?白梅なんですけど,白じゃなくて青白いのです。いや,緑がかってもいますね。綺麗でしたねー。また青い空に良く映えるんですね~。
ちょうどそこに居たおばさんに,「いやあ,綺麗ですねぇ~。写真を撮ってもいいですか?」と聞いてみたら,「どうぞどうぞ。沢山撮ってください」とのお返事。良く見ていただくと分かるんですが,まだ蕾を持っていますよね?花弁も綺麗だし,「まだこれから」っていう勢いを感じさせてくれます。おばさんの畑には菜の花やオオイヌフグリも沢山咲いていました。良い畑だなあ。
さらに聞けば,「この辺ではまだ朝に氷が張るんですよー」とのこと。やっぱり山あいの集落は寒いんですね。ちなみに,この緑がかった花を咲かせる梅は,食用の実を成らせる木だそうです。初めて知りました。さて,おばさんにはお礼を申し上げて再スタートです。
「金砂の湯」に立ち寄り,金砂天然水をボトルに汲んで,小さな峠を越えたら長~い下り。R118で山方宿に出たら,あとは南下。このあとずーーっと南風が強くて参りました。お昼は常陸大宮の「しんすい庵」で,天付き二枚重ね(1,050円)。いつもながら,のど越し良し。風味もしっかりで美味しいなあ。
ここからは強い向かい風を避けるために,土手じゃなくて下道を走って帰宅。
いやいや。今日は思いがけず,というか期せずして良い花見をさせてもらい,何とも幸運でした。
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