何を見ても何かを思い出す

He who laughs last laughs best

静かな杜の雅な一日

2015-05-15 22:09:18 | ニュース
延び延びのなっている火山の話だが、ニュースは生ものなので今日5月15日のニュースを一つ。

「静かな静かな杜」で書いが、この秋以降は下鴨神社の「糺すの森」に集合住宅を建てる工事が始まるというので、今年の葵祭はどうなることかと思っていたが、例年通り平安絵巻そのものに雅やかに行われたようだ。

<薫る若葉、平安絵巻華麗 京都で葵祭>2015年05月15日 12時49分 京都新聞より一部引用
京都三大祭りのトップを飾る葵祭が15日、若葉薫る京都市内で行われた。王朝装束の総勢511人、牛馬計40頭、長さ約800メートルの行列が、フタバアオイを揺らして都大路を進み、平安絵巻を再現した。沿道は約2万2千人(午前11時、京都府警調べ)の見物客で埋まった。
葵祭は下鴨神社(左京区)と上賀茂神社(北区)の例祭。正式には「賀茂祭」という。6世紀に五穀豊穣(ほうじょう)と天下太平を祈った行事が起源で、「源氏物語」や「枕草子」にも登場する。行列は鴨川を渡って正午ごろに下鴨神社に到着。「社頭の儀」では、天皇陛下の勅使が神に贈り物を供えた。午後には上賀茂神社へ向かう。

長い伝統も、そのままの形で維持するのは難しく、時代に即した対応が必要で、下鴨神社の試みはそのリーディングケースとなるかもしれないが、一度失うと取り返しが難しいものに、植物の種がある。

常陸の国から春日大社に白鹿が降臨したという伝説から、鹿は神鹿として崇められる大切な存在でもあるので、鹿への対策は苦慮するものがあるのかもしれないが、葵祭では欠かせない「葵」(フタバアオイ)が、鹿の食害と落葉樹林の減少により危機に瀕しているというニュースを見た記憶があるし、つい最近では、国の天然記念物にも指定されている京都の太田神社(上賀茂神社の摂社)のカキツバタが鹿に食い荒らされているのがニュースになったばかりだ。

神様が与えたもうた生き物と共存しながら大切なものを守り、時代に即した変化を柔軟に受け入れながら、より良いものへ発展させて伝えていかなければならないと、遠い昔に感動した葵祭を思い出しながら感じている。


神様が与えたもうた我が家のワンコ
雄叫び?ワンコ
神経痛の薬が効いたのか、やはりキヤキヤした雄叫びだったのか分からないが、あれからは落ち着いて睡眠
ライフに戻っている。
キヤキヤする若さがあるのなら嬉しいのだが、湿気が多い梅雨時は神経痛もちには嫌な時期。
齢80を超そうかというワンコ、目も耳も鼻も利かなくなっているので十分に注意しないといけない。

神様が与えたもうた我がワンコ、共存共栄がんばろう




葵はあふひ=太陽



延び延びとなるが、火山の話はまだ続く

写真出典 ウィキペディア