つい最近、「富士山噴火」(高嶋哲夫)を読んだので、そのうち「夜は雲の柱」(石黒 耀夫)とあわせて書きたいと思っていたが、「富士山噴火」のなかの言葉を、こんなに早く、こんな形で書くことになるとは思いもしなかった。
最終的には山体崩壊する富士山大噴火から、御殿場をはじめとする被災地域の住民を、まさに命がけで救助する自衛隊員の言葉
『我々の撤退があるとすれば最後である。御殿場の全住民の避難を見届けてからだ』
それを支える自衛隊の信念とは
『十分な準備と訓練、そして強い意思は、不可能を可能に近づける』
「富士山噴火」を読むと、高嶋氏が連作している災害クライシス・シリーズの一環というよりも、自衛隊宣伝機関紙かと思われるほどに全編自衛隊への信頼と賞賛の言葉で埋め尽くされているが、災害救助の現場における自衛隊の活躍を心強く感じている私としては違和感なく読めるものであった。
しかし、その自衛隊が活動しなければならない災害がまた起こるとは。
〔特別警報〕栃木・茨城に大雨特別警報発表 直ちに命を守る行動を
レスキューナウニュース 9月10日(木)7時45分配信
10日12:30現在、気象庁は栃木県と茨城県の全域に大雨特別警報を発表しています。重大な災害の危険性が著しく高まっており、数十年に一度しかないような非常に危険な状況にあります。周囲の状況や市町村から発表される避難指示・避難勧告などの情報に留意し、ただちに命を守るための行動をとってください。
昨夜、例によってワンコの夜鳴きに付き合って起きていると、AM1;25気象庁が緊急に会見するという。
「直ちに命を守るために行動をとって下さい」
一夜明け、あまりの被害に、日本にまた一つ被災地と呼ばれる場所が出来てしまったことに、涙がこみあげてきた。
<茨城県常総市の堤防3カ所決壊 自衛隊ヘリで救助>日刊スポーツ2015年9月10日16時15分より一部引用
ここをクリック!
台風18号による大雨の影響で10日、茨城県常総市を流れる鬼怒川から水があふれ出た。同市若宮戸付近、筑西市船玉、伊佐山付近の計3カ所の堤防が決壊した。1階部分に濁流が押し寄せ、2階ベランダでタオルを振り続けて救助を求めていた2人の元に、自衛隊が到達。次々と救助して、ヘリコプターに収容した。
<犬と屋根で救助待つ住民2人を救助>日本テレビ系(NNN) 9月10日(木)16時57分配信より一部引用
大雨の影響で10日、茨城・常総市で鬼怒川が決壊し、住宅地に濁流が押し寄せた。犬とともに住宅の屋根で救助を待っていた住民2人を自衛隊のヘリが救出した。
ここをクリック!
以前、ワンコも避難所に入れるようになったことは書いたが、このような準備が役に立つような災害ばかり起ることが恨めしい。(注、「みんな同じ命」)
身ひとつで逃げなければならない時に、今にも流されてしまいそうな屋根の上でワンコだけを胸に抱き救助を待っていた人の想いと、命がけで救助にあたった自衛隊員の想いが映像から伝わり、どうしようもなく、泣けた。
消防と警察と自衛隊の方々が、命をかけて救助して下さることへの信頼感は増すばかりだが、もうこれ以上被災地と呼ばれる場所は増えて欲しくない。
辛すぎる。
頑張れ!被災地
頑張れ!消防、警察、自衛隊
頑張れ!日本
最終的には山体崩壊する富士山大噴火から、御殿場をはじめとする被災地域の住民を、まさに命がけで救助する自衛隊員の言葉
『我々の撤退があるとすれば最後である。御殿場の全住民の避難を見届けてからだ』
それを支える自衛隊の信念とは
『十分な準備と訓練、そして強い意思は、不可能を可能に近づける』
「富士山噴火」を読むと、高嶋氏が連作している災害クライシス・シリーズの一環というよりも、自衛隊宣伝機関紙かと思われるほどに全編自衛隊への信頼と賞賛の言葉で埋め尽くされているが、災害救助の現場における自衛隊の活躍を心強く感じている私としては違和感なく読めるものであった。
しかし、その自衛隊が活動しなければならない災害がまた起こるとは。
〔特別警報〕栃木・茨城に大雨特別警報発表 直ちに命を守る行動を
レスキューナウニュース 9月10日(木)7時45分配信
10日12:30現在、気象庁は栃木県と茨城県の全域に大雨特別警報を発表しています。重大な災害の危険性が著しく高まっており、数十年に一度しかないような非常に危険な状況にあります。周囲の状況や市町村から発表される避難指示・避難勧告などの情報に留意し、ただちに命を守るための行動をとってください。
昨夜、例によってワンコの夜鳴きに付き合って起きていると、AM1;25気象庁が緊急に会見するという。
「直ちに命を守るために行動をとって下さい」
一夜明け、あまりの被害に、日本にまた一つ被災地と呼ばれる場所が出来てしまったことに、涙がこみあげてきた。
<茨城県常総市の堤防3カ所決壊 自衛隊ヘリで救助>日刊スポーツ2015年9月10日16時15分より一部引用
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台風18号による大雨の影響で10日、茨城県常総市を流れる鬼怒川から水があふれ出た。同市若宮戸付近、筑西市船玉、伊佐山付近の計3カ所の堤防が決壊した。1階部分に濁流が押し寄せ、2階ベランダでタオルを振り続けて救助を求めていた2人の元に、自衛隊が到達。次々と救助して、ヘリコプターに収容した。
<犬と屋根で救助待つ住民2人を救助>日本テレビ系(NNN) 9月10日(木)16時57分配信より一部引用
大雨の影響で10日、茨城・常総市で鬼怒川が決壊し、住宅地に濁流が押し寄せた。犬とともに住宅の屋根で救助を待っていた住民2人を自衛隊のヘリが救出した。
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以前、ワンコも避難所に入れるようになったことは書いたが、このような準備が役に立つような災害ばかり起ることが恨めしい。(注、「みんな同じ命」)
身ひとつで逃げなければならない時に、今にも流されてしまいそうな屋根の上でワンコだけを胸に抱き救助を待っていた人の想いと、命がけで救助にあたった自衛隊員の想いが映像から伝わり、どうしようもなく、泣けた。
消防と警察と自衛隊の方々が、命をかけて救助して下さることへの信頼感は増すばかりだが、もうこれ以上被災地と呼ばれる場所は増えて欲しくない。
辛すぎる。
頑張れ!被災地
頑張れ!消防、警察、自衛隊
頑張れ!日本