心を整えた場所と涙を拭いながら食べたコロッケパン

あれから もう15年かぁ。

中学二年生になった娘の顔色が日を追う毎に悪くなり

オリーブ(女房殿)が学校へ相談に行ったら思いもよらぬ指導があり、その後 娘は登校拒否になり

小学校から一緒だった友達が入れ替わり立ち替わり心配して連絡してくれたのに

何度も学校の門まで行っては

戻る日々が続いた。

小学校から一緒だった友達も皆 良くしてくれたのに

ただ１人の学年主任の言葉で

家族が闇の底に突き落とされた。

全て自分が悪いと思い詰めたオリーブ(女房殿)と娘の心が壊れて。

でも一番悪いのは その異変に

気づけなかった おいら。

仕事に託つけ家族の異変に気づくのが遅れ

オリーブを入院させるまで症状を悪化させてしまった。

毎週 見舞いに行く前に必ずこの公園のベンチで心に嘘をついて。

うつろな目で おいらを見る彼女

そっと抱き締めると

小刻みに震えが伝わる。

心の声が聞こえない。

帰り道 立ち寄るパン屋さんで買ったコロッケパン、

あの時は何を食べても

砂を噛んでいるみたいだった。

退院しても目が離せず

ずっと そばに居た。

あんなに ずっと一緒に居たのは

後にも先にも あの時だけ。

捨てる神あれば 拾う神ありで

沢山のかたが手を差しのべてくれた。

時々 顔色が変わる時がある、

もう見逃さないぜ。

オフコースの「時に愛は」がよぎる。

時に愛は力尽きて🎶

崩れ落ちてゆくように見えても・・・🎶

その全てに

ご馳走さまです😋

ps:暑さでバテ気味のグスに

娘がクール布団を買ってきた。
ちゃんと昼寝してる🐹