今月 渋谷道玄坂裏にオープンした
居抜きで借りた二階にある店舗。
毎度お馴染み手づかみで。
「カンズ キッチン」
居抜きで借りた二階にある店舗。
看板も撤退した居酒屋のが掲げたままなので解りずらい。
扉を開けると
いらっしゃいませ~
と超元気な声で迎えてくれる。
以前 目黒の「パンパバーガーダイナー」の時に食べに行った以来だ。
あの時は舞台俳優をやりながらの料理人で
色々な苦労話しを伺った。
その後 閉店して白金のダイナーのお手伝いをして
今月 自らの店舗をココに。
TVチャンピオン デブ飯料理人選手権で優勝した経歴があるのに本人
は至って謙虚。
そんなオーナーがこしらえたチーズバーガーがテーブルに。
写真を撮っても?に
勿論です😊でカシャッ
毎度お馴染み手づかみで。
国産牛の赤身を粗挽きしたパティは あっさりして微かにジューシー
軽く炙ったチーズの塩気に肉汁が反応して旨味を増す。
口の中で熱々の肉の粒にひんやりレタスとトマトの酸味が混ざり合えば
ハンバーガーの真骨頂。
その全てを焼きめ強く芳ばしい
フワッとゴマバンズが包み込む。
この界隈は
亡き親父殿が戦後
根城にしていた街。
キャバレーのバンドマンで
ウッドベースをつま弾いていたんだ。
おいらが小学生の頃
何度か この界隈を連れ回し
行きつけのジャズ喫茶で
ミルクセイキを飲んだんだ。
この街での親父殿の呼び名
「・・ちゃ~ん」
悪さも 嘘も 騙も 裏切りも
それでも這いつくばって
生きていたんだ。
あの時の話しを聞いた
ジャズ喫茶は もう無い。
その記憶と共に
ご馳走さまです😋
映画のような華やかな人生だったのでしょうか。懐かしさのなかに、お父様への憧れがありそうですね。
我が家の家族 親戚に至るまで、一癖も二癖もある輩が多いんです。
おいらも その一人。
情けなく
みっともない生きかたしか出来ないけれど
誰かに生かされてやす。
しぇふ