44年前 カナダの風は何色

日本にはもう

帰らない？帰れない？帰れまてん？

と決めて渡ったカナダはエドモントン。

もう恋なんかしないんだ❗

ドラムが おいらの恋人じゃ❗

みたいな

１日の〆は公民館みたいな集会所のベースメントの隅で叩いていた

肌の色の違いで差別や偏見に苦しんでいたけど

叩くと頭がスッキリし次の日に繋げられた。

英語は しゃべれない

コミュニケーション能力も無い

孤独なポンポコタヌキだった。

そんなある日

知り合いの家の親戚の女の子が

何で周りの人と仲良くしないの？と話しかけてきた。

ブロンド髪をたなびかせ

アクティヴゥに寄ってくる

チャーリーズエンジェルみたいな子。

面倒くさくって無視してたのに

お世話になっていたママさんから強制的にパーティーに出席させられ その女の子をエスコートする羽目に。

なんの話題も無い つまんねぇおいらに

しつこい位 絡んでくる彼女。

出席したくないパーティーに何度か一緒した ある日

慣れない酒に酔い潰れ

強引に押し倒されキスされたまでは覚えてたけんど

気がつくと 朝

おいらのベッドに・・・

何かした？ 何かされた？ 何か？

それから どこへ行くにも一緒に💕

そして彼女の兄のバンドでお世話に🎶なり

クラブでオーディエンスの前で叩かせてもらって🥁💥

おいらが帰国し数年後

ヴァンクーヴァーでナースになりケベックの男性と結婚したと💒

あの日二人で聴いてた

ハートのバラクーダ🎸🎤の曲が頭をよぎる🎶

So this ain't the end,I saw you again today🎶

I had to turn my heart away🎶