葛飾柴又・・といえば、
ほとんどの日本人が「寅さん」を思い浮かべるのではないだろうか。
その柴又にある「寅さん記念館」へ行ってきた。
京成高砂駅で乗り換え柴又駅で降りると、駅前の広場で寅さんが迎えてくれた。
柴又帝釈天でお参りをし、江戸川の河原へぬける。
堤防はサイクリングロードとなっていて、自転車やラン&ウォークと
それぞれが散策を楽しんでいる。
木陰にあるベンチでは、クラリネットの音階を練習している女性がいた。
なんとも、くつろげる空間だ。
「寅さん記念館」は想像以上に良かった。
当時の映画セットをそのまま使って再現しているそうで、
物語とともに昭和という時代が鮮やかに思い起こされてきた。
記念館の出口に俵万智さんの詩が紹介されていた。
「なんでもない会話、なんでもない笑顔、なんでもないからふるさとが好き。」
山田洋次監督は寅さんを通じて、
なんでもない庶民の日常生活の中に、幸せが潜んでいるということを
気づかせてくれた。
隣の山田洋次ミュージアムで印象に残った言葉
「日本人独特のつつましい、身の丈にあった暮らしかた、生活文化は、
幕末から敗戦を貫いて昭和30年頃までは細々つながっていたと思う。
今日、それがほとんど崩壊してしまった。
何故なのか、どこでまちがってしまったのか・・・」
山田監督の問いかけ・・それは、家族とは何か、人生とは何か、幸せとは何か
ということだろう。
多くの寅さんファン山田作品のファンは、映画の中で"人間にとって大切なものは何か"
ということをそれぞれが感じ、時に笑い、時に泣き、癒され、元気をもらう。
そして、日々の暮らしをたんたんと生きてきたのだ。
葛飾柴又、初めて訪れた場所だが、どこか懐かしさを感じた。
それは寅さんのふるさとであると同時に、
日本のふるさとを感じる場所だからかもしれない。
寅さんのように、時折ふらっと帰りたい・・・そんな素敵な場所だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
映画のシーンを思い起こす江戸川の河川敷。子供達が野球をして遊んでいた。
実際に使ったセットをそのまま再現しているそうだ。確かにリアルだ。
等身大の寅さんが居眠りをしている。
矢切の渡し:柴又と矢切(千葉県松戸市)を結ぶ渡し舟。
同乗したガイドのようなおじさんが、
「昨年の10月に100円から200円に値上がりした」と教えてくれた。
距離にすると200mもないほどだが、ゆっくりと10分くらいかけて渡しを楽しんだ。
帰りは、「矢切の渡し」を口ずさみながら・・新葛飾橋を渡って帰った。
途中、野菊の墓の案内所によったり、河川敷のゴルフや野球を見ながら戻った。
<葛飾柴又 寅さん記念館 official site>
ほとんどの日本人が「寅さん」を思い浮かべるのではないだろうか。
その柴又にある「寅さん記念館」へ行ってきた。
京成高砂駅で乗り換え柴又駅で降りると、駅前の広場で寅さんが迎えてくれた。
柴又帝釈天でお参りをし、江戸川の河原へぬける。
堤防はサイクリングロードとなっていて、自転車やラン&ウォークと
それぞれが散策を楽しんでいる。
木陰にあるベンチでは、クラリネットの音階を練習している女性がいた。
なんとも、くつろげる空間だ。
「寅さん記念館」は想像以上に良かった。
当時の映画セットをそのまま使って再現しているそうで、
物語とともに昭和という時代が鮮やかに思い起こされてきた。
記念館の出口に俵万智さんの詩が紹介されていた。
「なんでもない会話、なんでもない笑顔、なんでもないからふるさとが好き。」
山田洋次監督は寅さんを通じて、
なんでもない庶民の日常生活の中に、幸せが潜んでいるということを
気づかせてくれた。
隣の山田洋次ミュージアムで印象に残った言葉
「日本人独特のつつましい、身の丈にあった暮らしかた、生活文化は、
幕末から敗戦を貫いて昭和30年頃までは細々つながっていたと思う。
今日、それがほとんど崩壊してしまった。
何故なのか、どこでまちがってしまったのか・・・」
山田監督の問いかけ・・それは、家族とは何か、人生とは何か、幸せとは何か
ということだろう。
多くの寅さんファン山田作品のファンは、映画の中で"人間にとって大切なものは何か"
ということをそれぞれが感じ、時に笑い、時に泣き、癒され、元気をもらう。
そして、日々の暮らしをたんたんと生きてきたのだ。
葛飾柴又、初めて訪れた場所だが、どこか懐かしさを感じた。
それは寅さんのふるさとであると同時に、
日本のふるさとを感じる場所だからかもしれない。
寅さんのように、時折ふらっと帰りたい・・・そんな素敵な場所だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
映画のシーンを思い起こす江戸川の河川敷。子供達が野球をして遊んでいた。
実際に使ったセットをそのまま再現しているそうだ。確かにリアルだ。
等身大の寅さんが居眠りをしている。
矢切の渡し:柴又と矢切(千葉県松戸市)を結ぶ渡し舟。
同乗したガイドのようなおじさんが、
「昨年の10月に100円から200円に値上がりした」と教えてくれた。
距離にすると200mもないほどだが、ゆっくりと10分くらいかけて渡しを楽しんだ。
帰りは、「矢切の渡し」を口ずさみながら・・新葛飾橋を渡って帰った。
途中、野菊の墓の案内所によったり、河川敷のゴルフや野球を見ながら戻った。
<葛飾柴又 寅さん記念館 official site>