野球が好きだ

水道橋西口を出て、歩道橋を東京ドームへ向かうと
目の前に大きなメッセージボードが現れた。

「躍進」・・・今年のジャイアンツのテーマだ。
原辰徳監督の熱いメッセージが書かれていた。
その、あまりにもストレートな言葉に、思わず立ち止まり何度も読み返した。

「躍進」
プレッシャーのない人生なんて、
楽しいか？

失敗したら野次られる
勝負に負けたら外される。

だからこそ、
必死になって努力するんだ。

プレッシャーは
埋れた力を引き出すチャンス、
大歓声を浴びるチャンスだ。

あえて宣言しよう
今年は躍進して連覇を狙うと

さあ、真剣勝負を楽しもう。

原監督にはスマートな印象を持っていたが、この泥くさい言葉に共感を覚えた。
サムライジャイアンツの精神は継承されているようだ。

本日、楽天2勝1敗で、日本シリーズ第四戦が行われる。
残念ながらチケットが取れなかったので、TVで真剣勝負を楽しもう。

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16時49分・・号外メールが入る。
「打撃の神様」川上哲治氏が死去

昭和40年代 巨人は日本シリーズ9連覇した。
その監督が川上哲治氏だ。
高度成長期・・巨人・大鵬・卵焼き・・と言われた時代。
私も長嶋に憧れ野球を始め、夢中になって巨人を応援していた。

川上さんは監督引退後、少年野球の指導に尽力した。
四国の松山に来た際、サインボールをいただいた。
そこには「努力」と書かれていた。

私にとって野球は人生の縮図だ。
今夜は久しぶりに、真剣に野球を見てみたいと思った。

合掌