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戦後 歴史の真実

2015年08月01日 | 読書・歴史
戦後70年目の8月を迎えた。

「歴史認識」の問題で、とりわけ中国や韓国から非難されているが
そもそも私達はその「歴史」をあまりにも知らない。
いや知ろうとしていないのかもしれない。

一つには間違った戦後教育と反社会的なマスコミの存在が
日本を一方的に加害者と位置づけ、
日本人を自虐へと導いたことが背景にある。

この本では、その歴史について客観的な史実を基に
著者がその背景や意味を解説し、
国家とはどうあるべきか持論を展開している。

共感する点が多くあった。

特に、教育改革の必要性、官僚支配主義からの脱却は
まったくその通りだと思った。

また知らない事も多くあった。
例えば東京裁判でインドの代表判事であったパール博士が
裁判の無効を訴えていたことなどだ。

私達は歴史を学ばなければならない。
どのような史実があったのか、その背景は何なのか。

そして
自己のありかた、公のありかた、国家のありかた
を、模索していかなければならない。

それが民主主義の根本だ。

実に示唆に富んだ書だった。

各テーマで賛否はあるだろうが、
自分の意見を持つという事がまずは大事だ。

戦争は良くない。
というのは簡単だが、その戦争を繰り返さないためにも
史実を可能な限り客観的に知り学ぶ事が必要だ。

70年前、3月10日東京空襲で8万人、
8月6日広島の原爆で13万人、9日長崎で7万人の方がなくなったそうだ。
日本の一般市民に対するアメリカの非人道的な行為は絶対忘れてはいけない。

と同時に中国や韓国に対する日本の侵略行為は
率直に反省しなければいけない。

歴史認識というものは今の国家観を表すものだ。

安倍首相の70年談話に注目したい。


戦後 歴史の真実 (扶桑社文庫)
クリエーター情報なし
扶桑社



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