どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

円覚寺にて座禅会

2016年01月09日 | Weblog
鎌倉にある禅寺・円覚寺で坐禅会に参加した。

昨年新宿で開催された、
円覚寺管長 横田南嶺氏の出版記念講演会に参加した事がきっかけだ。

寺の坐禅会に参加するのは三度目だ。
30年くらい前、会社の研修で京都の萬福寺で坐禅をしたのが最初で
10年くらい前、名古屋の観昌寺(かんしょうじ)が二度目だ。

午前9寺、新橋からJR横須賀線に乗り鎌倉を目指す!

予想に反して車内は混んでいた。
特に、横浜あたりから通勤電車よりも激しい混みようだった。
みなさんどこへ行くのだろう!?・・と思っていたら
私と同じ北鎌倉駅で半分くらい下車した。


この辺りは、歴史のある寺が多数あるようだ。
午後1時20分の坐禅会まで時間があったので建長寺へ向かった。


建長寺は1253年に開山した、日本で最も歴史のある禅寺だ。
拝観料300円を支払い入ると、ちょうど三門にて11時から法話があるらしい。

山門(三門)とは三解脱門(さんげだつもん)といい、
空・無相・無願の境地に至り、煩悩を取り払う門と言われている。

禅とは何か! 心だ。さらに言えば慈悲の心だ。

直下愚直・・・バカになれ!
愚になるとは、考えている事、知っている事をすべて捨てる事を意味する。

捨てるとは、頭ではなく心でわかる事。
そのために、坐禅をする。

「鐘つけば いちょう散るなり 建長寺」~夏目漱石

いちょうの葉が散る光景は、
すべてを捨て去り愚の境地に至る事を表現している。

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建長寺の門前で、けんちんうどんセットを食べ円覚寺へ向かった。
約10分で円覚寺に着いた。

時間があったので境内を回った。
建長寺よりも広い境内には、坐禅をする道場が数カ所あった。

円覚寺には夏目漱石も坐禅をしに来ていたそうだ。


1時20分からの初心者向け坐禅会・・約100人が並んでいた。

道場に入ると、修行僧の説明が始まる。
最初に挙手でアンケート・・
ほとんどの人が、円覚寺に来るのも坐禅をするのも初めてのようだ。

私も坐禅の仕方を忘れているので、初めてと同じだ。

坐禅は姿勢を整え、呼吸を整える事で、心を整える。

実際に坐禅をやったのは20分くらいだった。
修行僧と参加者のコミュニケーションが実に面白かった。

どうして坐禅をしようと思ったのですか?
と、20人くらいに聞くとみなさんちゃんと応える。

また坐禅が終わってから質問を受けると
次から次と質問が出て、またその内容が実に良い。

約1時間が、あっという間だった。


本日坐禅をした道場:居士林(こじりん)
老朽化のため来年建て替えをするそうだ。
建て替える前に、また訪れたい場所だ。

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坐禅

自分のおろかさ いたらなさ つたなさに気付く

そしてはじめて 人の弱さ 痛みに気が付き

慈悲の心に通じていく


<円覚寺 official site>
コメント
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