観光振興による地方創生~DMOによる地域経営と観光マーケティング
講師:大社 充(おおこそ みつる)氏
会場:ウインクあいち
会場に到着したのが少し遅れた。
ざっとみまわしたところキャパ100名の座席はほぼ満席。
係の人が誘導してくれたのが一番前の席だった。
私は講演会では聞き取りやすいよう
いつも一番前の席に座るのでありがたかったが、
すでに講演が始まっていたので
じゃまにならないよう静かに着席した。
大社氏の話は、具体的かつシナリオが明確で
とてもわかりやすかった。
<食事>
地元に観光バスが止まれるような食事をするところはありますか?
また、みなさんはそこへ食べに行きますか?と聞くと
ほとんどの人はお店があっても食べに行かない・・と答えます。
なぜですか?・・・高いし、おいしくないから・・・と答えます。
地元の人が行かない店に観光客は集まらないし、
もし来たとしてもリピートにつながらないでしょう。
<宿泊>
自分たちのまちは魅力があるまちだと思いますか?
活気があって、住み続けたいと思いますか?
宿泊は旅館だけでなくまち全体の魅力が重要です。
住んでいる人が生き生きとしていなければ
訪れても楽しくありません。
全国的に温泉旅館は低迷していますが、元気な温泉が3つあります。
群馬県の草津温泉、有馬温泉、そして別府温泉です。
これらに共通して言えるのは
地元の人がまちづくりに力を入れているということです。
<人口減の意味>
日本人は一人当たり年間で平均100万円を地域で使うそうです。
つまり100人の人口減で1億円の経済損失ということです。
<インバウンドで旅行者が増えればそれで良いのか>
九州のある地域では年間20回クルーズ船が入港していたのですが
来年は50回に増える予定だそうです。
そのクルーズ船には4,000人の外国人旅行者が乗っているので
4,000人×50回=20万人の来客です。
しかし地元の人はほとんど喜んでいません。
なぜなら・・・通過型だからです。
大型ショッピングモールで買い物をし、観光地をまわって帰る。
地元にはお金が落ちずに、ごみだけが残る、、、
まちを回遊してもらう仕組みが必要です。
日本で人気の場所といえば
東京ディズニーランドとUSJです。
これらの民間でやっているマネジメントをまちにおいてできないか?
それを実践するのがDMO(Destination Management Organization)
>観光地経営です。
まちの観光担当者から「人が来ない」・・とよく聞きます。
「誰に来てほしいですか?」と聞くと・・誰でもいいです。
「どこから来てほしいですか?」・・・東京・・と答えます。
誰に来てほしいのか、どこから来てほしいのかを明確にしなければ
具体的な計画は策定できません。
その他、
お土産だけが商品ではない、まち全体が商品(価値)なのです。
等々・・・なるほど・・とうなずく話ばかりだった。
まだ話は続くが、あまりにも長文となってきたので
今日はここまでとしよう。
第二部では愛知県や桶狭間で観光に関わる方が
現状や課題を発表した。
こちらもたいへん参考になった。
観光を振興するということは、
自分たちが元気になることがスタートだ!
観光についてもっと勉強し、
活力のあるまちづくりに参画したいと強く思った。
講師:大社 充(おおこそ みつる)氏
会場:ウインクあいち
会場に到着したのが少し遅れた。
ざっとみまわしたところキャパ100名の座席はほぼ満席。
係の人が誘導してくれたのが一番前の席だった。
私は講演会では聞き取りやすいよう
いつも一番前の席に座るのでありがたかったが、
すでに講演が始まっていたので
じゃまにならないよう静かに着席した。
大社氏の話は、具体的かつシナリオが明確で
とてもわかりやすかった。
<食事>
地元に観光バスが止まれるような食事をするところはありますか?
また、みなさんはそこへ食べに行きますか?と聞くと
ほとんどの人はお店があっても食べに行かない・・と答えます。
なぜですか?・・・高いし、おいしくないから・・・と答えます。
地元の人が行かない店に観光客は集まらないし、
もし来たとしてもリピートにつながらないでしょう。
<宿泊>
自分たちのまちは魅力があるまちだと思いますか?
活気があって、住み続けたいと思いますか?
宿泊は旅館だけでなくまち全体の魅力が重要です。
住んでいる人が生き生きとしていなければ
訪れても楽しくありません。
全国的に温泉旅館は低迷していますが、元気な温泉が3つあります。
群馬県の草津温泉、有馬温泉、そして別府温泉です。
これらに共通して言えるのは
地元の人がまちづくりに力を入れているということです。
<人口減の意味>
日本人は一人当たり年間で平均100万円を地域で使うそうです。
つまり100人の人口減で1億円の経済損失ということです。
<インバウンドで旅行者が増えればそれで良いのか>
九州のある地域では年間20回クルーズ船が入港していたのですが
来年は50回に増える予定だそうです。
そのクルーズ船には4,000人の外国人旅行者が乗っているので
4,000人×50回=20万人の来客です。
しかし地元の人はほとんど喜んでいません。
なぜなら・・・通過型だからです。
大型ショッピングモールで買い物をし、観光地をまわって帰る。
地元にはお金が落ちずに、ごみだけが残る、、、
まちを回遊してもらう仕組みが必要です。
日本で人気の場所といえば
東京ディズニーランドとUSJです。
これらの民間でやっているマネジメントをまちにおいてできないか?
それを実践するのがDMO(Destination Management Organization)
>観光地経営です。
まちの観光担当者から「人が来ない」・・とよく聞きます。
「誰に来てほしいですか?」と聞くと・・誰でもいいです。
「どこから来てほしいですか?」・・・東京・・と答えます。
誰に来てほしいのか、どこから来てほしいのかを明確にしなければ
具体的な計画は策定できません。
その他、
お土産だけが商品ではない、まち全体が商品(価値)なのです。
等々・・・なるほど・・とうなずく話ばかりだった。
まだ話は続くが、あまりにも長文となってきたので
今日はここまでとしよう。
第二部では愛知県や桶狭間で観光に関わる方が
現状や課題を発表した。
こちらもたいへん参考になった。
観光を振興するということは、
自分たちが元気になることがスタートだ!
観光についてもっと勉強し、
活力のあるまちづくりに参画したいと強く思った。