どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

歴史散策~半田市

2022年07月31日 | 読書・歴史
半田は名古屋から南に30km。

哲学者:森信三(もりのぶぞう)氏(1896~1992)の出身地だ。

彼の言葉で好きなのは

人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。
しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。


人の縁、さらにそのタイミングをこれほど前向きにとらえる言葉に
勇気づけられた。

私自身、振り返ってみると、
なるほど・・そうかもしれないと
うなずくことしかりだ。





半田市博物館の「半田ゆかりの文化人」コーナーに掲示されている
森氏のパネルに挨拶をし、散策をスタートした。


博物館に置いてあった各種チラシの中から
半田市文化財ガイドマップを入手し
まずは・・旧中埜家へ行くことにした。





1911年(明治44年)鈴木禎次氏の設計による建築で
国の重要文化財に指定されている。

名鉄「知多半田駅」の近くにある駐車場に車を止めた。
駐車料金は1時間100円・・ありがたい!





中埜邸から徒歩10分・・
半田赤レンガ建物(旧カブトビール工場)
1898年(明治31年)ビール工場として建設された。

この時代の建物は、温かみがあっていい。
見ているだけで心が安らぐ。





童話作家の新美南吉(にいみなんきち)(1913~1943)記念館

今回の散策中、存在を知り訪れた。

彼は29歳という若さで結核により亡くなった。

「南吉の昭和17年」という特別企画コーナーがあった。
亡くなる1年前、余命が短いことを認識しながら
どのように生きたのか・・

時代は戦時中・・
生命の不安・社会の不安に押しつぶされそうになりながらも
懸命に生きている様が、日記や作品から伝わってくる。

昭和17年5月25日の日記

朝陽のさしこむ部屋で朝飯をたべられる幸せ。






昨日が新美南吉109回目の誕生日ということで
記念にいただいたふりかけ!
さすが、ミツカン!半田の企業!






新美南吉の育った家・・
半田市の管理が行き届いているのかとても状態が良かった。

見学は無料。近くに無料駐車場もある。





なんと、森信三の住居跡は南吉の家のすぐ近くだった。


外出するには危険な暑さだったが、
先人の生きた時代と人生にふれ
学びの多い一日だった。


<新美南吉記念館 official site>

コメント
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