スリランカ破産

私はスリランカというよりも、セイロンという方が馴染みが深い。
インドの南に位置する島国。

そのスリランカが破産したと報道されている。
いったい何がどうなったのか？

国家の破産とは何なのか？


報道によると、
企業と同じで、借金が返済できなくなり
お金が回らなくなったことが要因のようだ。

国にお金と信用がなくなったため
原油を買うこともできず、エネルギーが不足。
ガソリンスタンドで1週間以上並んでいる光景が報じられていた。

当然ながら、物流もストップしている。

電気やガスも不足しているので、
薪や炭で調理をしている光景もあった。

破綻した国家はどうなるのか？
詳細は報じられていない。

結局は中国のワナにはまったということらしいが、
身の丈に合った国家運営をしなければならないということだろう。


借金ということで言えば、
日本も他人事ではない。

国家予算の10倍以上の借金を背負っているせいで
新たな投資もできなければ金利を上げることもできない。

結果、国際競争力がなくなり・・円安・・物価高
と悪循環が続いている。

年金も期待できない。

衰退していく国家に、
国民は将来の不安が募るばかりだ。


残念ながら政治も、自民党が圧勝したため
当面この悪循環から脱出することはできない。

日本がどんどん衰退していく・・


なんとかしなければいけない。
身の丈に合った日本の国家運営が必要だ。


国力の基本は、人間力だ。

あらゆる問題を他人事ではなく自分事と思う想像力。
むさぼりの心を捨て、分かち合うことに喜びを持つ包容力。
そして、困難に立ち向かう行動力。

今、日本の将来について
国民が真剣に考えなければならない時期に来ている。

はっきり言えることは、
政治家に任せていたのではダメだということだ。

民主主義の原点に戻り、
国民が声を上げ、政治家が耳を傾ける
そういう国家でなくてはならない。

国民力・・・地道にその声を政治（国家運営）に届けていきたい。