籠池劇場

本日、国会にて籠池氏の証人喚問があった。

私は彼の教育思想に賛同できないが、
今回の喚問は別の問題だ。

喚問に向かう姿勢は実に堂々としたものだった。
質問に対して、時間を稼ぐわけでもなく
テキパキと答えていた。

質疑を聞いているうちに、
結局、何を解明するためにやっているのか
わからなくなった。

本来なら、土地取得に関わる8億円の値引きが
どのようなプロセスで実行されたかを
解明するのが目的のはずだ。

それならば、取引に関わった、
財務局の役人も喚問しなくてはいけない。

本日のやり取りをすべて見ているわけではないが、
マスコミの報道を見ると、
100万円の寄付を受けたか否かに話題が終始している。

このままこの問題が終われば、この喚問は茶番でしかない。

そもそも国会で審議するようなレベルのものなのか
それ自体も疑問に思えた。

不完全燃焼だ。