とうろう流し

速いもので今日は送り盆。
迎え盆の時に作ったナスのウシ。
それとキュウリのウマ。

彼岸から此岸に来る時にはウマのように速く...。
また帰る時にはウシのように遅く帰るように仏前に供えてあった。
午前中にはお墓参りも済ませいつでも帰れるように花を供える。

さて送り火を焚き午後６時半には自宅を出発。
３時頃まで降っていた雨も上がり蒸し暑い夕方である。
いよいよ７時より仏教団による法要。
宗派の違いをこえて市内１３ヶ寺の住職さんや僧侶が一堂に会しながら厳かに読経。



続いて灯ろう流し。
この灯ろうは約一千余灯。
この灯ろう流しも６４回を迎えると言う。
湖上では灯ろうに火が入り次々に湖面に浮かぶ。



ろうそくが灯す灯ろうの明かりは宵闇の湖面いっぱいに広がる。
幻想的な雰囲気を醸し出す。
その灯ろうを流しながら花火も打ち上げられる。

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これでいよいよ夏も終り。
吹く風はもう秋の気配である。